教育界に貢献する次世代の育成を目指す「第1回(2022年度)向山洋一教育賞」各賞の発表と授賞式の取材のご案内

~12月11日(日)の日本教育技術学会静岡大会で発表~

一般社団法人日本教育技術学会


 一般社団法人日本教育技術学会(所在地:東京都品川区、会長:谷和樹)は、2022年6月に「向山洋一教育賞」を創設し、この度、全国から241編の論文が寄せられ、最終選考の結果、各賞が決定いたしました。12月11日(日)に開催の日本教育技術学会静岡大会にて、各賞の発表と授賞式を行います。

 本賞は、長きにわたり日本の教育界に尽力した向山洋一氏(令和3年12月日本教育技術学会会長退任)の理念に基づき、教育技術の開発、普及、発展を目的として設立したものです。2022年度は、6月17日から8月31日まで、教育技術に関する応募論文や推薦書を募集しました。
公式ウェブサイト:https://mukoyama-award.com/

 
 これまでの教育賞には、教科書会社主催のもの、新聞社主催のもの、企業が主催しているものなど、さまざまなものがありました。しかし、この「向山洋一教育賞」は、実際の教育現場に役立つ実践及び研究を、現場の教員目線で選考するという点で、従来の教育賞とは一線を画します。

 初年度の「向山洋一教育賞」には、全国から241編の論文が寄せられ、一次選考を通過した論文が22編まで絞られました。そして、最終選考の結果、各賞が決定いたしました。

 今回の審査結果について、選考委員からは次のような講評をいただきました。

「教育技術賞」の論文について
児童生徒に必要な資質・能力をどのように育成するのか。受賞論文は、その一方途として最新の自己調整(SRL)理論と教師の教育技術に着目した。日本の教育現場に大きな影響を与えた実践家向山洋一。この向山氏のさまざまな実践をSRL理論に基づいて分類・考察することを通し、教育技術の重要性を論証した研究である。

「最先端実践賞」の論文について
若い教師の専門職としての技能をどう高めていくかは、学校経営の最重要課題の1つである。受賞論文は、若年教員の資質向上のための教育技術に着目し、その向上を通して学校の活性化を図った実践研究である。管理職としての立場から、教育技術を教職員間のジェネレーションギャップを埋める潤滑油にするという方法は独創的である。

このほかにも素晴らしい論文が集まりました。

 各賞の受賞者については、下記の通り本年12月11日(日)日本教育技術学会静岡大会(静岡県静岡市)にて発表し、授賞式を執り行います。また、受賞者によるプレゼンテーションも行われます。
 ご多忙の中誠に恐縮ですが、ご列席賜りたくご案内申し上げます。

【第1回(2022年度)向山洋一教育賞 授賞式
1.日時 2022年12月11日(日)10時30分~11時30分 10時開場
2.会場 静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホール
3.住所 422-8063 静岡市駿河区馬渕1丁目17-1
      静岡駅より徒歩9分

【第1回(2022年度)向山洋一教育賞の応募内容と結果
・応募方法
 向山洋一教育賞ウェブサイト応募フォームより期間中に応募。
   関連資料は事務局まで郵送。
・募集期間
 2022年3月1日から2022年8月31日まで
・応募資格
 日本教育技術学会の個人会員、団体会員、賛助会員
・応募論文数
 241編
・結果発表
 12月の日本教育技術学会静岡大会にて、各賞の発表と表彰式を行う。

【向山洋一教育賞及び取材等に関するお問い合わせ先】
一般社団法人日本教育技術学会
向山洋一教育賞事務局 (担当:美崎眞弓) info@mukoyama-award.com
〒142-0064 東京都品川区旗の台2-4-12  TEL:03-5702-5835 FAX: 03-5702-2384

向山洋一教育賞HP
https://mukoyama-award.com
 

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第1回(2022年度)向山洋一教育賞概要
対 象:日本教育技術学会の個人会員、団体会員、賛助会員
趣 旨:教育技術の開発、普及、発展を願い創設された「向山洋一教育賞」では、応募論文による以下4つの賞を設ける。
Ⅰ.教育技術賞
Ⅱ.最先端実践賞
Ⅲ.学級経営・児童生徒指導賞
Ⅳ.向山洋一実践・研究賞
また、推薦書による特別賞を設ける。

選考委員:
選考委員長 明石要一(千葉敬愛短期大学学長)
選考委員  谷 和樹(玉川大学教職大学院教授)
      小森栄治(日本理科教育支援センター代表)
      堀田龍也(東北大学大学院情報科学研究科教授および東京学芸大学大学院教育学研究科教授)
      向山行雄(敬愛大学教育学部教授および教育学部長)
      Anyango(ニャティティ奏者)

副 賞:
受賞者の表彰は日本教育技術学会において行い、以下の通り副賞を授与する。
Ⅰ.教育技術賞 20万円
Ⅱ.最先端実践賞 10万円
Ⅲ.学級経営・児童生徒指導賞 10万円
Ⅳ.向山洋一実践・研究賞 10万円
特別賞 10万円

【一般社団法人日本教育技術学会とは】
本学会は、教育技術の発掘・創造を期し会員相互の研究上の連絡・協力を促進することを目的とし、1987年に創立された。主な事業は以下のとおり。
1.会員の研究の促進・援助
2.学会誌(『教育技術研究』)その他の刊行物の刊行
3.年次研究大会(日本教育技術学会大会)および研究集会の開催
4.内外における関係研究団体との連絡提携

日本教育技術学会公式HP:
https://www.js-eduskill.or.jp/

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【向山洋一プロフィール】
1943年、東京生まれ。元日本教育技術学会会長。
東京学芸大学卒業。長年にわたり東京都公立小学校教諭を務め、全国の優れた教育技術・方法を集めて共有財産化を図る「教育技術の法則化運動」や、教育コンテンツサイト「TOSSランド」を主宰。「教育技術の法則化運動」は、現在TOSS(Teachers' Organization of Skill Sharing)として、サークル数700、会員数約1万名の日本最大規模の教育団体となった。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成員、千葉大学非常勤講師、上海師範大学客員教授を歴任。『教室ツーウェイ』『向山型算数教え方教室』など、編集長として数多くの教育雑誌の編纂も手がけた。「学級崩壊」「モンスターペアレント」「黄金の三日間」などは、向山の造語である。『斎藤喜博を追って』(昌平社)、『新版 授業の腕を上げる法則』(学芸みらい社)、『いじめの構造を破壊せよ』(明治図書)、『学校の失敗』(扶桑社)ほか、1,000冊を超える単著・共著・編著書がある。
 


【教育技術の4つの理念】
向山洋一氏は、1984年「教育技術の法則化運動」創設にあたり、次の4つの理念を掲げた。
①教育技術はさまざまである。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原理)
②完成された教育技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原理)
③主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原理)
④多くの技術から、自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原理)


【選考委員長 明石要一(千葉敬愛短期大学学長)】
日本教育技術学会が向山洋一教育賞を創設しました。
初年度の第1回向山洋一教育賞には、素晴らしい実践論文が集まりました。
 

 

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会社概要

URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都品川区旗の台 2-4-12
電話番号
03-5702-5835
代表者名
谷和樹
上場
未上場
資本金
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設立
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