歯科DXプラットフォームを提供するエミウム、DNX Ventures他キーオピニオンリーダーから総額約2.6億円の資金調達を実施
エミウム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:稲田雅彦、以下「エミウム」)は2022年12月、DNX Venturesをリードインベスターとする総額約2.6億円の資金調達を実施いたしました。
エミウムは、今回の調達資金によりサービス、プロダクト開発体制を強化し、弊社が強みとして持つデジタル製造技術やAI技術をベースに、歯科医療・歯科技工業務の効率化・DX化をサポートするためのデジタルソリューションの開発、および、歯科医院・歯科技工所の経営改善を支援するためのデンタルプラットフォームの構築・提供を行ってまいります。
エミウムは、今回の調達資金によりサービス、プロダクト開発体制を強化し、弊社が強みとして持つデジタル製造技術やAI技術をベースに、歯科医療・歯科技工業務の効率化・DX化をサポートするためのデジタルソリューションの開発、および、歯科医院・歯科技工所の経営改善を支援するためのデンタルプラットフォームの構築・提供を行ってまいります。
■歯科技工における積年の課題
弊社は過去数年にわたり、厚生労働省が発表している調査資料や各種学会での研究報告はじめ、数多くの歯科医院・歯科技工所を中心に主に歯科技工業界の課題についてヒアリングを繰り返し実施してきました。その中で、業界関係者の方々が異口同音に指摘されていたのは「長時間労働、業務効率改善の必要性、高離職率」といった問題で、こうした課題に対するソリューション、プラットフォームが長らく整っていないという意見が大半を占めていました。また昨今、厚労省の研究報告などから弊社が独自推計したところ、2026年には歯科技工士人材の需給ギャップは約2.8万人に拡大する可能性があり、また現在すでに歯科医療を支える歯科技工士の数も不足しているため、DX化支援をベースに経営や業務効率を向上させる必要があるとも言われています。
出典:
厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「歯科衛生士及び歯科技工士の就業状況等に基づく安定供給方策に関する研究:就業歯科技工士数の将来推計」(平成 30 年度)、厚生労働省 衛生行政報告例( 平成30年度)
※歯科技工士の人材不足推移について、「法定労働時間内で勤務できている健康な状態が達成している場合、どの程度技工士数が不足しているのか?」を算出論拠にした。具体的には、技工士の超過勤務時間、医師と技工士の数の比率と、人口動態構造をベースに今後の人材不足数を推計した。
■資金調達の目的
弊社は、製造業のデジタル化・AI化を行うスタートアップである株式会社カブクを起業し、一部老舗メーカーのM&Aによるバイアウトを経験してきた創業者の稲田をはじめ、製造業のデジタルものづくり技術・AI技術に深い知見を持つエンジニアメンバー、メガベンチャーの立ち上げ経験のある事業開発メンバーらとともに設立した、製造業の先端技術を歯科領域に応用した歯科技工のDXを推進するスタートアップです。
これまで培った知見や技術を活用し、第一弾のプロダクトとして、2022年5月に歯科技工物のCAD設計とデジタル製造をネットで簡単にオーダーできる「エミウム 技工センター」(β版)を立ち上げました。このサービスは歯科技工物の調達をデジタル化し、歯科医院や歯科技工所の経営改善を支援する外部委託サービスでもあるため、歯科技工に携わる方々はより付加価値の高い工程に専念でき、繊細な審美性や高精度な技工技術力を追求できる機会の創出が期待できます。この度、「エミウム 技工センター」の本格的な全国展開を見据え、さらなるプロダクト開発の磨き込み、サプライチェーン体制の強化、および、カスタマーサクセスやQA/QC体制の強化によるサービスの品質のさらなる向上を目的として資金調達を実施することにいたしました。
また現在、歯科医院と歯科技工所間での受発注データや取引データなどを蓄積することで、歯科医院における歯科技工物の調達業務の効率化と、歯科技工所における歯科技工業務の生産性向上を実現し、双方での受発注をよりスムーズにするクラウド技工ソフト「エミウム クラウド技工」を開発中で、第二弾のプロダクトとして来春を目途に正式にサービスを提供開始予定です。今回調達した資金は、このクラウド技工ソフトの開発強化および採用・組織体制の強化にもあて、歯科業界のDX化を促進し、歯科医院・歯科技工所の経営改善に貢献してまいります。
■提供サービス:「エミウム 技工センター」の概要と特徴
歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」
【引受先の概要】
DNX Partners Japan IV, LP
DNX Seed投資事業有限責任組合
エンジェル投資家/キーオピニオンリーダー
【引受先からのコメント】
DNX Ventures マネージングパートナー兼日本代表:倉林陽氏
この度、歯科DXプラットフォームを提供するエミウムのシードラウンドをリードさせていただき、大変嬉しく思います。CEOの稲田さんは元DNXメンバーでもあり、過去に起業経験もあるシリアルアントレプレナーです。DX化が遅れている日本の歯科業界を変革すべく、挑戦に立ち上がったDNX元メンバーの船出を支援することができ、大変光栄です。日本の歯科業界は、専門人材の不足や長時間労働が常態化し、DX化支援による業務効率改善が急務となっております。テクノロジーへの深い知見と社会課題に立ち向かう起業家マインドを併せ持った稲田さん率いるエミウムが、業界のDX化を牽引し、歯科業界を変革してくれることを期待しております。
【エミウム株式会社について】
エミウム株式会社は、「歯科医療・歯科技工の原動力を生み出すインフラをつくる。」という企業ビジョンを掲げ、歯科医療・技工技術、デジタル製造技術、AI技術を融合した事業の開発と提供を手掛けるデンタルテックスタートアップです。創業以来、大学病院との研究連携や歯科医院・歯科技工所など国内外の関係各所とのディスカッション・協業を通じて業界課題を特定し、日々の歯科技工業務の効率化をサポートするためのデジタルソリューションの開発、および、デンタルプラットフォームの構築・提供を行っています。
【関連URL】
歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」
https://www.emium.co.jp
エミウム株式会社 会社概要
会社名:エミウム株式会社
設立日:2020年11月
本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-36-2-3F
代表者:代表取締役 稲田 雅彦
URL:https://corp.emium.co.jp
事業内容:歯科技工クラウド技工ソフト事業、歯科技工物調達支援事業、歯科業界サプライチェーン事業
【本件に関するお問い合わせ先】
エミウム株式会社 経営管理部
TEL:03-6772-8539
※通話料はお客様ご負担となります。
※お電話による対応は、平日9:00〜18:00になります。
お問い合わせフォーム:24時間受付
https://emium.zendesk.com/hc/ja/requests/new
弊社は過去数年にわたり、厚生労働省が発表している調査資料や各種学会での研究報告はじめ、数多くの歯科医院・歯科技工所を中心に主に歯科技工業界の課題についてヒアリングを繰り返し実施してきました。その中で、業界関係者の方々が異口同音に指摘されていたのは「長時間労働、業務効率改善の必要性、高離職率」といった問題で、こうした課題に対するソリューション、プラットフォームが長らく整っていないという意見が大半を占めていました。また昨今、厚労省の研究報告などから弊社が独自推計したところ、2026年には歯科技工士人材の需給ギャップは約2.8万人に拡大する可能性があり、また現在すでに歯科医療を支える歯科技工士の数も不足しているため、DX化支援をベースに経営や業務効率を向上させる必要があるとも言われています。
出典:
厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「歯科衛生士及び歯科技工士の就業状況等に基づく安定供給方策に関する研究:就業歯科技工士数の将来推計」(平成 30 年度)、厚生労働省 衛生行政報告例( 平成30年度)
※歯科技工士の人材不足推移について、「法定労働時間内で勤務できている健康な状態が達成している場合、どの程度技工士数が不足しているのか?」を算出論拠にした。具体的には、技工士の超過勤務時間、医師と技工士の数の比率と、人口動態構造をベースに今後の人材不足数を推計した。
■資金調達の目的
弊社は、製造業のデジタル化・AI化を行うスタートアップである株式会社カブクを起業し、一部老舗メーカーのM&Aによるバイアウトを経験してきた創業者の稲田をはじめ、製造業のデジタルものづくり技術・AI技術に深い知見を持つエンジニアメンバー、メガベンチャーの立ち上げ経験のある事業開発メンバーらとともに設立した、製造業の先端技術を歯科領域に応用した歯科技工のDXを推進するスタートアップです。
これまで培った知見や技術を活用し、第一弾のプロダクトとして、2022年5月に歯科技工物のCAD設計とデジタル製造をネットで簡単にオーダーできる「エミウム 技工センター」(β版)を立ち上げました。このサービスは歯科技工物の調達をデジタル化し、歯科医院や歯科技工所の経営改善を支援する外部委託サービスでもあるため、歯科技工に携わる方々はより付加価値の高い工程に専念でき、繊細な審美性や高精度な技工技術力を追求できる機会の創出が期待できます。この度、「エミウム 技工センター」の本格的な全国展開を見据え、さらなるプロダクト開発の磨き込み、サプライチェーン体制の強化、および、カスタマーサクセスやQA/QC体制の強化によるサービスの品質のさらなる向上を目的として資金調達を実施することにいたしました。
また現在、歯科医院と歯科技工所間での受発注データや取引データなどを蓄積することで、歯科医院における歯科技工物の調達業務の効率化と、歯科技工所における歯科技工業務の生産性向上を実現し、双方での受発注をよりスムーズにするクラウド技工ソフト「エミウム クラウド技工」を開発中で、第二弾のプロダクトとして来春を目途に正式にサービスを提供開始予定です。今回調達した資金は、このクラウド技工ソフトの開発強化および採用・組織体制の強化にもあて、歯科業界のDX化を促進し、歯科医院・歯科技工所の経営改善に貢献してまいります。
■提供サービス:「エミウム 技工センター」の概要と特徴
歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」
- エミウム 技工センターの特徴と強み
- 強み1:最短2日納品 ー 短納期 & 送料無料
- 強み2:残業時間低減+利益率改善
- 強み3:高品質で適正価格
- 強み4:強固なサポート体制
- 強み5:高いセキュリティ水準を誇るシステム
【引受先の概要】
DNX Partners Japan IV, LP
DNX Seed投資事業有限責任組合
エンジェル投資家/キーオピニオンリーダー
【引受先からのコメント】
DNX Ventures マネージングパートナー兼日本代表:倉林陽氏
この度、歯科DXプラットフォームを提供するエミウムのシードラウンドをリードさせていただき、大変嬉しく思います。CEOの稲田さんは元DNXメンバーでもあり、過去に起業経験もあるシリアルアントレプレナーです。DX化が遅れている日本の歯科業界を変革すべく、挑戦に立ち上がったDNX元メンバーの船出を支援することができ、大変光栄です。日本の歯科業界は、専門人材の不足や長時間労働が常態化し、DX化支援による業務効率改善が急務となっております。テクノロジーへの深い知見と社会課題に立ち向かう起業家マインドを併せ持った稲田さん率いるエミウムが、業界のDX化を牽引し、歯科業界を変革してくれることを期待しております。
【エミウム株式会社について】
エミウム株式会社は、「歯科医療・歯科技工の原動力を生み出すインフラをつくる。」という企業ビジョンを掲げ、歯科医療・技工技術、デジタル製造技術、AI技術を融合した事業の開発と提供を手掛けるデンタルテックスタートアップです。創業以来、大学病院との研究連携や歯科医院・歯科技工所など国内外の関係各所とのディスカッション・協業を通じて業界課題を特定し、日々の歯科技工業務の効率化をサポートするためのデジタルソリューションの開発、および、デンタルプラットフォームの構築・提供を行っています。
【関連URL】
歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」
https://www.emium.co.jp
エミウム株式会社 会社概要
会社名:エミウム株式会社
設立日:2020年11月
本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-36-2-3F
代表者:代表取締役 稲田 雅彦
URL:https://corp.emium.co.jp
事業内容:歯科技工クラウド技工ソフト事業、歯科技工物調達支援事業、歯科業界サプライチェーン事業
【本件に関するお問い合わせ先】
エミウム株式会社 経営管理部
TEL:03-6772-8539
※通話料はお客様ご負担となります。
※お電話による対応は、平日9:00〜18:00になります。
お問い合わせフォーム:24時間受付
https://emium.zendesk.com/hc/ja/requests/new
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