片麻痺による下肢装具装着者 × シューズ領域の根深い課題を解決する
株式会社DIFF.(本社:大阪市北区、代表取締役:清水雄一)は、「足が喜ぶ、あしたをつくる。」を理念に掲げ、世界中の全ての人が簡単に自分に適したシューズを手に入れられる世の中づくりに貢献します。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社DIFF.」の夢です。
- 【現在】左右別サイズを実現する、シューズ片足販売サービスの開発
- 片麻痺による下肢装具の装着
先述の通り、スポーツの実施者を想定して開発を進めていた左右別サイズでのシューズ販売でしたが、プレスリリースの形で皆様と開発を約束したところ、予想をしていなかったことでしたが同社に向けて多くの片麻痺当事者や医療従事者から期待の声を多く頂きました。
実際に脳出血から片麻痺の後遺症が残った方から話をお聞きすると、
『下肢装具を装着する場合、もともとの手持ちシューズは全て履けなくなり、シューズ購入の選択肢も大幅に狭まる。特にデザイン面で私が満足できるシューズは見当たらず絶望した。』
『両足のシューズの大きさは左右で異なるものを選択する必要に迫られるが、市場には左右同サイズで売られているシューズしかない。障害側に合わせて健常側は2cm以上大きいサイズのシューズを履いており、健常側のサイズの不一致で歩行が更に難しくなるケースもしばしば。』
『全身オシャレをしても靴だけはオシャレが出来ず、出掛けるのが憂鬱になる。』
という声が聞かれ、そこにはまだ大きな課題が残っていることを知り大変ショックを受けました。
年間の脳血管疾患の件数は日本国内で100万件以上(※1)にのぼり、世界に目を向けると有病者数は8,000万人(※2)に及ぶとも言われています。死に至ることも多いこの疾患では一命をとりとめても片麻痺などの後遺症が残ることも多いです。国内の脳卒中等による片麻痺者数は2006年時点で全国で約27万人(※3)であり、その数は増加傾向という調べもあります。
脳血管疾患という重篤な状態から立ち上がり一歩先に進む皆様の助けになりたい。株式会社DIFF.は、多様な関係者と連携しながら、この課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。
※1 厚生労働省(2017)患者統計より https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/dl/05.pdf
※2 V. Feigin et al. Global, regional, and national burden of stroke, 1990 to 2016: A systematic analysis for the Global Burden of Disease study 2016. The Lancet Neurology, 2019,
※3 平成18年身体障害児・者実態調査
- 多様な関係者と連携するとは?
▼課題当事者であられる片麻痺患者の方々やご家族の方々
我々と共に声をあげて頂けませんか?実際の課題について直接他の関係者にお伝えする場も設けていきます。
▼課題解決に共に挑戦してくれる方々
■医師、理学療法士、作業療法士、義肢装具士など医療従事者の皆様
目の前の患者様の選択の自由をともに増やしませんか?片足ずつの市販シューズ提供を実験的に行わせて頂くところから始められたら嬉しいです。
■シューズの製造に関わる皆様
ユーザー様、医療従事者の方々と、市場の課題解決をダイレクトに行う製品、シューズの開発を共に行って頂けませんでしょうか?モノづくりを通じて解決ができる深刻な課題です。
- 最後に
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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