【クレアニーズ株式会社】国内外学術機関と産学連携にてIT分野での国内外学生ワンストップ型インターンシッププログラム開始!
国内IT企業向けにインターンシップの実施状況と能力評価を公開し企業に対し個別マッチングも無償で実施します。
1.「Project Based Internship Program(PBIP)」の提供
1)深刻な日本IT業界の人材不足
国内外学術機関と連携して、学生向けの「実際の開発プロジェクト参加型インターンシッププログラム(PBIP)」を提供します。
国内外学術機関との産学連携により、IT技術者として見込みのありそうな学生(国籍問わず)をインターン生として国内のIT開発プロジェクトに受け入れる。このプログラム下で彼らを「日本の開発現場で通じる IT技術者」として指導育成した後に顧客企業への紹介・入社支援までをワンストップで実施する、新たなかたちの人材紹介スキームを構築しました。
このプログラムは連携する各学術機関においても正式な履修科目プログラムとなり、プログラム参加生は日本に1年近く滞在し、日本の文化や生活習慣等を学び、日本の開発現場(弊社の新潟支社)にて弊社が実際に受託した開発案件に携わって実践的な開発経験を積みながら、学校の単位も取得します。開発中の進捗管理記録、社員等とのコミュニケーション内容はIT技術者としての「能力評価資料」となり、人材採用時に参考となります。また、開発成果物は課題提供企業のシステムとしてそのまま利用することが可能です。
*海外学生だけにかかわらず国内学生のインターンシップも実施しております!
2.「PBIP」導入の背景
1)深刻な日本IT業界の人材不足
IT人材の不足は1990年代から現在まで解消されないままとなっています。
近年、産業界では大型のIT関連投資が続いていることや、情報セキュリティ対策の必要性が増えていることなどの理由から、IT関連サービスへの多種多様なニーズが増大しております。しかし、我が国の人口減少に伴い国内の人材供給力が低下している事もあって、IT業界は今後、人材不足がより深刻化していくと予測されています。経済産業省の予測(下グラフ)では、2030年には最大で79万人ものIT人材が不足するといわれています。
2)国内企業の人材不足解消に国外の人材雇用をするも雇用後における問題に直面
中小企業などの求人競争力に劣る一部企業では国内で若手人材を探す代わりに、外国の若手人材を雇用・育成しようとする試みが進められつつあります。外国の若手人材の育成は、国内人材を採用する以上に、企業の負担を増してしまう恐れがあると問題になっています。まず、ITエンジニアとして最低限の知識やスキルは持っていたとしても、開発現場での実務経験がない場合は戦力として機能しないため、職場ごとの働き方の違いやビジネスマナーについて、トレーニングや研修が必要となります。また、IT開発は複数人のチームで作業を進めていく事が一般的であるため、チーム間のコミュニケーションが重要です。しかし日本人であってもこのような新人教育は大変であり企業への負担は大きいと考えられる中、それ以上に日本語が堪能でない外国人材相手となると、比べ物にならないほど企業への負担はかなりのものになると考えられます。場合によっては日本語や、日本で暮らすための一般常識、さらには日本での生活基盤から面倒を見なければならない可能性すらあります。
その結果、外国人材の教育のために、社内の人材リソースを多く割かなければならず、人材不足・開発能力不足を解消するつもりがかえって会社全体の開発能力の足を引っ張る事になりかねずこれにより外国人人材での雇用補填がしにくくなっている傾向にあります。
3)主要顧客からの、外国人人材に関する相談
そのような中で弊社は中国のグループ会社との関わりも多く、その関係上取引先企業の中でもそのような問題を解決すべく一案として外国人人材を雇用したいと考える企業から優秀な人材がいないか相談を受ける機会が増えてきた事が、本計画を考えるきっかけのひとつになっています。弊社は中国のグループ会社と連携してオフショア開発業務を請けている中でIT業界が慢性的な人材不足で深刻な状況と常に感じてきました。そこでこの人材不足を解決すべく人材確保を考えると、国内技術者に加え海外の採用は将来性があるといえます。初任給や将来性を考えての新卒の人材を採用・育成できれば最も望ましいことでしょう。しかしこのような人材には、技術者として必須の開発能力・知識だけでなく、会社ごとに違う商習慣、社会人として基本のビジネスマナー、日本語、さらには日本の生活習慣の事までも教えなければならず、またせっかく育成したのに途中で辞められてしまうリスクもあるといえます。そこで弊社では日本のIT業界に対して国内外学術機関との産学連携によるIT技術知識のある外国人学生の発掘~育成、ならびに顧客企業(国内IT企業)への紹介・入社支援までを実施する新たなかたちのインターンシッププログラムをスタートします。前述のリスク解消のために、次の試みからなる、新たなかたちの人材紹介スキームを構築していきます。
3.PBIPによる企業側へのメリット
1)採用関連経費の削減と採用リソースのシフト(インターンシップ運用、新人研修の期間短縮等)
各社で個別に企画・実施していたインターンシッププログラムを当社が一括して代行するため、これまでかかっていた経費の削減が可能となります。
さらに参加学生のリクルートから行うため通常の人材紹介サービスなどでかかる人材紹介料やインターンシップ募集の広告宣伝費も抑えることができます。
また、人材教育に割いていた人的リソースを本業に集中させることでより多くのプロジェクトを同時並行で進められるようになると考えられます。
2)人材の技術スキル事前評価
弊社でスタートするPBIPの最大のメリットは国内外人材を雇用する際の不安要素(特に技術スキル、社会人基礎力)をインターシッププログラムを通して事前評価し、学生と企業間の適性を採用活動前に確認できることです。インターン生として1年近くプロジェクトに参加しその「能力評価資料」の提供を受けることで、採用と育成の負担・リスクを低減しつつ新卒ながらも即戦力級だとわかる人材の採用が可能となり、人材不足の解消が可能となります。
3)プロジェクト課題の提供による社内業務の促進
PBIPではプロジェクトベースとなるため、その課題となる開発システムを企業より提供していただきます。課題提供企業は採用候補となるインターン生の指導育成や能力見極めに加え、自社のシステム開発課題の解消をローコストで 実施できる事になり、非常にメリットが大きいと考えられます。
4)採用時のマッチング及び外国人就労にまつわる手続きサポート
PBIPで「能力評価」が優れていた卒業生は企業に課題提供企業に優先的に紹介します。その際の就労ビザへの変更といった諸手続きを当社でフォローしていきこのサービス自体も無償で提供していきます。また、就職後にホームシック等の理由で紹介者が退職する事になった場合には、中国にある弊社グループ会社などで再就職の受け皿を用意するほか、顧客企業にも代わりの人材を紹介してフォロー体制も万全にしていきます。
3.クレアニーズ株式会社について
弊社はIoT、ERP、VRなどの幅広い分野の開発をメインとした事業展開をしております。
特にIoTの分野では、ドライブレコーダーアプリの開発実績を中心に、監視カメラのアプリケーション開発など多数の実績があり、この開発技術・実績が弊社の強みといえます。また開発工程には設計工程と開発工程(人手を要するプログラミング作業)があり弊社ではこのうちの開発工程を、海外グループ企業によるオフショア開発(海外企業の安価な技術力・人材を活用した開発方法)で行っています。この事を通じて、中国を中心とする海外の企業やIT系の学術機関との連携が強みでもある開発会社です。
・会社概要
社名 クレアニーズ株式会社
所在地 東京都台東区元浅草2-6-4 上野コアビル7階
代表取締役 呉 志偉
事業内容 システム開発・自社ソリューション他
Web https://www.creunies.com/
問い合わせ先
HPのお問い合わせフォームよりお願いいたします。
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