全国の公民連携・まちづくり事例の最前線を掲載 公民連携CASE STUDY BOOK vol.4 2022年11月にAmazon販売をスタート
まちづくり当事者によって、執筆・編集される「公民連携事業CASE STUDY BOOK vol.4」
公民連携事業をはじめ、都市経営課題に向き合いまちを活性化する各地で地域事業をつくり出し、それらノウハウを集積化・ネットワーク化させ、さらに連鎖させることで、多様な自治経営を増やし、大きな社会変革を起こすことを目指す組織「NPO法人自治経営」が最新事例集『公民連携事業CASE STUDY BOOK vol.4』を2022年11月にAmazonよりネット発売開始いたします。
地域を変えたいと考えている方、まちづくり・公民連携に取り組む方、そして公務員のみなさん必読の一冊です。
書籍概要
・書名:公民連携事業CASE STUDY BOOK vol.4
・著者:NPO法人自治経営
・Amazon.co.jpでのご購入はこちら:https://amzn.asia/d/6RLXAoG
- 目次
目次
01 NPO法人自治経営
02 特集「はじめの一歩」と「有機的ネットワーク」を探る座談会
02‐01 宮崎市
02‐02 盛岡市
02-03 奈良県
02-04 団地再生
02-05 奈良県
03 case study/ケーススタディ
03-01 【PPP】
盛岡市/人と地域の魅力をつなぐ結節点「Local Hub」- 盛岡バスセンター -
盛岡市/Park-PFIによる地域内経済循環の実現へ - KIPPUSHIプロジェクト -
津山市/コンセッション方式の町屋再生事業 - 旧苅田家付属町屋群 -
津山市/民間提案制度による負の遺産の変容 - 旧幼稚園リノベーション事業 -
津山市/公共施設をPPPで稼ぐ装置へ転換 - グラスハウス利活用事業 -
03-02 【都市経営戦略】
花巻市/花巻リノベーションまちづくり構想策定の舞台裏
草加市/第二章のはじまり - そうかリノベーションまちづくり -
下妻市/新しい下妻ぐらし - 下妻市公民連携まちづくり構想 砂沼戦略 -
岡崎市/QURUWA戦略と家守・地域自治会によるエリアマネジメント
03-03 【民間事業】
熱海市/熱海ではたらく人が有機的につながる場 - CLUB HUBlic -
柏崎市/民間がつくる公園 - ハコニワ -
焼津市/はじめる人、つくる人を支える - PLAY BALL CAFE -
岩沼市/岩沼市館下エリアリノベーション 点から面への展開
大阪市北区/小さくまちを更新する - ツキイチ屋台と多忙飯店 -
佐倉市/女性のはじめの一歩を応援する - シェアアトリエふわいえ -
仙台市/穀町~邸・亭・庭~ - 公務員の次世代型いえづくりの提案・実践 -
03-04 【マルシェ】
花巻市/都市と農村の豊かさをつなぐ - こもれび朝市 -
焼津市/なつかしくてあたらしい、やいづの暮らし - 栄町マルシェ -
福知山市/定期市とテストキッチンから広がる起業コミュニティ
松江市/水辺利活用社会実験 - ヒトツソラノシタ -
甲府市/まちなか広場の社会実験 - Adventure in Kofu Sclamble Park -
金沢市/責任と意欲あるプレイヤーが自発的に公共空間を活用 - マチノバ・カナザワ -
03-05 【その他】
紫波町/紫波東こどもの家 公共施設の新しい建設のあり方
津山市/全国初の実験 - 学校断熱ワークショップ -
焼津市/ターントクルこども館と駅前通り商店街
明日香村/明日香村の「風景資本」活用に向けた棚田キャンププロジェクト
南あわじ市/地元産小麦粉を使った手延べそうめんづくり
04 座談会
04-01 FM×断熱による都市経営に挑む
04-02 希少性を持つ非凡人公務員の座談会 -CSB出版委員会-
04-03 NPO法人自治経営 発足の裏側に迫る
04-04 NPO法人自治経営のビジョンとこれから
05 コラム(NPO法人自治経営メンバー)
06 都市経営プロフェッショナルスクール
07 編集班長の独り言/公民連携事業ケーススタディブック出版委員会 編集班長 榊田大輔
- 木下斉氏よる推薦コメント
挑戦する者たちに学べ!!
やらないやつになりたくなければ、今すぐ一歩を踏み出せ‼︎
木下斉氏
エリア・イノベーション・アライアンス、内閣府地域活性化伝道師など。経営とまちづくりが専門。高校一年から補助金に頼らない地域事業開発に従事、高校3年で起業。著書『まちづくり幻想』『凡人のための地域再生入門』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などは台湾、韓国、中国でも翻訳
- 出版委員長コメント
この2年半のコロナ期間において、公民連携事業においても大きな影響を受けています。 コロナ以前は全国において公共空間におけるマルシェが多く実施され、本著の中でも占める割合が大きかったですが、コロナ禍における今回のケーススタディではその数が大きく減ったのも今回の特徴と言えます。
一方で、コロナ禍という時代背景もあり、イベントではなく、着実に事業がスタートしたように感じ取れます。 盛岡市や津山市で本格的な公民連携事業がスタートしたこと、公民連携事業を着実に推進するため行政計画へと位置づける都市構想が増えたこと、各地で公共施設を含めた建物の断熱化プロジェクトが立ち上がってきたことなどは、今回のケーススタディブックの特徴でもあります。
また、公民連携事業でなくても、地域でまちに変化を起こそうとする事業をスタートさせるプレイヤーが増えてきたのも、公務員が多く所属する自治経営の中で民間プレイヤーの活躍が増えたことは、また新たな可能性である。 そして、今回のケーススタディのテーマは「初めの一歩とネットワーク」としました。
私もプロジェクトを実践してきたが、公務員時代に組織の中でよく言われたことがある。
「あなたしか出来ない仕事では困る。」「オガールは特殊解で仙台市には馴染まない。」
そもそも、人口減少社会に入り局面の変わった我が国において、今までの一般解では到底、多くの問題を解決することはできない。 これからのまちづくりは特殊解の連続であり、その特殊解は、希少性の掛け合わせでしかない。公民連携事業においては、公民における希少性の掛け合わせであり、公にも希少性を求められる。 つまり、あなたでなければならない希少性を持ち合わせられているからです。
今回のケーススタディでは、その希少性にも注目している。
動いた事業には、誰かのはじめの一歩があり、そのはじめの一歩が周辺に影響を及ぼし、地域にネットワークが築かれ、そして、あなたがいたからこそ生まれたまちづくりとなる。 本著を手に取った方々は、自分のまちをなんとかしたい!という想いを持っているのだろう。 重い一歩を踏み出すのではなく、もっと軽やかに、そして楽しくはじめの一歩を踏み出してみよう。その明るく愉快なはじめの一歩は、あなたにしか出来ない希少性となり、地域において欠かすことの出来ないネットワークを生み出すでしょう。
- NPO法人自治経営について
明治維新以降の中央集権化、全国による画一的なまちづくりが推進され、私たちが自分たちの地域に無関心になっている間に、全国で「経営なき自治」による地域の疲弊が確実に進んでいます。。このような状況を打破するためには、「地域経営力」のある公民におけるヒトづくり、そしてそのヒトから生まれる地域事業づくりを進め、新たな「自治」を作る必要があると私たちは考えました。それが、私たちの理念である「自治経営」です。
私たち「NPO法人自治経営」のメンバーの多くは、補助金・委託金に頼らない事業を各地で実践しています。多くのメンバーは、自分自身が「地域経営力」を身につけるために、2015年より開校した「公民連携プロフェッショナルスクール」「都市経営プロフェッショナルスクール」を修了しており、修了後に各地で行政・民間それぞれの立場から、自分のアタマで考え事業を展開することで、新たな「自治」を作ってきました。
「NPO法人自治経営」は、これらの事業ノウハウを集積化・ネットワーク化させ、さらに各地で地域事業をつくり出し、連鎖させることで、多様な自治経営を増やし、大きな社会変革を起こすことを目指しています。
HP https://www.jichikeiei.com/
Facebook https://www.facebook.com/jichi.keiei
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像