新燃料(水素・アンモニア他)、ガソリンエンジン、燃焼・混焼など高度な3次元シミュレーションの設計開発における取り組みを発信 11月7日・8日 横浜
株式会社IDAJ主催「IDAJ SYMPOSIUM 2024」にて自動車メーカー他各社が活用事例を発表
MBD・CAEソリューションカンパニーである株式会社IDAJ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中嶋 達也、以下IDAJ)は、2024年11月7日(木)・8日(金)に、横浜ベイホテル東急(神奈川県横浜市)で「IDAJ SYMPOSIUM 2024 ~Transforming Tomorrow:Redefining Manufacturing through Digital Innovation~」を開催します。本イベントは、MBD・CAEに関わる業務に携わっておられるあらゆる技術者様にとって有用な、MBD・CAEや設計・開発に関する情報提供および情報交換の場をご提供することを目的に、当社設立以来、延べ約1,250社の当社のお客様・パートナー各社様にご講演いただきました。
2050年カーボンニュートラルの達成に向けた技術革新が求められる中、特に今年は、シミュレーション活用の場が広がり続けていることを日々強く実感しており、本リリースでご紹介するCONVERGEセッションとあわせて、2日間で7つのセッションを設けました。
本イベントの特設Webサイト→ https://www.idaj.co.jp/idaj-symposium2024/
CONVERGE(コンバージ)は、米国のConvergent Scienceが開発している、オートノマスメッシング熱流体解析プログラムで、熱流体解析において高い計算精度を目指すとともに、解析業務におけるボトルネックの最小化を実現した画期的なソフトウェアです。自動車エンジン筒内をターゲットに据えて開発がスタートして以来、 数多くの適用実績があります。今ではその分野にとどまらず、ポンプ、コンプレッサ、ガスタービンなどの回転機械や、これまでのCFDソフトウェアでは難易度が高いとされてきた複雑な動きを伴う工業製品の性能評価など、幅広く活用されています。
ガソリンエンジンテーマでは、高EGR場での着火性を予測できる火花放電モデルの構築(SUBARU様)、予測精度と計算コストを両立した副室燃焼の計算手法構築(ヤマハ発動機様)、と、従来のシミュレーションでは実現できなかった取り組みについてご発表いただきます。
また、昨今取り組みが広がっている新燃料対応エンジンテーマでは、カーボンニュートラル対応を目指し、水素、アンモニア、アルコール、ディーゼル燃料との混焼に関して、赤阪鐵工所様、ヤンマーホールディングス様、三井E&S様、ダイハツ工業様、トヨタ自動車様から各社でのシミュレーション活用事例をご発表いただきます。ここでは、燃料の組み合わせだけでなく、火花点火、パイロット着火、予混合から拡散燃焼と、燃焼方式の違いにもご注目ください。
マツダ様からは、モデルベース開発を通じて開発された新技術についてご紹介いただきます。化学反応制御を利用した技術創出という観点で、ガソリンエンジンの新燃焼方式、未燃炭化水素排出特性、触媒浄化を踏まえた燃焼排出物制御、カーボンニュートラル燃料対応、さらにはリチウムイオンバッテリの耐火・熱暴走抑制に至るまでを幅広くカバーした好例となっています。
■CONVERGE Session ご講演者様
新燃料対応エンジン
・赤阪鐵工所様
舶用低速4ストローク機関におけるCONVERGEによるメタノール燃焼解析の基礎構築 ~実験論文再現から実機関スケールモデル適用~
・ヤンマーホールディングス様
CONVERGEを用いた水素・ディーゼル混焼エンジンの燃焼シミュレーション
三井E&S 様
CONVERGEによる大型舶用2ストローク機関の水素燃焼シミュレーション
・ダイハツ工業様
アンモニア/水素SIエンジンの開発 ~ガスパーセル法を用いた水素噴流モデルによる筒内水素濃度分布の予測~
・トヨタ自動車様
噴流MBD活用による水素直噴エンジン混合気形成の改善
ガソリンエンジン
・SUBARU様
CONVERGEを用いた高EGR場における着火性予測のための火花放電モデルの構築
・ヤマハ発動機様
PIV・PLIF可視化実測を用いたパッシブ副室エンジン3次元CFD解析の精度検証
化学反応制御を利用した技術創出
・マツダ様
化学反応制御をコアにしたカーボンニュートラルへの挑戦
欧米での活用事例他
・Convergent Science様
欧米におけるCONVERGEの活用事例 ~モータ・バッテリー・燃料電池・ガスタービン他~
CONVERGEの最新機能と開発計画のご紹介
本イベント全体、7つのセッションで63講演を予定しています。
■11月7日(木)セッション
(1)マルチフィジックス・システムシミュレーションツール「GT-SUITE」
(2)多目的ロバスト設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」
(3)電子機器専用熱設計支援ツール「Simcenter Flotherm」
(4)オートノマスメッシング熱流体解析プログラム「CONVERGE」
■11月8日(金)セッション
(5) DXによるプロセス改善の実現
(6) 生産技術分野におけるデジタルエンジニアリングの活用
(7) 次世代モビリティ開発を支えるデジタル技術
各セッションでご講演いただく講演者様(一部抜粋・順不同)
・アイシン様
・赤阪鐵工所様
・小野測器様・IDAJ
・小野薬品工業様
・オムロン様
・自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)様
・清水建設様
・SUBARU様
・ダイハツ工業様
・ダイハツディーゼル様
・TDK様
・一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)様
・デンソー様
・東芝様
・トヨタ自動車様
・日本ナショナルインスツルメンツ様・IDAJ
・本田技研工業様
・マツダ様
・三井E&S様
・三菱地所設計様
・明電舎様
・安川電機様
・ヤマハ発動機様
・ヤンマーホールディングス様
・UACJ様
・ラビットアート様
・ローム様
・[11月8日(金)基調講演] 安部 静生 様(元株式会社BluE Nexus 取締役)
■IDAJ SYMPOSIUM 2024 開催概要
主催:株式会社IDAJ
日程・会場:11月7日(木)・8日(金)横浜ベイホテル東急
参加費:無料・事前登録制
登録方法:Webサイトから承ります。→ https://www.idaj.co.jp/idaj-symposium2024/
※誠に恐縮ではございますが、弊社都合にてご参加をお断りする場合がございます。
あらかじめご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
■お問い合わせ先
株式会社 IDAJ【IDAJ SYMPOSIUM 事務局】
〒220-8137 横浜市西区みなとみらい2-2-1-1 横浜ランドマークタワー37階
TEL: 045-683-1435 E-mail: IDAJ-SYMP@idaj.co.jp
https://www.idaj.co.jp/idaj-symposium2024/
■株式会社 IDAJについて
代表取締役社長:中嶋 達也(なかじま たつや)
本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1-1横浜ランドマークタワー37F
支社:中部支社(愛知県名古屋市)・関西支社(兵庫県神戸市)
当社は、ソフトウェア、コンサルティング、技術サービス力を背景に、日本のMBD・CAE分野において最も成長している企業の一つです。IDAJのビジネスは、ソフトウェア開発・販売、エンジニアリング・コンサルティングサービス、システムインテグレーションを3つの柱としており、シミュレーション技術を核としてCFDからFEA、最適化まで、また1次元から3次元シミュレーションまでのCAE分野を幅広くカバーしています。IDAJでは、25年以上にわたって、MBD・CAEソリューション等を国内外1,000社超のお客様に提供しています。特に、自動車産業、精密機器産業、エネルギー産業、重工産業及び家電産業で実績があります。その他詳細情報についてはウェブサイトをご参照ください。(https://www.idaj.co.jp)
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