ニューガーデン映画祭2023 ~New Garden Film Festival ~ 開催決定!!
岡山県真庭市発、子ども大人も楽しめる刺激的な映画祭
開催期間:2023年3月10日(金)〜 3月12日(日)
岡山県真庭市にて、新しい映画祭を開催いたします。
先日、大島渚賞受賞が発表された真庭市在住の映画監督・山崎樹一郎が映画制作に取り組んできたこの地で、監督の呼びかけに賛同した市⺠有志が実行委員会を立ち上げ運営する、市⺠主体の映画祭です。
子どもも大人も楽しめる秀作映画のセレクションに加え、日仏で映画教育に携わる映画監督・諏訪敦彦氏らをゲストに迎え、映画と地域コミュニティを考えるフォーラムを開催。また日本映画最注目の若手映画作家3名(三宅唱、小田香、戸田ひかる)を真庭に招待し特集します。
「ニューガーデン映画祭2023」公式サイト ▷ http://ngff.jp/
岡山県真庭市にて、新しい映画祭を開催いたします。
先日、大島渚賞受賞が発表された真庭市在住の映画監督・山崎樹一郎が映画制作に取り組んできたこの地で、監督の呼びかけに賛同した市⺠有志が実行委員会を立ち上げ運営する、市⺠主体の映画祭です。
子どもも大人も楽しめる秀作映画のセレクションに加え、日仏で映画教育に携わる映画監督・諏訪敦彦氏らをゲストに迎え、映画と地域コミュニティを考えるフォーラムを開催。また日本映画最注目の若手映画作家3名(三宅唱、小田香、戸田ひかる)を真庭に招待し特集します。
「ニューガーデン映画祭2023」公式サイト ▷ http://ngff.jp/
New Garden Film Festival 2023(ニューガーデン映画祭/NGFF)とは |
2023年3月、岡山県真庭市に新しく「ニューガーデン映画祭2023」が誕生します。
本企画は、真庭市在住の映画監督・山崎樹一郎の呼びかけに賛同した市民有志が実行委員を立ち上げ、真庭市文化活動事業補助金の採択を受けて運営される、市民主体の映画祭です。映画祭を通して、地域の根っこが豊かに育つようにと、このたび第1回を迎えます。
- 地域コミュニティに求められる映画の可能性を考える「シネマフォーラム in 真庭」(Cinéma Forum in MANIWA)
- 注目の若手映画作家を特集上映する「パースペクティブ・ナウ」(Perspective Now)
- 子どもも大人も楽しめる親子向け世界の映画セレクション「こどもと映画の週末 (Weekend Ciné Kids)」
また市内飲食店と連携し、来場者に”真庭の味“を楽しんでいただくようなマルシェイベントや店舗への導線づくりもしています。映画だけでなく、真庭の町自体も楽しめる仕掛けが盛りだくさん。ゲストや映画関係者、地域の⼈たちが入り交じって交流する、刺激的な映画祭です。
*(山崎の「崎」=たつさき)
開催期間・場所 |
2023年3月10日(金)〜2023年3月12日(日)
- ビクトリィシアター 25席(岡山県真庭市久世2581)▷ https://victorytheater.jp/
- 真庭市立中央図書館 52席(真庭市勝山53-1)▷ https://lib.city.maniwa.lg.jp/syoukai2.html
※真庭市立中央図書館には、託児所があります。要事前予約(申込:info@ngff.jp)。
プログラム |
3月10日(金)
◉オープニング映画上映:『ライオンは今夜死ぬ』(諏訪敦彦監督) ★上映後、諏訪監督によるトークあり時間:15時〜16時45分
会場:真庭市立中央図書館
◉シネマフォーラム in 真庭 Cinéma Forum in MANIWA:
「映画とコミュニティ」を考えるフォーラムを開催します。久世の商店街の空き家を改修したビクトリィシアターは、地域の⼈が気軽に⾜を運び、訪れた⼈同⼠で楽しく交流できる場所にしたいと考え、コミュニティシアターと位置付けています。近年、岡⼭県や近県ではそういったインディペンデントで⼩さな劇場も⽣まれています。いま地域社会において、映画(映画館)はどのように位置付けられているのか。地域に根ざした映画活動をする実践者たちの報告を聞き、意⾒交換をします。そして映画教育が盛んなフランスと深い関わりを持つ諏訪敦彦監督を招き、映画を通した地域づくりについて考えます。
登壇者:諏訪敦彦(映画監督)、小川孝雄(岡山映画祭)、柴田修兵(jig theater)、吉川諒(CinéRuelle)
時間:17時半〜19時半
会場:真庭市立中央図書館
◉オープニングセレモニー:
一般の方もご参加いただけます。
時間:20時半
会場:エキマエ・ノマエ(岡山県真庭市久世2426/ニューガーデン映画祭実行委員事務局)
https://www.maniwa.life/home/
※20歳未満の飲酒、酒気帯び運転は法律で固く禁じられています。
3月11日(土)
◉パースペクティブ・ナウ Perspective Now:会場 ビクトリィシアター
ニューガーデン映画祭がいま注目する、日本の若手映画作家3名にフォーカス。それぞれの作品上映と、彼らがレコメンドする親子向け映画を、作品の見どころとともに紹介します。
1日の終わりには、3人のスペシャルトーク「私たちは何をみているか」を開催します。
上映作品:
① 10時半〜11時40分
『鉱 ARAGANE』(小田香監督/2015年/ボスニア・ヘルツェゴビナ、日本/68分)
★上映後、小田香監督によるティーチインあり
② 14時〜15時40分
『愛と法』(戸田ひかる監督/2017年/日・英・仏/94分) *バリアフリー版日本語字幕付
★上映後、戸田ひかる監督によるティーチインあり
③ 17時〜18時5分
『THE COCKPIT』(三宅唱監督/2014年/日本/64分)
★上映後、三宅唱監督によるティーチインあり(オンライン)
スペシャルトーク「私たちは何をみているか」:
18時半〜19時半
映画を通して現代社会をさまざまな角度から照らす3人。彼らはこの世界をどのようにみつめ、また映画という世界に何をみているのか。
ゲスト:小田香/戸田ひかる/三宅唱
◉こどもと映画の週末 Weekend Ciné Kids:会場 真庭市立中央図書館
子どもも大人も楽しめる親子向けの世界の優秀映画セレクション
上映作品:
① 10時半〜11時45分
『ムーミン谷の彗星』(マリア・リンドバーグ監督/2010年/フィンランド、ポーランド、オーストリア/日本語吹替/75分)
② 13時半〜15時5分
『マロナの幻想的な物語り』(アンカ・ダミアン監督/2019年/ルーマニア、フランス、ベルギー/日本語吹替/92 分)
3月12日(日)
◉こどもと映画の週末 Weekend Ciné Kids:
子どもも大人も楽しめる親子向け世界の優秀映画セレクション。真庭市立中央図書館(①〜③)の上映時には、本映画祭参加監督らによる映画の⾒どころ紹介を⾏います。また『マロナの幻想的な物語り』アンカ・ダミアン監督がオンラインによるティーチインを⾏います。
上映作品:会場 真庭市立中央図書館
① 9時半〜10時50分
『ベルヴィル・ランデブー』(シルヴァン・ショメ監督/2002年/フランス、カナダ、ベルギー/80分)
★戸田ひかるレコメンド作品。上映後、戸田監督によるレコメンドトークあり。
②12時半〜13時35分
『セロ弾きのゴーシュ』(高畑勲監督/1982年/日本/63分)
★小田香レコメンド作品。上映後、小田監督によるレコメンドトークあり。
③ 14時半〜16時05分
『マロナの幻想的な物語り』
★上映後、アンカ・ダミアン監督オンライントークあり。
上映作品:会場 ビクトリィシアター
④10時半〜11時45分『ムーミン谷の彗星』 *館内で声を出してもOK! 小さなお子さまもおいでください。
⑤13時〜14時45分『ライオンは今夜死ぬ』
◉クロージング映画上映:誰も知らない!チャーリーバワーズ短編集!
会場:真庭市立中央図書館
プログラムA 17時〜17時55分
『とても短い昼⾷』(1918年/6分)、『たまご割れすぎ問題』(1926年/23分)、『全⾃動レストラン』(1926年/23分) *上映後、⼭崎監督によるティーチインあり
プログラムB 18時半〜19時20分
『オトボケ脱⾛兵』(1918年/6分)、『ほらふき倶楽部』(1926年/21分)、『怪⼈現る』(1928年/22分) *上映後、⼭崎監督によるティーチインあり
チャーリー・バワーズ Charley Bowers
1889年頃-1946年/米国アイオワ州出身
伯爵家の血筋で、5歳で綱渡りをマスターし6歳でサーカス⼀座に誘拐された(本⼈談)。カートゥーン「マット&ジェフ」のアニメーターを経て、自身が主演する無声短篇映画の制作をスタート。長く忘れられていたが、1960年代にフランスで発⾒されたことを皮切りに、眠っていたフィルムが世界各地で発掘される。映画史に埋もれた天才の再評価が⾼まりつつある。
◉クロージング・パーティー Closing Party:
一般の方もご参加いただける会です。
時間:20時予定
会場:Nostalgie Cafe ろまん亭(真庭市勝山249)
https://i-maniwa.com/area/roman/
※20歳未満の飲酒、酒気帯び運転は法律で固く禁じられています。
登壇者プロフィール |
諏訪敦彦(すわ のぶひろ)
テレビドキュメンタリーの演出を経て、1997年初長編『2/デュオ』を発表。完成台本を用いない即興演出が話題となる。1999年『M/OTHER』をカンヌ国際映画祭監督週間に出品し国際批評家連盟賞を受賞。その後、映画制作の拠点をフランスに移す。1919年『風の電話』が第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門にて国際審査員特別表彰を受けた。コロナ禍によって危機的状況のミニシアターを支援するSAVE the CINEMAの中心メンバーとして活動し、現在は日本版CNC設立を求める会(action4cinema)の共同代表を務める。一般社団法人こども映画教室専務理事。
小田香(おだ かおり)
1987年大阪府生まれ。フィルムメーカー/アーティスト。イメージと音を通して人間の記憶(声)―私たちはどこから来て 、どこに向かっているのか―を探究する。2013年、映画監督のタル・ベーラが陣頭指揮する若手映画作家育成プログラムであるfilm.factory (3年間の映画制作博士課程)に第1期生として参加し 、2016年に同プログラムを修了。2014年度ポーラ美術振興財団在外研究員。ボスニアの炭鉱を主題とした第一長編作品『鉱 ARAGANE』(2015) が山形国際ドキュメンタリー映画祭・アジア千波万波部門にて特別賞を受賞。その後、リスボン国際ドキュメンタリー映画際、マル・デル・プラタ国際映画祭(アルゼンチン)、台湾国際ドキュメンタリー映画祭などを巡る。
2017年にエッセイ映画『あの優しさへ』が完成。ライプティヒ国際ドキュメンタリー&アニメーション映画祭ネクスト・マスターズ・コンペティション部門にてワールドプレミア上映。
2019年最新作長編『セノーテ』が完成。山形国際ドキュメンタリー映画祭、ロッテルダム国際映画祭などに招待され各国を巡回。2020年、第1回大島渚賞を受賞。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
戸田ひかる(とだ ひかる)
10歳からオランダで育つ。ユトレヒト大学で社会心理学、ロンドン大学大学院で映像人類学を学ぶ。大阪の弁護士カップルとその家族を描いたドキュメンタリー映画『愛と法』(2017)は、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門 作品賞、第42回香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞などを受賞。2018年アジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Award)のドキュメンタリー賞にノミネートされる。
Netflix オリジナル ドキュメンタリー シリーズ 『マイ・ラブ:6つの愛の物語』の日本編『絹子と春平』を監督・プロデュース。2021年4月から190カ国で配信中。
三宅唱(みやけ しょう)
1984年⽣まれ、北海道出身。⼀橋⼤学社会学部卒業、映画美学校・フィクションコース初等科修了。主な監督作品に、『THE COCKPIT』(2014)、『きみの⿃はうたえる』(2018) 、『ワイルドツアー』(2019)などがある。
『Playback』(2012)では、ロカルノ国際映画祭のコンペティション部⾨に正式出品され、第22回⽇本映画プロフェッショナル⼤賞新⼈監督賞を受賞。『呪怨:呪いの家(全6話)』(2020)がNetflixのJホラー第1弾として世界190カ国 以上で同時配信され、話題となった。その他、星野源のMV「折り合い」なども⼿掛けている。最新作『ケイコ ⽬を澄ませて』(2022)はベルリン映画祭を始め多くの映画祭で賞賛され、国内においてもキネ旬ベストテン第1位など受賞が続いている。
アンカ・ダミアン
ルーマニアの国⽴舞台映画芸術学院で、映画撮影と美術・映画・メディアの博⼠号を取得。卒業後は監督、脚本家、プロデューサーとして、芸術関連のドキュメンタリーに関わり、また監督として 2 本の長編映画と様々なドキュメンタリーや短編を作成。 2018 年には実写長編映画『Moon Hotel Kabul(ムーンホテル・カブール)』がワルシャワ国際映画祭で、最優秀監督賞を受賞した。また、彼女の最新のアニメ短編映画である『The Call(コール)』は、アヌシー、トロント、サンダンスなど 40 以上の国際映画祭で上映され、5つの国際的映画賞を受賞した。マドリッド国際映画祭 2018 で、「新しい監督達にとって真に⽬標となる、そして比類なきインスピレーションを 与える総合芸術家」としてミラダ国際賞を受賞している。そして本作『マロナの幻想的な物語り』を2019 年、アヌシー国際映画祭にて発表、⽇本では東京国際映画祭で正式上映後、東京アニメーションアワード2020 のコンペティションに選出され⾒事長編アニメーショングランプリと東京都知事賞を獲得した。
山崎樹一郎(やまさき じゅいちろう)
1978年生まれ、大阪市出身。京都文教大学で文化人類学を学ぶ傍ら、京都国際学生映画祭の企画運営や自主映画製作を始める。2006年に岡山県真庭市の山間に移住し、農業に携わりながら映画製作を始める。
初長編作品『ひかりのおと』(2011)や第2作『新しき民』は国内外で評価が高く、複数のアワードやグランプリを受賞。最新作『やまぶき』(2022)は、第30回カンヌ国際映画祭ACID部門へ日本史上初めて選出され、第51回ロッテルダム国際映画祭 タイガーコンペティションにも正式出品するなど、国内外でも高い評価を得ている。第4回大島渚賞を受賞。映画制作と並行して、フランスのメソッドをモデルにした映画鑑賞教育を真庭市内の学校などで実践している。
プレス用画像素材 |
以下リンクよりダウンロードしてお使いください。
https://drive.google.com/drive/folders/1Bif-EgwtL1H3MqSrWXSE0-e5nPfZMaAW?usp=sharing
問い合わせ先 |
▷メール:info@ngff.jp
▷公式WEBサイト:http://ngff.jp/
▷住所: 〒719-3201 岡山県真庭市久世2426 エキマエ・ノマエ内
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主催:ニューガーデン映画祭実行委員会
共催:真庭市立中央図書館
助成:真庭市
後援:真庭市教育委員会、真庭観光局、山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、読売新聞岡山支局、毎日新聞岡山支局、真庭いきいきテレビ、RSK山陽放送、OHK岡山放送、FM岡山
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