日本の地方が抱える社会課題に、南三陸町が挑戦。
「企業版ふるさと納税」を活用した課題解決プロジェクト『南三陸 未来チャレンジ』スタート
《ステートメント》
地方の新しいかたちを、南三陸から。
東北の小さな港町が、大げさな。そう思われるかもしれません。
でも、私たちは本気です。
「地方創生」。この言葉を目にするようになって、どれくらい経ったでしょうか?
地方は、衰退していくのを待つしかないのでしょうか?
多くの地方と同じく、人口減少や少子高齢化、産業の縮小に悩まされている南三陸町。しかし、ここには豊かな恵みをもたらす海や森、そして、前向きに生きる人々がいます。「南三陸未来チャレンジ」は、それらの魅力を資源に、地域に交流を、仕事を、人材を、企業のみなさんと共創するプロジェクト。
地方の新しいかたちをつくる、大きな挑戦です。すぐに成果が見える、一朝一夕の取り組みではありません。それでも、あの未曾有の震災から立ち上がってきたこの町なら、きっと実現できる。同じような課題を抱える地方の、一筋の光になれる。そして、その光がつながれば、さんさんとふり注ぐ陽の光を浴びるように、日本はもっと輝ける。さあ、復興から地方創生へ。
そんな想いと願いを胸に、私たちは歩みを進めます。
「南三陸 未来チャレンジ」は全国に先駆けた試みとなる「企業版ふるさと納税」を活用した課題解決プロジェクトです。
このプロジェクトでは、南三陸町を「社会実験の場」として位置づけ、日本の地域社会が抱える多くの課題に挑戦。「企業版ふるさと納税」という形でご支援いただいた企業のみなさまには、3つのプロジェクトテーマからなる「南三陸未来チャレンジ会議」にご参画いただき、アイデアや提言をいただきます。
- 「南三陸 未来チャレンジ会議」について
「南三陸 未来チャレンジ会議」 3つのプロジェクトテーマ
テーマ①:地域が賑わう「交流づくり」
地域資源を活かしながら、地域が連携し、新たな交流価値が生まれる次世代型まちづくりを考える。
・対象:道の駅「さんさん南三陸」整備事業 / 交流人口拡大推進事業 / 訪日外国人誘致整備事業など
テーマ②:地域が潤う「仕事づくり」
イノベーションが生まれやすい環境をつくりだし、事業機会の拡大を促進。持続的な地域経済活動の創出や暮らしやすい地域づくりを考える。
・対象:南三陸町創業支援事業 / 町内産業の見える化推進事業 / 就業体験推進事業など
テーマ③:地域の多様性を育む「人づくり」
多彩な価値観や個性を活かしながら、能動的に変化に対応できる力や柔軟な思考力を養う基盤づくりや学びの場を考える。
・対象:地域を学ぶ・地域で学ぶ人材育成事業 / おらほのまちづくり支援事業 / エコカレッジ事業など
※「南三陸 未来チャレンジサポーター」の認定や会議参画には寄附金額等の一定条件がございます。
※プロジェクトテーマ及びテーマに関連する対象事業は変更となる場合がございます。
●南三陸町
宮城県の北東部に位置し、青い海と緑の山々が織りなすコントラストが鮮やかな色彩を奏でる美しい里海里山の町。「森里海ひと いのちめぐるまち南三陸」という町の将来ビジョンを掲げ、海(ASC)と山(FSC)の2つの国際認証を取得、また、志津川湾がラムサール条約湿地に登録されるなど、豊かな自然と共生したサステナブル(持続可能)なまちづくりにチャレンジしています。
●町長プロフィール
佐藤 仁(さとう じん)
1951年12月24日、南三陸町生まれ。仙台商高卒。印刷業を営み、旧志津川町商工会長を務めた。旧志津川町議3期目途中の2002年、旧志津川町長選で初当選。合併に伴う2005年の南三陸町長選で当選。2019年5月~2021年5月に県町村会長を務め、東日本大震災10年目となる2021年に町長選・5選を果たし、次の南三陸町に向けた町づくりを目指す。
【「南三陸 未来チャレンジ」特設ページ】
https://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/kigyofurusato/
【プレスリリースPDF】
https://prtimes.jp/a/?f=d90898-20211130-f469012840779036113e1376eaccc349.pdf
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