再エネ&蓄電池のオーケストレーションプラットフォームを開発するTensor Energyがジェネシア・ベンチャーズからシードラウンドで7000万円の資金調達を実施
FIP制度開始目前!再エネポートフォリオのデータとリスク管理に課題を抱える発電事業者をサポートして参ります
再エネ開発業者と再エネ発電事業者向けに、発電事業の運転開始から運転開始後までをサポートする、再エネ&蓄電池のクラウド運用管理プラットフォーム『Tensorプラットフォーム』を提供するTensor Energy株式会社(テンサーエナジー|代表者:堀 ナナ、フィルター・ヴィンセント、本社:東京都千代田区)は、ジェネシア・ベンチャーズからシードラウンドで7,000万円の資金調達を実施いたしました。
今春よりプロトタイプを限定リリース、2022年末までにβ版の一般公開を目指します。
今春よりプロトタイプを限定リリース、2022年末までにβ版の一般公開を目指します。
Tensor Energyについて
Tensor Enegyは「電力のGX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)を最低限のリスクとコストで実現する」をミッションとする会社です。再生可能エネルギー発電所(再エネ)や蓄電池を始めとする分散型電力アセットポートフォリオのマネジメント、AIによる発電予測と電力取引市場の予測、オペレーションの自動化、経済性と環境価値の可視化を行う、オーケストレーションプラットフォームを開発しています。
Tensorプラットフォームについて
Tensor Energyは、第一弾として、2022年春、再エネ開発業者と再エネ発電事業者向けに、FIT(注1)、FIP(注2)その他の相対契約に対応したアセットデータ管理システム、そして、経済性と環境価値のシミュレーションによってFIPやPPAの意思決定をサポートする、Tensorプラットフォームのプロトタイプ版を限定リリースします。インターフェースは再エネ開発業者、発電事業者、投資家、需要家向けにそれぞれ最適化され、各ステークホルダー間の情報共有業務を省力化します。β版公開リリースは2022年末を予定しております。
しかしこれは序章に過ぎません。2023年以降、急増すると予想されるFIP電源アセットの稼働に向けて、再エネのオペレーションの自動化、リスク管理、蓄電システム連携といった機能も順次リリースし、再エネのオーケストレーションプラットフォームへと進化して参ります。
注1 FIT Feed-in-Tariff 再エネで発電された電力を電力会社が固定価格で一定期間買い取ることを国が約束することによって再エネ導入を促進する制度。日本では2012年7月から運用されている。
注2 FIP Feed-in-Premium 再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進しながら、電源としての自立を促す制度。日本では2022年4月よりFIP制度が開始される
Tensorプラットフォームの特徴
データ管理の全てを一つのプラットフォームで
再エネ発電所の運転開始までには、計画、投資検討、契約、ファイナンス、開発、建設、系統連系といった、年単位の長いプロセスがあります。小型で分散しているこれらの再エネアセットの情報を、各ステークホルダーに迅速にかつ正確に共有するには、統合的なデータ管理が必要です。Tensorプラットフォームは再エネアセットのライフサイクルを通して、データ管理を省力化し、透明性を確保します。
オペレーションとリスクマネジメントも一気通貫で
運転開始後も煩雑なオペレーションとリスクが待ち受けています。電力広域的運営推進機関(OCCTO)への発電予測の提出、報告卸売電力取引所(JEPX)での電力取引、インバランスリスクの管理、出力抑制リスクの管理、蓄電システムの連携によるリスク低減と収益性向上、充放電スケジュール管理、IRRやROIといった投資案件の収益性評価指標の管理、決済、レポート作成、アセットマネジメント等。Tensorプラットフォームはこれらの機能を順次リリースし、再エネのデータ管理とオペレーション、アセットマネジメント、リスクマネジメントを自動化し、一気通貫して行うオーケストレーションプラットフォームへと進化して参ります。
目指す世界観
Tensor Energyは、AIとIoTのテクノロジーで、再エネと蓄電池をオーケストラのように調和させ、電力にフレキシビリティを提供し、カーボンニュートラルを最低限のコストとリスクで実現することを目指しています。
2030年までに再エネからの電力消費を36−38%、そして2050年までにカーボンニュートラルの達成に向けて、再エネを主力電源の一つとして、自立させて社会コストを下げながら、民間でのコーポレートPPA(注3)やバーチャルPPA(注4)による民間投資を進めて行くことが求められています。
またその場合、固定買取制度下で導入されたものも含めると、2030年には太陽光発電だけでも100GWを超える発電所が系統に接続され、300TWhを超える再生可能エネルギー由来の電力が取引されることが予想されます。
これらを実現するには精度の高い再生可能エネルギーの発電予測、小型分散化する発電所の管理やオペレーションの効率化、送配電利用の最適化が必要です。
私達は、再エネ発電所のライフサイクルに沿って、計画、開発フェーズから発電事業者、投資家、需要家を、テクノロジーの面からサポートし、SDGsやRE100への取り組みを加速させ、100年先もその先も持続可能な、エネルギーと地域の未来に貢献して参ります。
注3 コーポレートPPA 発電事業者と需要家が長期に渡って再エネ電力調達契約を結ぶスキーム
注4 バーチャルPPA 発電事業者と需要家が電力卸売市場を介して再エネ電力と環境価値を分離して調達契約を結ぶスキーム
Tensor Energyは、分散型電力ネットワークの構築を目指して再エネの開発を手掛けてきた堀ナナと、エネルギー分野を中心に戦略コンサルティングを行ってきたヴィンセント・フィルターによって創業された会社です。北ドイツで風力発電の導入が進み、エネルギーの転換が急ピッチで進むのを間近で見て育ったフィルターと、東日本大震災後の輪番停電で、隣の町の明かりが消えるのを目にして、全ての人に等しく持続可能な電力を届ける必要性を感じてきた堀が、それぞれの経験と思いを原動力に、電力のGXとDXを推進して参ります。
資金調達の目的
再生可能エネルギーの発電予測、電力卸売市場の動向の予測アルゴリズムと、AIの開発のための人材採用、また組織体制の強化を目的としております。
募集情報
Tensor EnergyではTensorプラットフォーム第一弾、2022年春のプロトタイプ版の限定リリースにあたり、試験運用にご協力頂ける、カーボンニュートラルを目指して、再エネに本気で取り組む発電事業者の方々を募集しております。また、私達の思いに賛同し、チームメンバーになって頂ける方も随時募集しております。具体的な募集ポジションについては、お問い合わせ窓口、またはホームページよりお問い合わせください。
会社概要
会社名:Tensor Energy株式会社
所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-15 USビル8F
設立日:2021年11月
代表者:堀 ナナ & フィルター・ヴィンセント
事業内容:再生可能エネルギーと蓄電アセットのオーケストレーションプラットフォームの開発、販売、運営等
お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp
ホームページ:tensorenergy.jp
Tensor Enegyは「電力のGX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)を最低限のリスクとコストで実現する」をミッションとする会社です。再生可能エネルギー発電所(再エネ)や蓄電池を始めとする分散型電力アセットポートフォリオのマネジメント、AIによる発電予測と電力取引市場の予測、オペレーションの自動化、経済性と環境価値の可視化を行う、オーケストレーションプラットフォームを開発しています。
Tensorプラットフォームについて
Tensor Energyは、第一弾として、2022年春、再エネ開発業者と再エネ発電事業者向けに、FIT(注1)、FIP(注2)その他の相対契約に対応したアセットデータ管理システム、そして、経済性と環境価値のシミュレーションによってFIPやPPAの意思決定をサポートする、Tensorプラットフォームのプロトタイプ版を限定リリースします。インターフェースは再エネ開発業者、発電事業者、投資家、需要家向けにそれぞれ最適化され、各ステークホルダー間の情報共有業務を省力化します。β版公開リリースは2022年末を予定しております。
しかしこれは序章に過ぎません。2023年以降、急増すると予想されるFIP電源アセットの稼働に向けて、再エネのオペレーションの自動化、リスク管理、蓄電システム連携といった機能も順次リリースし、再エネのオーケストレーションプラットフォームへと進化して参ります。
注1 FIT Feed-in-Tariff 再エネで発電された電力を電力会社が固定価格で一定期間買い取ることを国が約束することによって再エネ導入を促進する制度。日本では2012年7月から運用されている。
注2 FIP Feed-in-Premium 再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進しながら、電源としての自立を促す制度。日本では2022年4月よりFIP制度が開始される
Tensorプラットフォームの特徴
データ管理の全てを一つのプラットフォームで
再エネ発電所の運転開始までには、計画、投資検討、契約、ファイナンス、開発、建設、系統連系といった、年単位の長いプロセスがあります。小型で分散しているこれらの再エネアセットの情報を、各ステークホルダーに迅速にかつ正確に共有するには、統合的なデータ管理が必要です。Tensorプラットフォームは再エネアセットのライフサイクルを通して、データ管理を省力化し、透明性を確保します。
オペレーションとリスクマネジメントも一気通貫で
運転開始後も煩雑なオペレーションとリスクが待ち受けています。電力広域的運営推進機関(OCCTO)への発電予測の提出、報告卸売電力取引所(JEPX)での電力取引、インバランスリスクの管理、出力抑制リスクの管理、蓄電システムの連携によるリスク低減と収益性向上、充放電スケジュール管理、IRRやROIといった投資案件の収益性評価指標の管理、決済、レポート作成、アセットマネジメント等。Tensorプラットフォームはこれらの機能を順次リリースし、再エネのデータ管理とオペレーション、アセットマネジメント、リスクマネジメントを自動化し、一気通貫して行うオーケストレーションプラットフォームへと進化して参ります。
目指す世界観
Tensor Energyは、AIとIoTのテクノロジーで、再エネと蓄電池をオーケストラのように調和させ、電力にフレキシビリティを提供し、カーボンニュートラルを最低限のコストとリスクで実現することを目指しています。
2030年までに再エネからの電力消費を36−38%、そして2050年までにカーボンニュートラルの達成に向けて、再エネを主力電源の一つとして、自立させて社会コストを下げながら、民間でのコーポレートPPA(注3)やバーチャルPPA(注4)による民間投資を進めて行くことが求められています。
またその場合、固定買取制度下で導入されたものも含めると、2030年には太陽光発電だけでも100GWを超える発電所が系統に接続され、300TWhを超える再生可能エネルギー由来の電力が取引されることが予想されます。
これらを実現するには精度の高い再生可能エネルギーの発電予測、小型分散化する発電所の管理やオペレーションの効率化、送配電利用の最適化が必要です。
私達は、再エネ発電所のライフサイクルに沿って、計画、開発フェーズから発電事業者、投資家、需要家を、テクノロジーの面からサポートし、SDGsやRE100への取り組みを加速させ、100年先もその先も持続可能な、エネルギーと地域の未来に貢献して参ります。
注3 コーポレートPPA 発電事業者と需要家が長期に渡って再エネ電力調達契約を結ぶスキーム
注4 バーチャルPPA 発電事業者と需要家が電力卸売市場を介して再エネ電力と環境価値を分離して調達契約を結ぶスキーム
創業の経緯
Tensor Energyは、分散型電力ネットワークの構築を目指して再エネの開発を手掛けてきた堀ナナと、エネルギー分野を中心に戦略コンサルティングを行ってきたヴィンセント・フィルターによって創業された会社です。北ドイツで風力発電の導入が進み、エネルギーの転換が急ピッチで進むのを間近で見て育ったフィルターと、東日本大震災後の輪番停電で、隣の町の明かりが消えるのを目にして、全ての人に等しく持続可能な電力を届ける必要性を感じてきた堀が、それぞれの経験と思いを原動力に、電力のGXとDXを推進して参ります。
資金調達の目的
再生可能エネルギーの発電予測、電力卸売市場の動向の予測アルゴリズムと、AIの開発のための人材採用、また組織体制の強化を目的としております。
募集情報
Tensor EnergyではTensorプラットフォーム第一弾、2022年春のプロトタイプ版の限定リリースにあたり、試験運用にご協力頂ける、カーボンニュートラルを目指して、再エネに本気で取り組む発電事業者の方々を募集しております。また、私達の思いに賛同し、チームメンバーになって頂ける方も随時募集しております。具体的な募集ポジションについては、お問い合わせ窓口、またはホームページよりお問い合わせください。
会社概要
会社名:Tensor Energy株式会社
所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-15 USビル8F
設立日:2021年11月
代表者:堀 ナナ & フィルター・ヴィンセント
事業内容:再生可能エネルギーと蓄電アセットのオーケストレーションプラットフォームの開発、販売、運営等
お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp
ホームページ:tensorenergy.jp
すべての画像