「妹と生き別れた施設出身者と語る社会的養護の昔と今」(オンライン対談イベント)をメディアにも公開します
「妹と生き別れた施設出身者と語る社会的養護の昔と今」(オンライン対談イベント)をメディアにも公開します。
特定非営利活動法人チャイボラ(所在:東京都豊島区、代表理事:大山 遥、以下「チャイボラ」)は、2022年4月23日(土)、児童養護施設で育ち、生き別れた妹たちを現在も探しながら社会的養護に関する活動をされている鼻崎孝さんをゲストにお招きし、社会的養護ついて一緒に考えるオンラインイベントを開催いたします。当日は、鼻崎さんの生い立ちや児童養護施設でのご経験をはじめ、児童養護施設出身者としての視点から社会的養護についてご意見を伺える大変貴重な機会です。社会的養護に関心のあるかたはどなたでもご参加いただけます。また、メディア関係のかたにもご参加いただけます。
■イベント概要
<4月23日(土)>20:30〜22:00
テーマ:兄弟と生き別れた施設出身者と考える社会的養護
登壇者:施設出身 鼻崎孝
NPO法人チャイボラ代表 大山遥
■申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfLwP8wMUH6c52BuWHbvSr1tnstLom__x2aJpoOaIK5HtuY6w/viewform
■鼻崎孝さん(48歳)プロフィール
1歳6ヶ月の時に、1歳下の妹とともに大分県別府市の乳児院、その後児童養護施設に入所。施設入所中に骨肉腫が発覚、手術し一命は取り留める。その後も長くリハビリが必要だったが、当時、施設職員の数が少なく付き添える職員がいなかったため、小学校時代から一人で医療センターに通っていた。その後、兵庫県に住む親戚に引き取られることが決まり、施設を退所。しかし、そこで待っていたのは、精神的・肉体的虐待の毎日だった。「このままでは殺される」と感じ妹とともに育ててもらった施設へ逃げ帰ることを決意。周囲の大人たちの手も借りながら、500km以上離れた大分県の児童養護施設に帰り着くも児童相談所の管轄が兵庫県であり、かつ県をまたいでの連携もなかったことで兵庫県の児童養護施設に入所することになる。18歳の退所まで施設で育つが同じ施設に入所した妹とは生き別れの状態になってしまった。また、その後、妹が他にも2人いることが判明した。現在も妹たちの所在はわかっていない。いつか3人の妹たちに出会えることができたらという願いをもちながら、社会的養護に関わるさまざまな活動を精力的に行なっている。どこかで生きているはずの妹たちに届けばという想いで、今回の学習会イベントで初めて本名と顔を公開する。
■メディア関係のみなさまへ
イベントの視聴・質疑応答にはご参加いただけますが、撮影や録音はご遠慮ください。
■NPO法人チャイボラとは
児童養護施設含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援する国内で唯一の団体。現在は全国の1/3以上の施設をサポートしている。主な活動内容は、社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営、施設見学会の企画運営、大学・短大・専門学校への出張授業、施設職員の定着を目的とした研修の運営等。業界内の先駆的な取り組みを積極的に行っており、全国の施設をオンライン上で見学できる「見学フェア」や、メタバース上での交流イベントなども実施している。
・NPO法人チャイボラ公式HP https://chaibora.org
・社会的養護 総合情報サイト「チャボナビ」 https://chabonavi.jp/
■メディア掲載実績
・NHKニュース「シブ5時」、同番組webサイト
・読売新聞
・東京新聞
・北日本新聞
・山陰中央新聞
・宮崎日日新聞
・愛媛新聞
・沖縄タイムス
・高知新聞
・徳島新聞
・京都新聞
・日本海新聞
・福祉新聞 など
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