市民の発起人264人の寄付によるコミュニティ財団「一般財団法人ほくりくみらい基金」を設立しました

石川県初の県域での活動を支援する市民財団が立ち上がりました

ほくりくみらい基金準備委員会(代表 永井 三岐子)は、北陸の豊かな未来を当事者である市民同士が協力して作り上げるコミュニティ財団、一般財団法人ほくりくみらい基金(以下、当基金)を設立したことをここにお知らせします。

設立記者会見にて設立記者会見にて

 

 
  • 設立の背景
 戦後、著しい成長を続けてきた日本経済が停滞して30年、成長の代償として世界一の速度で進む少子高齢化や東京への一極集中、所得格差の拡大、地域コミュニティの機能不全などの問題を抱えています。
 これに対し、市民が発起人、出資者となるコミュニティ財団という財団法人が全国各地で設立されています。コミュニティ財団とは、地域の多様な課題の解決に挑戦する市民を、市民が資金、ヒト・モノ、情報の面から支えるしくみです。市民が社会課題に関心を持ち、市民として活動に参加することで、地域の細かい課題を把握し、資金、運営、人材などの問題点をきめ細かくフォローすることができます。
 当基金は、これまでほくりくみらい基金準備委員会として、全国コミュニティ財団協会による休眠預金活用事業のスタートアップ支援助成を受けながら、準備を進めてきました。クラウドファンディングも活用し、264名の設立発起人により300万円の設立準備金を集め、4月3日一般財団法人としての登記の手続きが完了し、正式に一般財団法人として発足することとなりました。
 
  • 団体概要
名称:一般財団法人ほくりくみらい基金
WEBサイト: https://hokuriku-mf.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/hokuriku_mirai/
Facebook:https://www.facebook.com/hokuriku.mirai
Twitter:https://twitter.com/hokuriku_mirai

団体ロゴ団体ロゴ

 

 

 
  • 活動内容について 
 コミュニティ財団は地理的な「コミュニティ=地域」を特定して、複雑かつ重層的に絡み合う地域のさまざまな課題を、包括的にとらえて事業の対象とします。

・地域課題の解決に向けて活動する当事者および支援者団体、事業体への助成金の公募・支給
・助成団体、事業体への運営支援、ノウハウの共有
・プロボノやボランティア活性化の仕組みづくり
・地域課題にフォーカスしたイベント・勉強会の開催
・社会貢献活動というキャリアや寄付文化の普及啓蒙
・市民活動団体の活動の紹介
 
  • 今後の予定
 現在、さまざまな市民団体に現状やニーズのヒアリングを行っておりますが、社会課題に興味を持つ方にお手伝いいただきたく思います。ボランティア希望の方はWebサイトよりお問い合わせください。
 出資いただいた設立発起人の皆さまに財団設立を報告するミーティングを4月26日(水)に石川県立図書館で開催する予定です。今後の方針についても意見交換します。
 石川県で社会課題の解決に取り組む当事者団体を対象にした最初の支援プログラムについての説明会を5月に開く予定です。
 説明会の詳細が決まりましたらWebサイトで告知します。

  また、公益性の向上と安定的な運営のため、できるだけ早い時期に公益財団法人の認定を受ける予定でそのための準備を進めています。

 勉強会やセミナー、交流の場づくりも随時開催予定です。
 

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会社概要

URL
https://hokuriku-mf.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
石川県金沢市兼六元町15-28
電話番号
-
代表者名
永井 三岐子
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年04月