【東京・世田谷】創業70年以上の町工場が挑む、新・ものづくり拠点
デジタル工作機器やキッチンを備えた複合ものづくりスペース「つくるわね」公式サイトを12月25日(木)にオープン
株式会社友成工芸(本社:東京都世田谷区、代表取締役:友成冨美)は、アクリルトロフィーをはじめとする高品質なアクリル製品製造で70年以上の歴史を持つ町工場です。この度、工場の2階をリノベーションし、誰もが自由にものづくりを楽しめる複合型ものづくりスペース「つくるわね」の公式サイトを、2025年12月25日(木)に正式公開いたしました。
「つくるわね」は、「あなたの『つくりたい』想いを形に。」をコンセプトに、3Dプリンターやレーザー加工機を備えた「ものづくりスペース」、クリエイターの作品に触れる「ギャラリー」、そして食を通じた交流が生まれる「キッチン」を融合させた、地域に開かれた新たなコミュニティ拠点です。

【「つくるわね」WebサイトURL】https://tsukuruwane.com/
【Instagram】 https://www.instagram.com/tsukuruwane/
【株式会社友成工芸 WebサイトURL】https://tomonari.co.jp/
■ Webサイトの主なコンテンツ
今回、公開した公式サイトでは、施設の詳細情報のほか、今後の活動予定などを順次発信してまいります。
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「つくるわね」について
創業70年の町工場がなぜこの場所を作ったのか、その想いやストーリーをご覧いただけます。 -
施設案内
「アイデアを、形に。」するものづくりスペースや、「集い、出会い、語らう」ためのギャラリー・キッチンスペースなど、各エリアの設備や利用イメージを紹介しています。 -
イベント情報
今後開催予定のワークショップや交流イベントなどのスケジュールをカレンダー形式でご確認いただけます。

■ ご利用について:2026年1月より順次受付開始
「つくるわね」は、2026年1月以降、本格的な利用受付を開始いたします。
皆さまに安心してご利用いただくため、当初は【会員限定・事前予約制】での運営となります。
ワークショップやイベントの開催なども順次設けていく予定です。詳細なスケジュールや予約受付日は、公式サイトや公式Instagramにて随時公開してまいります。ぜひご確認ください。
■ クラウドファンディングで200万の目標達成!143名の支援により実現
本施設のオープンに先駆け、10月より実施したクラウドファンディングでは、多くの方々から温かいご支援とご賛同をいただきました。 おかげさまで、期間中に目標金額である200万円を達成。最終的に143名の支援者様より総額2,031,000円のご支援をいただき、プロジェクトを成功させることができました。 支援者の皆様から託された想いと期待を胸に、地域に愛される場所づくりに邁進してまいります。

クラウドファンディングサイトはこちらからご覧いただけます。
https://for-good.net/project/1002244
■ 開設の背景:町工場を「閉ざされた場所」から「開かれた場所」へ
かつて多くの工場が軒を連ねていた世田谷区・池尻三宿エリア。時代の変化とともに工場は減少し、現在この場所に残るのは友成工芸のみとなりました。
「この町に工場があり続けること」に価値を見出し、地域の人々や子どもたちが気軽に立ち寄れる場所を作るため、工場の2階居住スペースをフルリノベーション。
クラウドファンディングでは多くの支援を集め、この度、公式サイトのオープンとともに本格始動いたします。
■ 「つくるわね」3つの特徴
1. アイデアを、形に。「ものづくりスペース」
3Dプリンター、レーザー加工機など、個人では所有が難しい本格的な工作機械を完備しています。
長年アクリル加工のプロフェッショナルとして培ったノウハウを活かし、「こんなものがあったらいいな」というアイデアを、プロ仕様の機材を使って実際に形にすることができます。今後は初心者向けのワークショップ(アクリル製品、オリジナルバック製作など)も定期開催し、子どもから大人まで「つくる喜び」を体験できる場を提供します。

2. 集い、出会い、語らう。「キッチン付きギャラリー」
クリエイターや学生の作品展示スペースとして開放するギャラリーとキッチンを併設。「誰かの想い」が込められた作品に触れたり、食を通じて交流したりすることで、訪れる人の創造意欲を刺激します。
単なる作業場ではなく、人と人がつながり、新しいコラボレーションが生まれる「インスピレーションの交差点」を目指します。

3. 地域コミュニティを育む「まちのまなび場」
ものづくりだけでなく、地域の交流会などにも利用可能。世代を超えたコミュニケーションのハブとして、地域の方々が気軽に立ち寄れる居場所を提供します。

■ プロジェクトの原点は「ある中学生の一言」
本プロジェクト発足のきっかけは、コロナ禍前に受け入れた職場体験での出来事でした。
当初はものづくりに興味がなさそうだった中学2年生の男子生徒が、アクリル加工体験を通じて目の色を変え、最終日には「あともう1個つくりたい!」と自ら廃材を探して製作に没頭しました。
「自分の手で何かを生み出すことは、こんなにも人を豊かにする」
その原体験から、子どもたちの「手の力(クリエイティビティ)」を取り戻し、大人も子どもも失敗を恐れずに挑戦できる場所を作りたいという想いが込められています。
■ 株式会社友成工芸 代表取締役 友成冨美よりメッセージ
合理性だけを考えれば、地価の高い世田谷で工場を続けることは難しいかもしれません。しかし、私はこの場所で、職人の技術とデジタル技術、そして地域のつながりを融合させた新しい文化を発信したいと考えました。
『つくるわね』は、単なる作業場ではありません。ここに来れば誰かがいて、会話が生まれ、新しい何かが始まる。そんな『まちのまなびコミュニティ』として、皆様に愛される場所を育ててまいります。そして、将来的には世田谷区の子供達の教育に町工場自体が関われると信じています。

■ 施設概要
名称: ものづくりスペース「つくるわね」
所在地: 〒154-0001 東京都世田谷区池尻4丁目26−7 ファインテラス池尻 2階
運営: 株式会社友成工芸
主な設備: 3D彫刻機、レーザー加工機、3Dプリンター、キッチン、展示スペース
■株式会社友成工芸について
事業内容: アクリルトロフィー、盾、記念品などの企画・製造・加工。
特徴: 熟練の職人による手仕事と、最新のレーザー加工技術を融合させた高品質なアクリル製品を提供。


■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社友成工芸
担当:友成 冨美
Email:tsukuru@tomonari.co.jp
電話:03-3413-7050
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