株式会社Reclis、国際NGOセーブ・ザ・チルドレンとインドでの水質改善事業を開始。

南九州の火山灰シラスを使った水質浄化タブレット「WATAB（ウォータブ）」を販売する株式会社Reclis（本社：東京都中央区、代表取締役社長 衛藤 昭彦、HALVOホールディングスグループ）は、子ども支援専門の国際 NGO 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン（理事長：井田純一郎、本部：東京都千代田区、以下セーブ・ザ・チルドレン）とインドにおいて水質改善事業を開始することをお知らせいたします。

■業務提携契約の締結の背景、目的
当グループでは、南九州の火山灰シラスを用いた飲料水用凝集剤を開発・製造しており、「SAFE WATAR FOR ALL 〜地球上のすべての水が、安全な水になるように。〜」という目標を掲げ、達成に向けた活動を行っています。
達成に向けた活動として、2022年４月に水質浄化タブレット「WATAB（ウォータブ）」を応援購入サイト「Makuake」にて先行販売（https://www.makuake.com/project/watab）し、WATAB１点の購入につき、１人が１年間で必要とする飲料水（約750リットル）を途上国に支援するプロジェクトを開始しました。

世界では、約8億4,400万人が基本的な給水サービスを受けられずにおり※１、そういった人々は、地表水や井戸水をそのまま使用し、重金属や細菌による健康被害を引き起こしています。ODA事業などで大型浄水器や淡水化設備など多額の支援がされていますが、大都市近郊に限られており、郊外で生活をしている人々にはなかなか届かないのが現状です。当グループの浄化技術は、大型設備を導入する必要もなく、誰でも簡単に安全な水を入手できるため、郊外で生活している人々にも安全な水を届けることができます。

しかしながら、継続的な支援を行っていくには、現地での運営管理体制構築が必要であります。

この度、インドにて衛生環境改善に取り組む、セーブ・ザ・チルドレンとの業務提携により、現地での事業実施体制が整い、継続的支援を実施できるようになったことで、当該地域に暮らす人々の生活環境向上に取り組んでまいります。

※１　出典：Progress on Drinking Water, Sanitation and Hygiene: 2017 Update and Sustainable Development Goal Baselines

■WATABについて
WATABは、災害やアウトドアの時に河川水などを誰でも簡単に浄化できるタブレットで、2022年4月4日に応援購入サイト「Makuake」にて先行販売を開始しました。

●災害の備蓄に
地震や大雨など、予期できない災害。実際に被災すると、生活用水や屋内の泥を清掃するための水は供給が追いつかない場合を多く耳にします。
そういったときWATABがあれば、必要な水を確保したり、再利用することができます。

●キャンプやアウトドアに
また、登山やキャンプなどのときに河川の水をそのまま使用することは危険を伴います。WATABがあれば浄化した水を手に入れることができます。

 WATABはいざというときに皆様の役に立てる『お守り』のような存在を目指して開発しました。
 また、WATAB１点の購入につき、1人が1年間に必要とする飲料水（約750L）を発展途上国にて支援を行います。

■当プロジェクト概要
インド・デリー市内の小学校10校の水道設備内に水処理プラントを設置し、当社の飲料水用凝集剤を用いて、学校内で使用するすべての水の安全性を向上させます。対象人数は、約3000人を見込んでおり、年間約225万リットルの飲料水を供給予定です。また、活動については、定期的な支援レポートで公開してまいります。

■株式会社Reclisについて
株式会社Reclisは、株式会社HALVOホールディングス（本社：東京都中央区、代表取締役社長 永原 一佳）のグループ会社として2021年2月に設立され、グループの技術を活用した一般消費者向けの環境改善商品の企画・開発を行っております。
HALVOグループでは、2012年から3年間JICA主導の飲料水事業をベトナムで実施するなど、途上国の水質改善に取り組んでいます。

社名：株式会社Reclis
代表者：代表取締役社長 衛藤 昭彦
所在地：103-0012　東京都中央区日本橋堀留町１丁目２-10　日本橋堀留町ファースト２階
設立：2021年２月１日
URL：https://reclis.jp/

■国際NGO公益財団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンについて
セーブ・ザ・チルドレンは、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指して活動する、子ども支援専門の国際NGOです。1919年にイギリスで創設され、現在約120ヶ国で活動しています。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立。海外で緊急・人道支援、保健・栄養、教育などの分野で活動するほか、日本国内で、子どもの貧困問題や防災・緊急対応などに取り組んでいます。

組織名：公益社団法人　セーブ･ザ･チルドレン・ジャパン
所在地：〒101-0047  東京都千代田区内神田2-8-4　山田ビル4F（本部事務所）
URL：https://www.savechildren.or.jp/