車載メーターの自動テスト機能を強化し、多彩なメーター表示に対応
テスト自動化ツール「QCWing」メーター判定オプション
今回新たに追加した判定機能では、メーターのメモリの位置や、メモリ数などが検出可能となり、より多彩なメーター表示の自動テストに対応しました。
従来、目視で行っていたメーター表示内容の確認を、画像処理による自動判定に置き換えることで、試験結果のばらつきを低減し、テストをより効率的に行うことが可能となります。
■新しいメーター判定機能
新たに「汎用針検出」「メモリ位置検出」「メモリ数検出」「メモリ方向位置検出」の、4つのメーター判定機能を追加しました。
【1】汎用針検出(新機能)
メーターが指す針の位置を返します。判定外円、除外内円、針の形状を登録することで、様々なタイプのメーターに対応可能になりました。
【2】メモリ位置検出(新機能)
メモリが移動する最小位置と最大位置を登録することで、メモリの位置を検出できます。
【3】メモリ数検出(新機能)
範囲を指定するだけで、その範囲にあるメモリの数を検出できます。
【4】メモリ方向位置検出(新機能)
範囲と方向を設定することで、メモリの増加方向とメモリ数を検出できます。
■メーター判定オプション」とは
「メーター判定オプション」は、車載メーターの自動テストをサポートするツールです。メーターをカメラで撮影し、表示灯や数字を自動で判定します。また、点滅するランプの判定や、表示灯/警告灯の色の判定など、メーターの判定に特化した機能も搭載しています。
■「メーター判定オプション」機能の特長
(1) 期待値がほぼ不要
判定処理を作成する際に必要であった、画面ごとの期待値を用意する必要がないため、シナリオ作りにおける手間を削減できます。
(2)遮光が不要
光による影響を受けにくいので、遮光のための筐体などが不要になり、省スペースでの運用が可能になります。
(3) 設置が簡単
テスト対象の画面撮影に使用するカメラと、テスト対象の位置関係を厳密に決める必要がないため、カメラを固定する必要が無く、三脚を付けたカメラを「ポン」と置くだけで簡単に設置できます。
(4) 従来の判定機能
従来の「表示灯/警告灯判定」「数字判定」「メーター判定」の、3つのメーター判定機能も引き続き利用可能です。
【5】表示灯/警告灯判定
点灯/消灯/点滅を判定できます。アイコンの位置を自動で検出し、判定に使用する期待値画像を一度に作成できます。
【6】数字判定
液晶画面などに表示される数字を読み取り、判定します。
【7】メーター判定
メーターが指す針の位置を返します。
■発売時期
発売予定日: 2023年10月25日
■展示会出展
本製品を、10月25日から幕張メッセで開催される「組込み/エッジコンピューティング展【秋】」において展示します。
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
日本ノーベル株式会社 営業本部
E-mail:sales@jnovel.co.jp
< テスト自動化ツールQCWingについて >
■QCWingとは
QCWingはPCを外部から自動制御することで、アプリケーションのテストを自動化します。マウスやキーボードで行う操作をQCWingが自動で行います。表示された画面を比較判定するため、目視で行っていたGUIテストなども自動化することができます。
■関連URL QCWing 製品サイト
https://www.jnovel.co.jp/service/qcwing/
■著作権表記
(C) 2023 Japan Novel Corporation
■製品名表記
製品名: QCWing
製品名読み: キューシーウィング
製品ロゴ:
■日本ノーベル株式会社 概要(2023年6月末現在)
設立: 1980年4月9日
会社ホームページ: https://www.jnovel.co.jp/
資本金: 1億円
従業員数: 155名
代表取締役社長: 下山 到
本社所在地: 東京都北区王子2-30-2
事業内容: ソフトウェア開発、システム開発などの各種サービス提供
日本ノーベルは独立系のソフトウェア会社です。ITで日本のものづくりを支える力になろうと1980年に創業し、以来FAシステムや計測制御など、産業分野の省力化、合理化ニーズに応えるトータルソリューションを提供してまいりました。近年は培ってきた技術力をベースに、ソフトウェアの品質改善に向けた「組込みソフトウェア テスト自動化システム Quality Commander」などのオリジナル製品を開発。ハードウェアに縛られないソフトウェアベンダーの特性を活かし、現場の実情に即した柔軟なソリューションを提供しています。
※ 本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、一般に各社の登録商標または商標です。
以上
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