エマソン 世界最大の商用車用水素補給ステーションの自動化パートナーに選ばれる
KOHYGEN社 と提携して輸送業の脱炭素化を支援すると同時に、世界的な水素燃料補給インフラの拡大を目指す
韓国ソウル(2022年12月1日) - 韓国水素グリーンエネルギーネットワーク社(KOHYGEN)は、先ごろ世界最大規模の商用車用水素ステーションが完成したことで話題となった、先進的な水素インフラ構想の安全性と信頼性を確保するため、グローバルテクノロジー企業エマソン (NYSE: EMR) の高度な自動化ソリューションを採用しました。
このプロジェクトは、二酸化炭素排出量を削減し、水素への投資を促進し、ネットゼロの世界経済への移行を加速する、という 両組織の目標達成に向けた重要なステップです。
KOHYGEN社 の CEO、KyungSil Lee 氏は「ITを活用した統合オペレーション、大容量・高効率の充電システム、そして最も重要な設計安全基準の強化により、スマートで安全な水素充填インフラの構築に取り組んでいます」と述べています。
「エマソンは、韓国と世界のため、豊富なクリーンエネルギー確保を確保する手助けをしてくれています。」
全州市平和水素ステーションは、KOHYGEN社 が2025年までに韓国全土に建設を計画している、35ヵ所の大容量水素ガス/液体水素ステーションの第一号です。
この第一号ステーションは、毎時 300kg の充填能力があり、1時間あたり最大15台、または1日あたり100台以上のバスとトラックに水素燃料の充填が可能です。これは、平均的な水素ステーションのおよそ12倍です。
さらに安定した水素サプライ チェーンの基盤を築いていくために、エマソンと KOHYGEN社 は未来の大容量商用燃料補給ステーションや、同様のプロジェクト向けの技術基準を協力して開発しています。
KOHYGEN社 は、水素充填プラットフォームを拡大し、水素を燃料とする航空機、船舶、その他の多様な輸送手段にサービスを提供する予定です。
「エマソンの持続可能性フレームワークのひとつである'Greening By’戦略に沿って、私たちは世界中でさまざまな水素プロジェクトに取り組み、その専門知識と革新的な技術を活用して水素消費を拡大し、再生可能エネルギーを実現化してきました」と、エマソンのCSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー) Mike Train は述べています。
「KOHYGEN社 との提携は、世界のエネルギーミックスを多様化する上で重要な一歩です。」
エマソンは、水素バリュー チェーン業界における豊富な経験に加えて、温度トランスミッタ、流量計、圧力トランスミッタ、プログラマブル ロジック コントローラ(PLC)、バルブなどのコア技術を提供しています。これらの技術は、韓国国内の水素市場を拡大し、他の国にも展開できる商業的に実用化可能な水素充填モデルを開発するために必要な、ハイレベルのパフォーマンスを実現するためのものです。
KOHYGEN社は、エネルギー業界をけん引する企業9社:韓国地域暖房公社、現代(ヒュンダイ)自動車、GS カルテックス、S-オイル、現代オイルバンク、SK エナジー、SK ガス、E1、韓国エアリキード、が共同で出資しています。
水素バリュー チェーン全体のソリューション開発においてエマソンが果たしている役割については、https://www.emerson.com/hydrogen-value-chain をご覧ください。
Emersonについて
エマソン(NYSE: EMR)は、テクノロジーおよびソフトウェアのグローバルリーダーです。世界でも有数の緊要産業に革新的なソリューションを提供しています。
エマソンは、比類のないオートメーションポートフォリオ(AspenTech への過半数の出資を含む)により、プロセス、ハイブリッド、およびディスクリート産業の業務最適化、作業員の保護、排出量の削減、サステナビリティ目標の実現をサポートし、オートメーションの分野を牽引しています。
日本国内では、日本エマソン株式会社に加え、エマソン・エレクトリック100%出資で日本アスコ株式会社とエマソンバルブアンドコントロールジャパン株式会社が事業展開をしており、また、合弁事業として、日本フイツシヤ株式会社が事業を行っております。
詳細については、https://go.emersonautomation.com/contact-us-ja よりお問い合わせください。
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