心を、光で、可視化する。ドキドキに合わせて光るイヤリング型デバイスのe-lamp.が2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞を受賞しました。
株式会社e-lamp.(本社:東京都渋谷区渋谷、代表取締役 山本 愛優美、以下e-lamp.)がデザイン・開発を行っている、心を、光で、可視化する。ドキドキに合わせて光るイヤリング型デバイスの「e-lamp.」が、2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を「入選」として受賞しました。グッドデザイン・ニューホープ賞は、若手のクリエーターの作品を審査・表彰することにより、新たなクリエイティブ⼈材の発掘とキャリア蓄積を⽀援することを目的として、本年度から新設されたデザイン賞です。
- 作品の概要
作品の概要もしも「心」が可視化されたら、社会はどう変わる?
e-lamp.は「心拍フィードバック」を光の点滅で可視化する、つまり、ドキドキに合わせてピカピカと光るイヤリング型デバイスです。
感情と関連性の高い「生体情報(バイタルデータ)」を可視化することで、私たちの感情共有を促進する新たなコミュニケーション体験をデザインしています。
【デザインが生まれた理由 / 背景】
工学研究を起点としたて着想したイヤリング型心拍フィードバックデバイスです。
誰かとコミュニケーションするとき、私たちは自分の思いを伝えるために、 言葉・表情・ジェスチャーなど、あらゆる手段を用います。
けれど、現状のコミュニケーション場面では 「自分の思ったことを伝えられない」「相手の思っていることがわからない」 というような課題が存在しているのではないでしょうか。
「ドキドキ」の可視化という1つのきっかけが、感情の推測・伝達・共有を促進し、私たちのポジティブコミュニケーションに繋がってほしいという願いを込めて、このプロダクトは誕生しました。
【デザインを実現した経緯】
これまで30個以上の試作を重ね、表情・筋電・脳波といった計測指標、フィードバック提示方法(音、波、触覚など)、デバイス形状の検討を行う中で、以下の観点から「心拍フィードバックを行うイヤリング型デバイス」としてe-lamp.の仕様を確定させました。
INPUT DESIGN
(1)人が抵抗感を持ちにくい入力方法(測定する生体情報)を採用すること
(2)ユーザーの動きによって影響を受けない安定した計測を実現すること
OUTPUT DESIGN
(3)出力(光)の意味をできるだけわかりやすくすること
SHAPE DESIGN
(4)あらゆる場面で使える形状にすること。
(5)ユーザーの主体的な「意志」を尊重したデザインを実現すること
(6)コミュニケーション場面で他者から認知されやすい位置にあること
(7)自分の生体情報を自分で認知できないこと
- グッドデザイン・ニューホープ賞について
グッドデザイン・ニューホープ賞(GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD)は、クリエイターを⽬指す各種専修専⾨学校・⼤学・⼤学院の学⽣、及び卒業・修了後間もないクリエイターのデザインに関する作品・プロジェクト・研究を審査・顕彰することにより、新たなクリエイティブ⼈材の発掘とキャリア蓄積を⽀援し、デザインを通じた新たな産業及び⽂化の発展に寄与することを⽬的として、2022年度に公益財団日本デザイン振興会が新設した新しい賞です。
グッドデザイン・ニューホープ賞(詳細):https://newhope.g-mark.org/
- 審査委員による評価コメント
(出典:https://newhope.g-mark.org/award/22NHA040011.html)
- 受賞者
西田 翔平(法政大学情報科学部)
林 宋其(東京藝術大学美術学部デザイン科)
石井 浩一(東京藝術大学美術学部デザイン科)
- 会社概要
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目16-8VEILSHIBUYA4階
代表者:代表取締役 山本 愛優美
設立:2022年 10月26日
URL (本件に関するお問合せ):https://e-lamp-official.studio.site
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