北海道の4町(木古内、知内、福島、松前町)と株式会社BUKARUが合同部活動に関わる連携協定を締結
4町を跨ぐ合同部活動はローカルエリアのロールモデルとなるか?
学校部活動の地域移行をコーチの派遣とコミュニケーションDXでサポートする株式会社BUKARU(本社:北海道札幌市、代表取締役:森田敦)は、北海道渡島西部4町(木古内町、知内町、福島町、松前町)と連携し、日本初となる4町合同部活動に関わる連携協定を締結しました。
令和5年度「未来の教室」実証事業に採択事業者となったBUKARUが、中学校部活動の地域移行に向けてさまざまの事業を展開します。ローカル地域の少子化が続く中で活動継続や教員にかかる負担など、部活動が抱える多くの課題への対策としても、その取組みが注目されます。
写真左から松前町教育委員会 教育長 宮島 武司
福島町教育委員会 教育長 小野寺 則之
株式会社BUKARU 代表取締役 森田 敦
知内町教育委員会 教育長 堂下 則昭
木古内町教育委員会 教育長 藤澤 義博
※「未来の教室」とは?
経済産業省が推進する「未来の教室」は、2019年6月に公表されたビジョンに基づき、子どもたちが未来を创るチェンジメーカーとなるための学習環境を整えることを目的としています。このビジョンでは、1)学びの探究化・STEAM化、2)学びの自律化・個別最適化、3)新しい学習基盤の構築が主要な柱とされています。
<連携事業の主な内容>
4町合同部活動の実施: 野球、バスケットボール、陸上を中心に、教員の負担軽減や地域指導者の不足、少子化による影響等に対処するため、4町合同で部活動を展開します。
大学生の外部指導員の活用: 函館大学や函館教育大学の学生が、対面およびリモート形式で生徒の技術指導や現在の顧問教員のサポートを行います。
町有バスの活用: 合同部活動のために町有バスを用いて、会場までの送迎を実施します。
新たな財源の確保: 部活動の持続可能性を確保するために、新たな財源を生み出し検証します。
【松前町宮島教育長コメント】
今までも4町と連携してきたが、地域移行の問題からどのように進めていけば良いのかを議論していたときBUKARUの森田代表から提案があり、4町合同部活動をオフィシャルに進めていくことになりました。ルールも整備されていないところからのスタートだが、4町と議論し現場の顧問の負担軽減と生徒が部活動を楽しく続けられるよう地域の発展に貢献していきたい。
【BUKARU森田からのコメント】
人口4000名規模の町で4町が連携し合同部活動の新しいカタチを生み出すことで、道内だけではなく国内の同様な規模でもできるロールモデルになっていきたい。そして生徒には新しい体験をさせて素晴らしい成長を願っています。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社BUKARU 担当:森田
メールアドレス:morita@bukaru.jp
公式サイト:https://bukaru.jp/
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