株式会社CareFran、ユナイテッド株式会社を引受先とする資金調達を実施

「介護をもっと軽やかに」 —— 生成AIとデジタル技術で介護の未来を変えるCareFran（ケアフラン）は、ユナイテッド株式会社を引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施しました。

CareFranは今回の資金調達を通じ、生成AIおよびデジタル技術を業務フローに組み込んだ新たな介護相談窓口のモデルを地域に店舗展開していきます。

■介護業界の課題とCareFranの取り組み

介護業界は深刻な人材不足に直面しており、その背景には「経験を積んでも賃金の上昇につながらない」という構造的な問題があります。特に介護業界でもっともキャリアを積む必要があるケアマネジャー（介護支援専門員）においては、令和5年度「介護労働実態調査」によると、平均年齢は53.6歳と高齢化が進むと同時に、なり手不足による人材不足もはじまっており、現場では以下のような声が上がっています。

ケアマネジャーの声

・「このままケアマネを続けていても先が見えない」

・「ケアマネの給与だけでは家族を養えない」

・「シャドーワークが増え、業務が限界に達している」

・「誰かがやらなければならない仕事を押しつけられる状況が続いている」

事業所の声

・「退職したケアマネの代わりが見つからず閉所することになった」

・「いくら募集をかけても新しい人がこない、今いる人たちでやっていくしかない」

相談者の声

・「相談するケアマネを探してくださいと言われたけど、いっぱいだと断られた」

介護保険のサービスはケアマネジャーがいないと使うことはできません。

CareFranでは、このような現場の課題を解決するため、ケアマネジャーを直接採用し、生成AIをはじめとするデジタル技術を活用したケアプラン作成業務や問診・調整業務の効率的な運用フローを生み出しながら、今までにない事業所運営に取り組んでいます。これにより、ケアマネジャーが本来の業務に専念できる環境を構築し、働きがいのある職場づくりを実現します。

■資金調達の背景と目的

今回の資金調達は、ケアマネジャー不足の課題に対応し、介護業界のデジタル化と多店舗展開をさらに加速させることを目的としています。具体的には、岡山県浅口市の事業所で生み出された生成AIを活用した新たな事業所モデルを他の地域へ展開する準備を進めます。また、ケアマネジャーの業務負担をさらに軽減するため、シャドーワークの軽減ツールおよび請求業務の効率化ツールの開発・導入を進めていきます。

CareFranは、これにより、地域の介護ニーズに応え、より多くの高齢者に質の高いサービスの提供をすることで、介護業界の持続可能な成長に貢献してまいります。

【ユナイテッド株式会社からのコメント】

■ユナイテッド株式会社 投資事業本部 キャピタリスト/マネージャー 八重樫 郁哉氏

代表の久保田さんと議論をさせていただくなかで、ケアマネジャーを取り巻く環境の実態を知り、このままだと高齢化社会の中で人々が安心して暮らせる社会システムが維持できないという危機感を切に持ちました。

CareFranは昨今の法改正や生成AIの台頭を追い風とし、ITツールの開発に留まらず、「AI武装した居宅介護事業所実業の拠点開発」というアングルでこの領域に参入することで、介護現場の変革に挑戦するスタートアップです。

CareFranならば、ケアマネジャーという仕事に誇りを持つ人を増やし、今後さらに深刻化する高齢社会を支える存在になれると信じ、この度出資をいたしました。

ユナイテッドとしても、CareFranのさらなる成長にむけて支援をしてまいります。

【CareFran（https://carefran.co.jp/）】

会社名：株式会社CareFran（ケアフラン）

設立年月：2022年11月11日

所在地：〒102-0074　東京都千代田区九段南一丁目5番5号 九段サウスサイドスクエア4階

資本金：30,000,000円

代表者：久保田 洋介（代表取締役）

事業内容：ケアマネジメントプラットフォーム事業、居宅介護支援事業（介護保険事業）

ケアマネジャー採用窓口：https://lin.ee/bhgVLY1

※現在、ケアマネジャーの募集は停止しております。再開の際は、LINEにお友だち登録いただいた方から優先的にお知らせいたします。お手数をおかけいたしますが、お友だち登録くださいますようお願い申し上げます。

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YouTube：https://www.youtube.com/@carefran

note：https://note.com/carefran

LINE（介護相談）：https://lin.ee/fhYd7vJ