カーボンナノチューブの社会実装を目指すスタートアップ株式会社カーボンフライが、超高品質カーボンナノチューブ量産機『Caltema™(カルテマ)』を発表
カーボンフライは、長さ・直径・欠陥密度を制御したカーボンナノチューブ(以下、CNT)を生成する独自技術を保有しており、その技術を進化させ、超高品質なCNTを量産する製造装置『Caltema™』を開発しました。
同社の独自技術である 『カーボン・サーキュラー・テクノロジー』により、触媒の成膜化、CNT生成に留まらず、パウダー・繊維・フィルムいずれかの形状にするまでを一体化した超高品質CNTの連続生産を可能にしました。
『Caltema™』は、完成品メーカーが製造現場でCNT材料を生産することを意図して開発されたため、年間5t級の生産能力を持ちながら、オフィスビルでも稼働できるコンパクトさと省エネルギーを実現。さらに、独自のAIとIoTシステムにより、オペレーションを簡素化し、AIがお客様のご要望に合わせ、製造条件を最適化します。装置のモニタリングやメンテナンスは、IoTシステムを通じてカーボンフライから遠隔で行うため、電源・給水の増設や、専任の技術者を配置する必要がありません。
※ICCMについて
ICCMは1975年に発足し、その後隔年、世界のさまざまな都市で開催されている複合材料分野の国際会議で、カーボンフライは、イギリス・北アイルランドで開催されるICCM 23にエグゼクティブパートナーとして参加します。第一線で活躍する世界中の研究者や企業が集まる会議であり、複合材料化することの可能な超高品質のCNTを製造すること、さらにはそれを量産することの難しさや価値について最も理解いただける場として、ICCM23 こそが『Caltema™』発表の場として最もふさわしいと考えました。この機会を通じて参加者および企業との協働・協業を生み出し、『Caltema™』の普及とCNTの社会実装を目指します。
株式会社カーボンフライについて
カーボンフライは、2022年1月に材料科学者によって東京で設立されました。超高品質CNTの開発・量産を主なターゲットとするスタートアップです。カーボンフライは、CNT業界の長年の課題であった高品質のCNTを制御し、大量生産する技術の開発に成功。そのCNTは、パウダー・繊維・フィルムへの成形が可能です。リチウムイオン電池用導電性ペーストだけでなく、航空宇宙、モビリティ、エネルギーなどあらゆる分野の基礎素材となり得ます。
【お問合せ先】
株式会社カーボンフライ コミュニケーション計画室 天野・橋本
電話 : 03-3599-5257
メール:communication@carbonfly.co.jp
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- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 化学電気・ガス・資源・エネルギー
- キーワード
- カーボンナノチューブCNTICCM23
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