シコー、福島製造部の新工場が竣工、稼働開始
東日本大震災で被災した二本松市の旧工場を同市内の新工場へ移転、
4月28日に二本松市長、三保恵一様にご臨席頂き落成式を開催
4月28日に二本松市長、三保恵一様にご臨席頂き落成式を開催
1950年創業の製袋メーカー、シコー株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表:白石忠臣、以下シコー)は、主に食品、化学品の包装用紙袋を生産する同社福島製造部(所在地:福島県二本松市長命292-1)新工場の稼働を開始しました。またこれを記念して4月28日に関係者および二本松市長、三保 恵一(みほ けいいち)様にご臨席頂き落成式を開催します。
シコーの福島製造部は1980年に設立され同社としては最も新しい製造拠点でしたが、2011年3月11日の東日本大震災で工場建屋の一部が損壊、それらの復旧工事に加え杭打ちなど耐震補強をした上で操業をしてきました。しかしこれらの処置では今後10年、20年先の未来を視野に入れた時に十分ではないと判断、同市内長命工業団地に新工場の建設を決定しました。2022年1月から始まった工事は2023年3月にすべての工程が完了し、震災から12年の時を経て新ラインの稼働を開始しました。
生産効率と働きやすさを重視した「魅せる」新工場
これからのシコーグループの基幹工場として位置付けられた福島製造部新工場では海外輸出製品の生産も含め最適なレイアウトになるよう工夫が凝らされました。「魅せる工場」をコンセプトに設計された建屋内外装と生産ラインには旧工場から移管された生産設備とともにこれまでになかった自動ラインも導入、更に内部の動線もシコーが各生産拠点で培ったノウハウを最大限に発揮して設計されており、旧工場よりも高い生産性を実現します。また新工場には旧工場にはなかった食品用途などで求められる異物混入防止を実現するための空調やエアシャワーを導入し、工場生産現場の環境を大きく改善しました。
新工場の稼働開始という製造業にとって数年から数十年に一度の非常に貴重な機会を最大限に活用すべく、落成式に先立ってマイクロドローンを使った撮影会も実施しました。「『知名度は低いけど世の中に必要不可欠』な包装用紙袋を広く認知してもらいたい」というシコーの想いを新しい形でお伝えするドローン動画は各種SNSで近日中に公開予定です。
二本松市長、三保恵一様のおことば
「シコー株式会社様の福島製造部の新工場竣工を心から御祝い申し上げます。東日本大震災で甚大な被害を受けた二本松市は「二本松市復興ビジョン」において『「元どおりに戻す』という「復旧」だけでなく、「市民生活が震災前以上の元気・活力を備えることができるよう、暮らしの再建を図る」という「復興」を目指す』ことを掲げて参りました。シコー株式会社様の新工場が、長命工業団地に完成しましたことは、まさに震災前以上の元気・活力を市民の皆様に提供することができるものと、市長として大変嬉しく思います。これからもシコー株式会社様が二本松市民の皆様と共に発展されることを御祈り致します」
福島製造部新工場落成式の概要は以下の通りです。
シコー株式会社 福島新工場 落成式
日時: 2023年4月28日(金)午前11時~12時
場所: シコー株式会社 東日本事業部 福島製造部
〒964-0866福島県二本松長命292-1(Tel:0243-24-5805)
担当:取締役副社長 前俊雄
TEL: 03-3252-3956
Email: info@siko.co.jp
報道関係者取材お申込みフォーム:https://forms.gle/GWUM36vHCGfYddsm9
シコー株式会社について
食品、化学品をはじめとする産業用包装資材を製造販売するシコー株式会社は「包装で創るストレスフリーな世界~つかいやすく、かたづけやすく、つくりやすい~」をビジョンに、包装に関係する製品を提供しています。
担当: 代表取締役社長 白石忠臣
住所: (本社) 530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-1-3-1500 大阪駅前第三ビル15階
(福島製造部) 〒964-0866 福島県二本松市長命292-1
TEL: 06-6345-8456
Email: info@siko.co.jp
URL: http://www.siko.co.jp
すべての画像