「地域共生型地熱発電」事業から始める脱酸素ドミノ!わいた地区の地域共生型の地熱発電を全国へ。「ふるさと熱電株式会社創立10周年記念動画」を公開!
2016年に合意されたパリ協定を起点とする脱炭素の流れは2020年の菅前首相のカーボンニュートラル宣言に進化してきました。その流れを受け、政府はGX(グリーントランスフォーメーション)を国の重要な戦略として掲げました。こうした中、地域と共生する地熱発電事業を推進するふるさと熱電株式会社(熊本県阿蘇郡小国町、代表取締役会長兼CEO:井熊均、代表取締役社長兼COO:赤石和幸)は2022年7月4日に創立10周年を迎えることができました。
10周年を記念しまして、2022年9月30日に同社創業者の中村、代表取締役会長の井熊、代表取締役社長の赤石による対談動画を公開しました。
10周年を記念しまして、2022年9月30日に同社創業者の中村、代表取締役会長の井熊、代表取締役社長の赤石による対談動画を公開しました。
- 動画について
・尺 5分00秒
・視聴URL https://youtu.be/vYx6xHZoC1M
- ふるさと熱電が目指す地域共生型の地熱発電事業とは
地熱資源を有する地域の多くは人口減少や地域経済の衰退、従来のような大型の観光関連、産業関連の投資による地域振興が期待できないという課題に直面しています。こうした状況を踏まえ、当社では発電事業収益の一部を活用し、地域法人の形成、効果的な地域活性化のための企画、
調達、地域活動の立ち上げ等を支援する地域共生型地熱発電事業を展開してまいりました。
<当社が目指す地域共生型地熱発電事業の効果>
当社は、地域共生型地熱発電事業を通じて、以下の効果を民間資金で実現することを目指しています。
・再生可能エネルギーの導入拡大
・エネルギーシステムにおける安定電源の拡大
・熱源地域に活性化
・中山間地農業や林業の支援
・森林や田畑など中山間地の機能向上、など
- ふるさと熱電のこれまでの活動
また、発電事業と並行して、わいた地熱発電所の稼働開始と同時に、わいた会と協働で、グリーンハウスを活用したパクチーなどの栽培、観光資源開発、わいた地区の700年間続いていた「岳の湯盆おどり」の復活などに取り組んで参りました。
- 地熱発電が注目される背景
私共は、小国町わいた地区で培ってきた、中規模発電設備を用いた地域共生型地熱発電事業に日本の地熱発電のポテンシャルを開花させる解があると考えます。
今後は、わいた地区での実績を活かして日本の事情に即した地域共生型地熱発電事業のモデルを確立し、安定した再生可能エネルギーの導入拡大、熱源を持つ地域における観光業、農業、商業との付加価値向上、中山間地の活性化を通じた農業や林業の支援、などにより、クリーンで豊かな地域づくりに貢献していく所存です。
- 当社の地熱発電事業を支えるパートナー企業
- 小国町 町長 渡邉 誠次 様からのコメント
最後に、ふるさと熱電社長様をはじめ、社員皆様のご健勝と今後ますますのご発展をお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
- わいた会 代表 後藤 幸夫 様からのコメント
- NTTアノードエナジー 副社長執行役員 伊藤 浩司 様からのコメント
- 関西電力 執行役常務 多田 隆司 様からのコメント
創立10周年を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。弊社グループでは、ゼロカーボンエネルギーの推進のため、2040年までに、国内で新規開発500万kw、累計開発900万kw規模の再生可能エネルギー開発を目指しておりますが、再生可能エネルギーの普及開発にとって、地域との共生は欠かすことができません。
御社の“地熱と地域の力で社会システムを構築する”というビジネスモデルは、今後の再生可能エネルギーの普及に必ず寄与するものと信じております。今後のますますのご発展を祈念しています。
- 環境エネルギー投資 代表取締役社長 河村 修一郎 様からのコメント
ふるさと熱電設立10周年誠におめでとうございます。2050年カーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギー、特に世界第3位の地熱資源を有する我が国では地熱発電事業への期待がますます高まっています。ふるさと熱電が、地元の方々と共に地熱発電事業開発を進める新たなビジネスモデルを構築し、地熱発電所の立上げ、事業成長を果たし、さらには地域振興の力となってきたことは、他に類をみないすばらしい取り組みだと考えております。弊社は、こうした脱炭素に貢献するふるさと熱電の活動に対し、今後とも投資等多面的に応援をしてまいります。今後10年間、ふるさと熱電の更なる成長を祈念しております。
- マツオカ建機 代表取締役社長 松岡 賢 様からのコメント
- 今後の展望
まずは、わいた地区のモデルをショーケースとして完成させ、地域共生型地熱発電事業を全国に拡大していくことで、地熱発電の拡大はもとより、熱源を持つ地域(熱源地域)の振興に貢献してまいります。国内の熱源地域は森林資源が豊富な山間地にある場合が多く、熱源地域の振興は林地コミュニティの活性化を通じた林業関係者の生活環境づくりにもつながります。
地熱発電の普及、熱源地域の活性化、林業の側面支援などを通じ、課題を抱える熱源地域を一つでも多く、地域のサスティナビリティを高める事業へ変化させていきたいと考えております。
- ふるさと熱電株式会社について
会社名:ふるさと熱電株式会社
所在地:〒869-2501 熊本県阿蘇郡小国町宮原2322-1
代表者:代表取締役会長兼CEO 井熊 均/代表取締役社長兼COO 赤石 和幸
設立 :2012年7月4日
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像