【介護施設の従業員110名に聞いた】83.7%が、「入居者の買い物代行業務」に苦労経験あり 「買い出しに行く時間がない(53.2%)」、「運ぶのが大変(52.2%)」など課題
〜78.2%から、「買い物代行にかかっている時間や手間を削減できれば「もっと介護の質を向上できる」の声〜
介護福祉施設向けデリバリーサービス「スマート介護」事業を展開するプラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉忠久)は、入居者の買い物を代行した経験のある、介護施設の従業員110名に対し、「介護施設の買い物代行」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月4日〜同年3月5日
有効回答:入居者の買い物を代行した経験のある、介護施設の従業員110名
- 83.7%の介護施設の従業員が、買い物代行で「苦労」を感じたことがある
・かなりある:34.6%
・少しある:49.1%
・あまりない:12.7%
・全くない:3.6%
- 苦労を感じた理由、「買い出しに行く時間がない」が53.2%で最多
・買い出しに行く時間がない:53.2%
・品物の量が多く、運ぶのが大変:52.2%・レシートの集計に手間がかかる:47.8%
・購入してきた品物を入居者ごとに仕分けるのが大変:32.6%
・スタッフの立替が発生する:31.5%
・請求書の発行作業に手間がかかる:22.8%
・買い出しに感染リスクが発生する:18.5%
・その他:8.7%
・わからない/答えられない:1.1%
- 「時間がかなりかかるので、よくサービス残業になってしまう」、「複数種類のあるものはどれがいいのかわからず困る」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・31歳:時間がかなりかかるので、よくサービス残業になってしまう。
・41歳:複数種類のあるものはどれがいいのかわからず困る。
・44歳:メーカーの指定があるとき。
・41歳:具体的な商品名がわからない。
・35歳:ご家族との買い物に対しての考え方の違い。
・49歳:飲み物など重い物の持ち運び。
・42歳:感染リスクがある。
- 77.3%が、「入居者の買い物をまとめて注文、入居者ごとに請求明細がダウンロードでできる買い物代行サポートサービス」に興味あり
・とても興味がある:28.2%
・やや興味がある:49.1%
・あまり興味がない:12.7%
・全く興味がない:6.4%
・わからない/答えられない:3.6%
- その理由、「買い物に行く手間を削減できるから」が67.1%で最多
・買い物に行く手間を削減できるから:67.1%
・重い荷物を運ぶ必要がなくなるから:51.8%
・翌日に届くのが便利だから:48.2%
・荷物の仕分けが楽になるから:43.5%
・代金回収や請求の手間が削減できるから:34.1%
・人件費が削減できるから:31.8%
・予めカタログで入居者と確認ができるため商品の内容に齟齬が発生しないから:17.6%
・感染のリスクが少ないから:14.1%
・その他:1.2%
・わからない/答えられない:1.2%
- 「できるだけネットで完結したい」や「使い勝手が良さそう」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・31歳:できるだけネットで完結したい。
・41歳:使い勝手が良さそう。
・47歳:トラブルが少なくなりそう。
・50歳:時間と手間がかからない。
・39歳:感染リスクを減らしたい。
・44歳:実際にカタログを見て選べることがいい。ガソリン代が浮く。
- 買い物代行する商品、約6割が「おやつ、栄養補助食品、飲み物などの食品の取り扱いがあれば便利」と回答
・おやつ、栄養補助食品、飲み物などの食品:63.5%
・トイレットペーパー、歯ブラシ、電球などの日用品:57.6%
・おむつ、おしりふきなどの排泄用品:52.9%
・靴、スリッパ、衣類、パジャマなどの衣料品:45.9%
・本、手芸用品などの趣味用品:44.7%
・肌ケア商品、化粧水、乳液、ヘアゴム・ヘアバンドなどの美容用品:35.3%
・その他:2.4%
・わからない/答えられない:2.4%
- 他にも「買い物付き添い」や「理美容」のサービスを求める声
<自由回答・一部抜粋>
・50歳:買い物付き添いサービス。
・57歳:理美容。
・43歳:お弁当。
・47歳:時計、帽子。
・26歳:飲食物、薬。
・35歳:生活用品や嗜好品。
- 約8割が、「買い物代行にかかっている時間や手間を削減することができれば、介護の質をもっと向上させられる」と回答
・とてもそう思う:31.8%
・ややそう思う:46.4%
・あまりそう思わない:16.4%
・全くそう思わない:3.6%
・わからない/答えられない:1.8%
- その理由、過半数以上が「買い物代行にかなりの労力がかかっているから」と回答
・買い物代行にかなりの労力がかかっているから:55.8%
・施設に居る時間が長くなり、入居者とのコミュニケーションや介護の時間を増やせるから:53.5%
・買い物代行がストレスにつながっているから(立替や現金のやりとり等):50.0%
・煩雑な事務作業を減らすことができるから:46.5%
・施設全体のイベントなどを考える余裕ができるから:15.1%
・わからない/答えられない:1.2%
・その他:0.0%
- まとめ
まず、約8割が、入居者の買い物代行を行う中で「苦労」を感じていることがあることが分かりました。その理由として、「買い出しに行く時間がない」が53.2%、「品物の量が多く、運ぶのが大変」が52.2%、「レシートの集計に手間がかかる」が47.8%となりました。その他にも、「時間がかなりかかるので、よくサービス残業になってしまう」や「複数種類のあるものはどれがいいのかわからず困る」などの声が挙がりました。
次に、「入居者の買い物代行を施設の消耗品購入と同じ通販サイトで注文し、それが施設のお買い物と一緒に翌日に届く上、入居者ごとに商品仕分けがサポートされ、入居者ごとの請求明細がダウンロードできるサービス」について聞いたところ、約8割が「興味がある」と回答しました。その理由としては、「買い物に行く手間が削減できるから」が67.1%で最多となりました。その他にも、「できるだけネットで完結したい」や「使い勝手が良さそう」などの理由も挙がりました。また、入居者の買い物代行する商品について、どのようなものの取り扱いがあれば便利か聞いたところ、「おやつ、栄養補助食品、飲み物などの食品」が63.5%、「トイレットペーパー、歯ブラシ、電球などの日用品」が57.6%、「おむつ、おしりふきなどの排泄用品」が52.9%となりました。その他には、「買い物付き添いサービス」や「理美容」があると便利だという声も挙がりました。
最後に、8割の従業員が「買い物代行にかかっている時間や手間を削減することができれば、介護の質をもっと向上させられる」と考えていることが分かりました。その理由として、「買い物代行にかなりの労力がかかっているから」が55.8%、「施設に居る時間が長くなり、入居者とのコミュニケーションや介護の時間を増やせるから」が53.5%となりました。
今回の調査では、日々忙しく働いている介護施設の従業員にとって、入居者の買い物を代行する業務が手を煩わせていることが判明しました。買い物代行で購入した品物をめぐり入居者やその家族と齟齬が出ることもあり、従業員の推量や判断により神経を使う業務でありながら、業務時間外に行っている状況もあるようです。買い物にかける時間や労力があるのであれば、介護サービスの質を向上させられるのに、という想いを垣間見ることもできました。入居者が買ってきて欲しいと思う商品は、食品や日用品が中心のため、Webで簡単に注文でき、スムーズに配送されるシステムに期待が集まっています。事前に入居者と商品を確認しながら注文ができることでトラブルが減ることも従業員の手助けとなりそうです。介護施設の従業員を疲弊させる買い物代行の業務を誰でも明快に行える仕組みにすることが、よりよい介護体制への近道かもしれません。
- 「スマート介護」とは
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- お買い物サポートサービス「COREIL」
COREIL:https://www.smartkaigo.jp/contents/lp/coreil2021/index.php
- 会社概要
設立 :1948年(昭和23年)2月16日
代表取締役社長:今泉 忠久
所在地 :〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス12階
事業内容 :オフィス家具、オフィスインテリア用品の製造・販売
文具、事務用品、OA・PC関連商品、事務機器の製造・販売
オフィス環境のデザイン・施工・内装工事・電気工事・管工事
電子光学機器、教育機器の製造・販売
日用雑貨品、食料品、ソフトウェア、書籍の販売
インターネットを利用した上記商品の販売
上記商品を対象とした海外事業
URL :https://www.plus.co.jp/
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