ついに開幕!JAPAN PACK 2022[日本包装産業展]
・2月15日(火)から2月18日(金)までの4日間、東京ビッグサイトにて開催
一般社団法人日本包装機械工業会(東京都中央区/会長:大森 利夫)が主催する「JAPAN PACK 2022[日本包装産業展]」が、2022年2月15日(火)より開幕いたしました。
1964年以来、33回展となる今回は「ともにつくる 未来の包程式」をテーマに299社・団体が出展。「省エネ・省資源化」「人手不足解消」「安全安心・衛生性向上」をはじめ、カーボンニュートラルや、新型コロナウイルスへの対策など、喫緊の課題を「包装」のチカラで解決する機械・技術・サービスが展示ホールで披露されています。
開幕初日となった15日(火)の開会式では、主催者を代表し、会長・大森利夫が「今、持続可能な社会の実現へ向けて、『包装』が何をできるのか問われております。当展では、人手不足解消、製造・物流コスト低減、省エネ・省資源化等の様々な課題に対する解決策を包程式として発信します」と述べました。また、来賓として登壇した経済産業省 製造産業局 産業機械課長・安田篤氏からは、本会について「コロナ禍で食品、医薬品を衛生的に管理できる包装機械への注目度も以前より高まっています。包装機械は様々な課題の中で重要な役割を担っています」と挨拶がありました。
日本包装機械工業会主催のTOPディスカッション<ともにつくる 未来の包程式>では「これからの包装機械づくりとは?」「使えば使うほど環境が良くなる包装とは?」「海外メーカーと戦う“強い競争力”とは?」などの多彩なテーマで展開され、3名のパネリスト(大森利夫・山本治男・伊早坂嗣)からは「お客様の製造現場を合理化する我々(包装機械)の製造現場を自動化・合理化していく」「日本の“過剰包装”は文化として育んできた“良いガラパゴス”の面がある」「エネルギーを消費するのではなく生み出す“自己完結型包装機”に取り組んでいく」「包装にまつわる課題解決には消費者も“半歩の手間”をかけていく必要がある」など、闊達な意見が飛び交いました。最後に、コーディネーターを務めた副実行委員長・生田涌希は「社会にとってなくてはならない包装がより進化する分岐点に立っており、地球や人との付き合い方のステージアップに、包装機メーカーが貢献し、包装の価値を高め続ける責任を果たしていく」と締めくくりました。
会場では、出展者ブースでの展示に加え、包装関連業界における有識者の特別講演会・専門セミナー(約40本)を実施しています。他にも、出展者の最新の研究・開発の成果を表彰する<JAPAN PACK AWARDS 2022>、海洋プラスチックごみ問題の解決をめざした<CLOMA展示>、パッケージの原料調達・製造から廃棄・再生までの課題や企業の事例を可視化した<包装ライフサイクル展示>など、多様な併催企画をご用意しています。
また、今回は、本展史上初の試みとなる“ハイブリッド展示会”として、公式ウェブサイトでのオンライン展示会(JAPAN PACK Online 2022)を2月25日(金)まで併催しています。チャット画面から直接ビデオ会議を立ち上げられる双方向コミュニケーション(オンライン商談)機能などにより、情報収集・製品紹介から商談までを一貫して行うことができます。
JAPAN PACK 2022では、リアル展・オンライン展の両面で、わたしたちの生活に欠かせない包装の役割の現在地や、可能性(未来)を発信していきます。
◆開催概要
■名称:JAPAN PACK 2022[日本包装産業展]
Japan Packaging & Manufacturing Technology Show 2022
■会期:<リアル展示会>2022年2月15日(火) ~ 2月18日(金) 10時00分~17時00分
<オンライン展示会>2022年1月17日(月) ~ 2月25日(金) 24時間稼働
■会場:<リアル展示会>
東京ビッグサイト 西展示棟(1~4ホール)・南展示棟(1~2ホール)・会議棟
<オンライン展示会>
JAPAN PACK 2022 公式ウェブサイト内 https://www.japanpack.jp/
■開催目的:国内外の包装機械、包装資材、包装材料加工機械、食品加工機械、医薬品・化粧品・日用品製造機器、物流機器、それらに関連する技術・サービスを展示公開し、産業合理化と国民生活の向上に寄与するとともに貿易の振興を図り、包装関連業界ならびに需要業界の発展を通じて、より良い社会の実現に資する。
■展示規模:出展者数 299社・団体(リアル展:264社・団体/オンライン展:35社・団体)
出展小間数1,474小間 ※2022年2月10日時点
■入場料:無料(完全事前登録制)
■主催:一般社団法人日本包装機械工業会
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