【世界初】伝統技術が生んだステンレスワイヤーネット「ゼノックス」。2021年グッドデザイン賞受賞。建築から工業、環境、鳥獣害など多分野で注目の新素材

普通のネットと同様に扱える100％ステンレスワイヤーネットが誕生

株式会社エドバンコーポレーション（発売元・東京都渋谷区）が新発売したステンレスワイヤーネット【ゼノックスシリーズ】は、高い耐食性と耐火性、ソリッドな独自の意匠性を備える次世代タイプの金属ネットです。
9月に0.45㎜径を先行発売、11月に1.0㎜タイプが揃いました。2021年グッドデザイン賞受賞。
これまで事実上不可能とされてきた編網機製造による裸線タイプでしたが、日本の伝統技術「組紐」を用いることで開発に成功。特許取得。
低コスト、軽量、取扱いの容易さが向上したことで、建築業界をはじめ緑化、工業、装飾、環境、鳥獣害対策など幅広い分野で注目を浴びています。

 

【特徴】
・世界初の有結編網による裸線タイプのステンレスワイヤーネット
・高品質な国産ステンレス（SUS316）を採用。
・ステンレスならではの耐食・耐火性
・金具連結タイプと比べ、コスト・重量・施工性に優れる
・編網機だから実現した線径0.45㎜の極細タイプと、普及タイプの1.0㎜を展開
・金具による光の反射がなく建物の意匠性を守ります
 

【仕様】
素材：ステンレスSUS316ワイヤー
結節：有結節
線径：0.45㎜（1×7）・1.0㎜（7×7）
目合：30～100㎜
タイプ：角目・菱目

【定番規格】

ゼノックス《ZX45-30K》
線径：0.45㎜
目合い：30㎜
重量（㎡）：87g
タイプ：角目

ゼノックス《ZX100-80K》
線径：1.0㎜
目合い：80㎜
重量（㎡）：129g
タイプ：菱目

 

※その他の規格は受注生産にて対応

【開発背景と特許製法】
既存のステンレスワイヤーネットには、ナイロンが被覆されたタイプ（自社製品）や、交差部を金具で連結させたタイプがあります。前者は被覆部分の経年劣化や非耐火性、後者はコスト・重量・施工性などでクリアできない構造上の課題があり、被覆や金具のない完全裸線タイプが求められていました。
高まるニーズと、ステンレスワイヤーネット市場の拡大を受け、製造元の岡本漁網株式会社（愛知県豊橋市）と日本ミニチュアロープ株式会社（大阪府貝塚市）が新製法の開発に着手。様々な試行錯誤を経て、日本の伝統技術《組紐》をつかって水溶性ビニロン繊維をステンレスワイヤーに被覆させる方法にたどり着きます。

 

その特殊な糸を、ナイロン被覆タイプで培った技術で編網して、その後熱湯溶解させることで、待望の裸線タイプが誕生しました。これら一連の製法で２社は特許も取得しています。


【製造過程】
①水溶性ビニロンを被覆したステンレスワイヤーを編網機にセット

②編網された特殊被覆ワイヤー

③専用湯槽で被覆を熱湯溶解。排水は活性汚泥処理器で環境にも優しい

④溶解後のネット

⑤最後に引張機で結束部分を締め直して完成

【広がる用途】
元は工場や設備周りなど高温環境下に於ける防鳥対策用として開発されましたが、既に多様な用途の問合せがきています。
緑化や内装、インテリア、動物園、フェンスなどの建築以外にも、大型の船舶エンジン、特殊機械の内部素材、装飾のベース、遊具、家具、スポーツ用品、アウトドア製品など、これまでにない新素材として広がりをみせています。

【参考価格】
ZX45-30K　 設計価格：9,800円/㎡
ZX100-80　設計価格：16,800円/㎡
※2021年11月時点

【イメージPV】

 

【会社概要】
会社名：株式会社エドバンコーポレーション
所在地：（本社）〒150-0001　東京都渋谷区神宮前4-3-15　東京セントラル表参道2Ｆ
代表者：代表取締役社長　土岐至人
設立：1987年8月4日
URL：https://www.advan-group.co.jp/（鳥害サイト）
　　　https://stainless-net.jp/（ゼノックス特設サイト）
事業内容：鳥害対策製品の製造／販売／施工など

【お客様からのお問い合わせ先】
株式会社エドバンコーポレーション
TEL：[phone]（平日09：00～18：00）
e-mail：[e-mail]

 
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社エドバンコーポレーション
担当：土岐
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