日本の「金継ぎ」がバチカンへ!日本バチカン国交樹立80周年事業として、漆芸修復師・清川廣樹(株式会社 漆芸舎 代表)が現地でデモンストレーション&講演を行います。
2022年11月21日(月)〜25日(金)の間、バチカン・イタリアの3都市で「金継ぎ」を実演します。帰国後は凱旋イベントや限定商品の販売も。
陶器や磁器などを修復する日本の伝統的な技法である「金継ぎ」。
この度、在バチカン日本国大使館主催の日本バチカン国交樹立80周年事業の一環として、漆芸修復師・清川廣樹がバチカンならびにローマ、ベネチアにて金継ぎを紹介いたします。
この度、在バチカン日本国大使館主催の日本バチカン国交樹立80周年事業の一環として、漆芸修復師・清川廣樹がバチカンならびにローマ、ベネチアにて金継ぎを紹介いたします。
- 江戸の職人技術と自然素材のみで修復するサスティナブルな金継ぎ
そんな清川は、2015年から広く一般に伝統技法を伝えるために室町時代の茶の湯文化の中で誕生した漆芸修復の1つである「金継ぎ」にシフトし、現在は京都・東京で自然素材のみを使用する古典的な金継ぎを教える教室兼工房を構えています。
一方、金継ぎは破損した器に新しい美意識や価値を持たせるだけでなく、大切な器をまた日常に戻すことのできるそのサステナビリティが注目され、日本国内だけでなくアジア・欧米各国で今ブームが巻き起こっています。
- バチカン・イタリア3都市で行われる金継ぎデモンストレーション&講演
デモンストレーションでは、金継ぎのプロセスを清川本人による実演と映像を交えてご紹介する他、金継ぎに欠かせない日本の漆、その歴史と特徴や、金継ぎの奥深い魅力について講演いたします。
- 漆芸修復師:清川廣樹プロフィール
47年間、江戸時代に確立された伝統技法の継承者として、漆を用いた「漆芸」修復に携わる。その対象は、文化財、神社仏閣、仏像、陶磁器、漆器、古美術品など多岐にわたり、学術関係者からの信頼も厚い。
2015年より、伝統工法を幅広く紹介することを目的に、京都と東京で金継ぎ教室を主宰し、長年の職人生活で得た鋭い五感と経験、文化財修復にも通じる自然素材のみで行う卓越した技術が好評を博し、現在100名近い生徒が教室に通う。
2018年のテレビ東京や、2021年のイギリス公共放送BBCで特集されたことを機に、国内外で活動が広く紹介され、今回のバチカン・イタリア招聘にも繋がった。
2019年7月には株式会社漆芸舎設立、代表に就任。2021年6月にNPO法人「ROLE」を設立し代表理事を務める。企業活動、NPO活動を通じて、後継者作りや文化保持に意欲的に取り組んでいる。
- イベント日程・参加方法(一般)
申込先:在バチカン日本国大使館 イベント受付窓口 event.va@va.mofa.go.jp
●11月22日(火)17:00〜 ローマ日本文化会館(イタリア・ローマ)
入場無料・予約不要
●11月24日(木)12:00~ プレス懇談会(於:国立ベネチア東洋美術館 イタリア・ベネチア)
申込先:株式会社 漆芸舎 info@urushi-artisan.jp
●11月24日(木)15:00〜 国立ベネチア東洋美術館(イタリア・ベネチア)
11月25日(金)15:00〜 国立ベネチア東洋美術館(イタリア・ベネチア)
美術館入館者は追加料金不要・予約推奨 Tel (+39) 041 5241 173
※表記の日時は現地時間となります。
※上記はあくまで予定です。諸事情により日時・会場が予告なく変更になる場合がございます。
※最新の情報は、株式会社 漆芸舎 公式ホームページよりご確認ください。(URL:https://www.heiando-kyoto.com/)
主催:在バチカン日本国大使館
共催:ローマ日本文化会館、国立ベネチア東洋美術館、株式会社 漆芸舎
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