ケイナンクリーン株式会社が脱炭素を後押しするサーキュラーエコノミー事業への取り組みを宣言。廃食用油を回収しCO2ゼロカウントの「高純度バイオディーゼル燃料」として再生・再流通を開始。
~グリセリン廃液を利用した天然アルカリ洗剤「GURIPON(グリポン)」を生んだケイナンクリーン株式会社が、廃食用油のリサイクルによるサーキュラーエコノミーの展開を宣言~
清掃メンテナンス、リサイクルなどを手がけるケイナンクリーン株式会社(本社:岐阜県恵那市、代表取締役社長:近江則明)は、国内では事例が少ないが今後大幅な需要が見込まれている、廃食用油を利用した「高純度バイオディーゼル燃料」によるサーキュラーエコノミー事業への取り組みを宣言。また、それに伴い高純度バイオディーゼル燃料「ReEZEL(リーゼル)」の製造を開始することをお知らせいたします。
- 廃食用油を洗剤・燃料として流通させていくサーキュラーエコノミー事業
大量廃棄されている廃食用油を資源に
国内では年間約10万トンの廃食用油が廃棄されています。廃食用油からバイオディーゼル燃料を製造すると約2割のグリセリン廃液が発生しますが、10万トンの廃食用油をすべてサーキュラーエコノミー事業で活用した場合、26万トンものCO2を削減することができます。
高純度バイオディーゼル燃料「ReEZEL(リーゼル)」
「ReEZEL(リーゼル)」は燃料に必要な成分「脂肪酸メチルエステル分」のみを高純度99.9%で精製し、高精度な浄化処理によって微量な不純物まで完全に除去したバイオディーゼル燃料です。従来のバイオディーゼル燃料は品質が不安定でエンジントラブルの発生リスクが高く、最新のディーゼルエンジンには安心して使用することができませんでした。「ReEZEL(リーゼル)」は最新のディーゼルエンジンにも軽油の替わりとして安心して使用できる新次元の軽油代替燃料です。
軽油とバイオディーゼル混合のための新工場稼働
ケイナンクリーン株式会社はこのサーキュラーエコノミー事業を拡大していくため、軽油とバイオディーゼルの混合施設新工場(B5燃料混合施設)を2022年12月1日から供給を開始していくと発表。また、同年12月初旬にはB30燃料で明知鉄道における鉄道実証実験を進めています。
サーキュラーエコノミー事業で脱炭素社会の実現に貢献
「ReEZEL(リーゼル)」は、輸入する第2世代バイオディーゼル燃料に比べて持続可能な価格で地産地消エネルギーの提供ができるため、脱炭素に取り組む企業・消費者を強力に後押しします。ケイナンクリーン株式会社はサーキュラーエコノミー事業に率先して取り組みながら、脱炭素社会の実現に貢献します。
- 会社概要
ケイナンクリーン株式会社
岐阜県恵那市岩村町富田2535番地の1
https://www.keinan-clean.com/
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