DeepForest Technologies シードラウンドでの資金調達実施のご報告

ドローンデータからの森林解析技術の精度向上と応用を加速

DeepForest Technologies 株式会社

ドローンからの森林解析システムの開発・提供を行う京都大学発スタートアップ企業、DeepForest Technologies 株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:大西信德)は、シードラウンドにてJ-KISS型新株予約権による総額4500万円の資金調達を実施いたしました。
DeepForest Technologies は世界の森林保全と林業の効率化を目指し、ドローンデータからの森林解析システム『DF Scanner』の開発と提供を行っています。今後、解析システムを人工林だけでなく広葉樹林や海外でも利用可能に、さらにカーボンクレジット取引や生物多様性評価などの応用を可能にしていくため、解析技術の改良やデータの収集、精度の向上を行っていきます。



今回シードラウンドでは以下3社にご参画いただきました。

株式会社環境エネルギー投資
「EEI5号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合」
 (代表取締役社長:河村修一郎、本社:東京都品川区)

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
「京都市スタートアップ支援2号ファンド」
(代表取締役:金武偉、本社:京都市中京区)

京都エンジェルファンド株式会社
「京大創業ベンチャー投資事業有限責任組合」
(代表取締役社長:⼭本康正、本社:東京都港区)
 
  • シードラウンドでの主な資金用途
今回調達した資金により、ドローンからの森林解析ソフト『DF Scanner』の国内・海外展開を進め、さらにJクレジットなど炭素排出権取引への事業進出を目指します。

・DF Scannerの日本での販路拡大
・広葉樹・海外用の解析技術開発及び推定精度向上
・Jクレジットやボランタリークレジットなどの炭素排出権取引マーケットへの事業展開
・上記を支える人材採用の拡大
 
  • 本件投資家からのコメント
株式会社環境エネルギー投資 代表取締役社長 河村修一郎様
カーボン・クレジットの信用力向上に対するニーズが世界的に高まっているなか、高品質なクレジットをいかにして低廉により多く創出していけるかという課題に直面しています。DeepForest Technologies社は、森林に関する高い知見とテクノロジーの掛け算に強みを持った会社です。日本国土の約7割が森林というローカル資源から高品質なカーボン・クレジットを創出し、将来はグローバル展開も視野に入れた、脱炭素社会の実現に向けて大きなインパクトをもたらすと期待しています。弊社として今回出資させて頂けることを光栄に思い、全力でサポートしてまいります。

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 西日本投資部次長 本田哲也様
本ファンドは、京都市エリアに本店又は拠点を置き、SDGs に基づく社会課題解決 に寄与する事業により地域経済の活性化に貢献する企業を重点投資対象としています。同社代表の大西様は中学生時代から森林保全等の環境問題に関心を抱き、研究が進む京都大学へ進学し同社事業の原点となる研究成果を上げ起業に至った、事業に対し一途で熱い想いを持つ魅力ある経営者です。大西様の今後更なる挑戦を本ファンドも精一杯応援させて頂きます。

京都エンジェルファンド株式会社 代表取締役社長 ⼭本康正様
脱炭素など、サステナブルな環境整備が世界で急務となるなか、DeepForest Technologies社の様な事業が生まれ、支援できることを喜ばしく思っています。
トレンドをただ追うだけではなく、海外に先駆けて何が社会課題の根本的な解決につながるかを事業の成長を通じて問い続けることを期待しています。京都大学の卒業生有志が支援することで少しでも早く課題解決の実現できれば幸いです。
 
  • 代表取締役 大西信徳のコメント
今回の資金調達において、投資家の皆さまからのご期待とご支援をいただきまして心より感謝申し上げます。近年、海外の森林保全や日本林業において、DX化や炭素排出権取引が期待されておりますが、森林調査コストや地元の人が活用できる観測システムの確立が大きな課題となっています。当社技術によって世界中の誰もがドローンで簡単にかつ低コストに森林の状況や炭素排出権などの価値を各樹木単位で把握することが可能となります。本ラウンドでは、開発してきたシステムを日本で展開すると同時に広葉樹や海外への対応及び推定精度向上を進め、同時にJクレジットなどの炭素排出権取引への参画と推進に繋げていきます。
 
  • DeepForest Technologies について
DeepForest Technologies は、京都大学で開発してきたドローン画像からの森林解析技術を社会で応用するために立ち上がった京都大学発スタートアップです。同社は森林科学の知識とAI技術をもとに、森林管理や森林保全に役立つ技術開発を行っています。同社が開発してきた『DF Scanner』は森林管理に関わる誰もがドローンから森林の状況を把握できることを目標に、市販されている安価なドローンから森林の各樹木の樹種やサイズ、材積量や炭素蓄積量の推定が可能なシステムになっています。今後、世界の森林での活用、カーボンクレジット取引や生物多様性評価などの応用を可能にし、世界の森林管理の効率化と森林保全を推進していきます。

商 号  :DeepForest Technologies株式会社
代表取締役:大西 信德
本社所在地:京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
設立日  :2022年3月
会社HP :https://deepforest-tech.co.jp/

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会社概要

DeepForest Technologies 株式会社

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URL
https://deepforest-tech.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
電話番号
-
代表者名
大西 信徳
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2022年03月