「ミュージカルラーニング」第一弾「北斎」のクリエイターに、日本ミュージカル界を担うクリエイターたちが決定。
2023年夏に始まる学びと芸術の教育プログラム「ミュージカルラーニング」に注目のミュージカルクリエイターと学びのプロが集結し、コメントを発表します。
合同会社クリエイティブミュージカル(代表 石垣清香)は、2023年夏にいよいよ始まるミュージカルラーニング( https://musical-learning.com )の第一弾テーマ「葛飾北斎」のクリエイターを決定、公開いたしました。
子どもたちの知的好奇心に寄り添います。
ミュージカルラーニングとは
オンラインでの事前学習を経て、2日間でテーマに関するミュージカルを練習し上演するプログラムです。
事前:知的好奇心を刺激する事前学習(オンラインもしくはビデオ)と台本と楽曲データを配布。
現地:舞台芸術のプロが制作した脚本と演出でミュージカルを練習、最後に、プロ俳優と一緒にショートミュージカルを実演
事後:学びが続く事後資料
ミュージカルラーニングの特徴
自己開放できる特別なウォーミングアップで子どもたちの「知りたい、やりたい」を引き出します。
学びと舞台芸術のプロが制作した脚本とミュージカル教育の視点での演出で、自然にさまざまな知識がインストールされます。
プロの俳優のエネルギーにふれ没入でき、心と身体と脳を一緒に使うことで、感情とともに記憶に残ります。
第一弾のテーマ「北斎」
江戸時代の天才浮世絵師、葛飾北斎。世界の博物館や美術館が、その作品の所蔵を誇るアーティスト。
LIFE誌「この1000年で最も偉大な業績を残した世界の100人」に選ばれた唯一の日本人でもあり、2024年の新札にも採用されました。江戸時代後期に活躍した天才浮世絵師北斎の作品は、時を超え、今なお世界中の芸術家にインスピレーションを与えています。ヨーロッパでブームを巻き起こしたジャポニズムから、コミカルで観察眼に優れた作品集北斎漫画まで、北斎の描いた世界を楽しみながら、JAPAN文化を深く自分に染み渡らせるスペシャルプログラムです。
ミュージカルラーニング開発背景
創作ミュージカル教育10年の知見を体系化したことをきっかけに、より多くの子どもたちに、ミュージカル教育を届けるため、時間をかけて上演するものとは別に、参加しやすい短期間でインプットもアウトプットも可能なミュージカル教育プログラムの必然性を感じ、開発するに至りました。
夏休みの宿題にも、家族同行型ワーケーションにも
マスク解禁後、初の夏休み。大声を出す、近づいて表現することから遠ざかっている子どもたちに、表現する楽しさを取り戻す機会に。富士山会場では、ご一緒されるご家族も、山梨県の豊かな自然や食、美術館や温泉などを楽しむなど、ご一緒されるご家族もそれぞれの目的を果たすことができます。インバウンドの需要も見込み、2024年春には、海外からの子どもたちも交え、英語版の実施を予定しています。
ミュージカルラーニングトライアル実施概要(仮)トライアル開催概要
8/6(日)事前学習(オンライン・ビデオ参加も可能)すみだ北斎美術館
(東京都墨田区亀沢2-7-2 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分)
特別に北斎美術館で事前学習会を実施いたします。
8/11(金・祝)13(日)MMCスタジオ
(東京都墨田区江東橋5-16-3 総武線、地下鉄半蔵門線「錦糸町」駅南口より徒歩5分)
参加費 35,000円(初回トライアル価格。6月公開のクラウドファウンディングにて購入)
夏休みの後半に富士山会場も検討しています。またそのほかの地域でも開催のご依頼受付中です。
公式サイト:https://musical-learning.com
クリエイター陣のメッセージ
学びのプログラム監修 井上真祈子
<メッセージ>
学んでいるテーマの世界をミュージカルで演じると、頭だけではなく、身体や感覚も全て総動員で楽しみながら浸り、多くの学びを得ることができます。日本でもついに、このようなクリエイティブな学びを経験できる機会がやってきました。テーマは、江戸時代の天才絵師、葛飾「北斎」。
デザイン性に極めて優れた作品を数多く制作し、今なお、世界中のクリエイターたちの創作意欲に刺激を与え続けています。彼の目で切り取った一瞬のダイナミックさとは?美しさを生み出す精密さとは?高い観察力によって書き留めたユニークな人間の動きとは?この先、グローバル社会で活躍する子どもたち。日本が世界に誇る芸術文化に、楽しみながら出会ってほしいと願い、学び面でご一緒させていただきます。
<プロフィール>
一般社団法人ダイアローグ・ラーニング代表理事。薬学部卒。16歳と21歳姉妹の母。発達段階を考慮した子育てができるよう、国内外を転居する暮らしを選択。東日本大震災を機に教育活動をスタート。法人では、子ども時代からのリベラルアーツ「Co-musubi」と偶発性ある読書会「セレンディピティ・ブックス・ダイアローグ」が主な事業。今年より、オーダーメイド型のコンサルタント企業内コラボレートチームにも参画。
多様な子どもへの理解を深める啓発活動や、さまざまな業界のパラダイムシフト支援もライフワークとし、2019年経産省や2020年文科省のギフテッド教育研修コーディネーター、2019年、2020年Learn by Creationワークショップチームリード、2021年より日本型リベラルアーツ推進委員、企業による学校授業制作カウンセリング、2022年より女性医療人のリーダーシップラーニングコミュニティ創設など、多岐にわたり活動している。
演出 渋谷真紀子
<メッセージ>
ミュージカルが知のとびらをひらく。ミュージカルは言葉、音楽、ダンスと様々な要素が掛け合わさるからこそ、物語の時代や人物を体感できる魅力があります。子供たちの好奇心を刺激し、探究心を深めるきっかけの一つに、ミュージカルの意義を感じます。
この度、子供達一人ひとりの創造力をミュージカルで引き出す事に情熱を捧げるプロデューサー石垣清香さんの元、脚本の藤倉梓さん、音楽のはるきねるさんと、子供達が思わず口ずさみ、世界に飛び込めるミュージカルを創る事が楽しみでなりません。更に、学びのプロ井上真祈子さんが加わります!私自身、ボストンで学習要綱を踏まえて演劇体験を設計していたので、本格的に劇作りの楽しさの先に学びの充実感も創れる事にワクワクしています。
<プロフィール>
全米演出家振付家準組合員。全豪メディアエンターテイメント&アート連合会員。 慶応義塾大学卒業、株式会社博報堂勤務後、米国ボストン・エマーソン大学院演劇科修士取得。ブロードウェイ ミュージカル『アリージェンス』に演出家奨学生として参画。China Broadway Entertainment / Broadway Asia『 イマーシブシアター ピーターパン』NYワークショップ公演・北京公演、演出助手。 米国でLuna-Hana Cosmopolit an Theatre Companyを創設、作・演出「現代版・竹取物語」をボストン・東京・シドニーで上演。近年の演出作品は、 オールスタッフプロデュース新作ミュ ージカル「ピエタ」イッツフォーリーズミュージカル「遠ざかるネバーランド」「FAME」「The Wiz」 LaBoiteTheatre(豪州)「Dear De-Potted」 配信ショートミュージカル「BLOOM-Songs from Well-Behaved Women-」渋谷音楽祭「S HIBUYA FINDS YOU」国際リモート共作ソングサイクル「WeSongCycle」。リトル・ミュージカル創作ミュージカル「惑星ファンタジー」やモリウミアスでの創作ワークショップ、ボストンの小学校にて演劇を使ったカリキュラム作成・教師の演出指導、中高生向けの演劇ワークショップ等も手掛ける。
脚本 藤倉梓
<メッセージ>
「葛飾北斎」といえば、名だたる日本の絵師の代表選手。本や教科書で、街中で、メディアで、きっと皆様も目にしたことがあるであろう北斎の作品。昨今でも彼の作品の催事があれば会場は大賑わい、その人気ぶりは現代においても燦然たるスターだと実感させられます。
そんな北斎がミュージカルラーニングの第一弾の題材として選ばれました。
実は私、昨年に江戸時代の絵師達を扱ったミュージカルをつくっておりまして、北斎も主要人物の1人に入れておりました。衣食住より絵の道をひたすら生きた葛飾北斎の90年。今回、また新たな角度から北斎を見ていくことができるのが私自身も楽しみです。
<プロフィール>
ミュージカル作家(脚本・作曲・作詞)・演出家。翻訳、役者としてもキャリアを重ねる。
慶應義塾大学文学部国文科を経て東宝ミュージカルアカデミーで役者修業後、クリエイターに転向。
オリジナルミュージカルの脚本・作詞・作曲・演出作品に「カムイレラ」「氷刀火伝」「sign」「プロパガンダ・コクピット」「RANGER」「ソレイル」「イズ・エヴリシング・オウライ?」「雲母紙鳶」、海外ミュージカルの翻訳・演出作品に「若草物語」「Ordinary Days」「MEMPHIS」「GODSPELL」「第25回パットナム郡スペリング大会」、翻訳作品に「bare」「最終陳述」「DEVIL」「あなたの初恋探します」、演出作品に「ジャニス」、歌詞提供に「The Black Samurai」、脚本提供に「ナミダドロップス」、演出補に「マチルダ」など。
音楽 はるきねる
<メッセージ>
子供の頃にワクワクした経験は、大切な宝物だと思っています。今こうしてミュージカルの音楽を作るという仕事をさせて頂いているのも、子供の頃に経験させてもらった児童合唱団での活動や、よく連れて行ってもらった演劇鑑賞がベースにあります。
自分がワクワクさせて貰ったことを大人になって子どもたちに提供できる立場になれること、とても嬉しく思います!
自分や他者、言葉や文化、沢山考えて喋って歌って踊って表現するって楽しい!そんなことを沢山感じて欲しいなと願っています!
<プロフィール>
作曲家・編曲家。
オーケストラを使用したファンタジーやメルヘン、壮大な楽曲が持ち味。 幼少の頃よりピアノ・合唱・吹奏楽・オーケストラ・バンドと幅広く音楽活動を行う中で自由に音楽を作って表現する楽しさに目覚め、 シンガーソングライターとして活動しながら作編曲について独学で学ぶ。 2018年綾野ましろ「衝動」にて作詞家デビュー。以後自身の活動に加え、アーティストへの楽曲提供も積極的に行う中、 舞台「鬼滅の刃」などの人気舞台にBGM制作や歌唱曲アレンジャーとして携わり、内外部ともに高い評価を得る。 その才能を目の当たりにした舞台作曲家・和田俊輔が「次世代のミュージカルシーンを担う存在になれる」と惚れ込み、音楽制作会社OTO.LIKOへの参加を打診。
2022年4月「王妃の帰還」にて舞台作曲家デビュー後、「Dr.STONE」THE STAGEやサンリオピューロランド「We Are ピューロ学園★応援Dan・ce部」などを手掛ける。
プロデューサー 石垣清香
<メッセージ>
ミュージカルラーニングの記念べき第一弾「北斎」のクリエイティブチームをご紹介するときがきました。150年以上も前の「ジャポニズム」の時代と重なり、アニメ・マンガ・ゲームなどの文化がクールジャパンと世界に評価されている昨今。舞台芸術もクールジャパンコンテンツの一つ。そんな日本の舞台芸術界を担う素晴らしいクリエイターの皆さんとともに、子どもたちに最高のプログラムを届けます。世界をまたにかけて活躍する渋谷真紀子氏の演出で世界に没入する感覚を、万能ミュージカルクリエイターとして名高い藤倉梓氏の言葉の粋さを、舞台『鬼滅の刃』など2.5次元ミュージカルなどで才能を開花させているはるきねる氏の音楽で情景を感じられる最高の時間を。これからの時代を生きる子どもたちに、ぜひ体感してもらいたいです。
<プロフィール>
ミュージカル教育実践家。
名古屋大学卒業後、広告制作・デジタルコンテンツ制作・ビジネスコンサルティングに従事後、独立。2013年、「リトル・ミュージカル」を東京都渋谷区にて旗揚げ、3歳から高校生約400名と創作、5都県にて20作品を創作上演、約1万人を動員。リトル・ミュージカル×中京テレビ放送オリジナルミュージカル「C」を日本ガイシホールにて上演。2015年国際児童青少年舞台芸術協会の国際創作メンバーに選出。2018年マツダ研究財団研究助成「子どもの表現する力、協力・協働する力を促進するための教育プログラムの実践と評価及び学校教育への導入の提案ー創作演劇に着目してー」を発表。2022年山梨県地域課題解決型創業支援金制度の事業に採択され合同会社クリエイティブミュージカルを設立し代表に就任。
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