年間1万人のご遺体に「会って、触れるお別れ」を実現する納棺/遺体保全師が初の書籍執筆。「後悔しない大切な人のおくり方」1月30日発売
大切なひとと二度と会うことのできない最期のお別れに、もし教科書があるのなら「読んでおきたい1冊」です
年間1万人(都内の死亡者数の12%)の故人様の最期の身支度を整える専門業者、有限会社統美(本社:東京都足立区、代表:染谷幸宏、以下弊社)で、事件・事故などで損傷したご遺体の修復技術が高く、これまで100名以上の遺体修復の技術指導も行ってきた納棺師、つのだちえみ(以下、著者)が書籍『後悔しない大切な人のおくり方』を、青山出版(株式会社ネオテリック)より2023年1月30日に出版いたします。
◆「死」という別れに対する教科書として
2020年以降、新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛や経済活動の低下は、自死や孤独死の増加に加え、葬儀の簡略化や「会えない、触れられない」コロナ陽性者のお別れなど、大切な人との最期に後悔を残すご遺族が増えているように感じています。2040年、私たちが住むこの日本は死亡者数がピークとなり、今から約3割増加の【多死国家】になると言われるなか、誰しも必ず経験する「大切な人の死」と「自分の死」に対して準備ができている方は少ないように思います。それでも訪れてしまう最期に「【心残し※1】をしないよう、お別れをしてほしい」という想いを込めて、遺体保全師を通して30万人以上の故人様をおくりだした著者が考える、様々なおくり方を1冊の本にまとめました。(※1:過去に後悔を取り残してきてしまうという意味の著者による造語)
読んでいる人に問いかけるように進む文章は、医療やエンディング業界に携わるプロフェッショナルの方々をはじめ、中学生や高校生でも読みやすく、「死」や「別れ」を考える最初のきっかけにもなる内容になっております。
◆本書で伝えたいこと
著者の言う「きちんとお別れをする」は、大切な人の身体が火葬してなくなってしまう前に、「会って、触れて、声をかけてあげること」です。そうすることで、おくる側も後悔を心に残さずに、未来に向かえるはず……。だからこそ、どんな亡くなり方をしたご遺体であっても、遺体保全と修復の技術で大切な人と再会できるように、心を込めて全力で「身支度」に取り組みます。そんな筆者が、年間約1万人をおみおくりする中で温まる別れのシーンや、孤独死や事故死などの状態の悪い姿の故人様とのお別れの経験を交えながら、その想いを伝えます。
◆本書構成
◆つのだちえみプロフィール
納棺師、遺体保全師。有限会社統美 取締役。7歳のころ、母が交通事故で急死。高校卒業後、経理などの仕事を経て湯灌納棺の会社に就職。納棺師としてキャリアを積むなか、有限会社統美創業時に参加。現在、年間約1万人のおみおくりを行う統美で、日本でも有数の修復技術と知識、経験を持つ納棺師、遺体保全師として活躍中。残されたご家族の立場に立って、後悔しないお別れができるよう、心を込めて旅立ちのお手伝いをしている。また、インターネットラジオ「命に感謝~おわりよければ全てよし~」にも出演中。やさしい語り口で情報を発信している。
◆会社概要
東京都足立区で1999年12月1日創業。亡くなった方を清める一般的な「湯灌納棺の儀」に加え、事件・事故・自死などにより状態の悪いご遺体の修復保全を強みとする「特殊修復」の高い技術を持つ日本有数の遺体保全専門企業。葬儀業界ではご遺族にとっての【最期の砦】と呼ばる。24時間、最大30名安置できる施設を持っていることで、非常に難しい修復も時間をかけて行い、これまで30万人以上の故人様と遺族が「会って、触れる、お別れ」を作り出している。
・年間1万人以上の遺体保全修復施行
・「全国遺体保全協会(JASTA)」加盟
・介護施設や病院での技術研修他実施
・遺体保全商品の開発、販売
会社HP:https://toubi-tokyo.com
統美ラジオ:https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1644820814
◆書籍仕様
【タイトル】後悔しない大切な人のおくり方
【著者】つのだちえみ
【発行所】株式会社ネオテリック
【制作】青山出版
【価格】本体1,000円+税
【発売日】2023年1月30日(月)
【ページ数】178P
【販売】全国書店・アマゾン・楽天ブックス・セブンネットショッピング等にて
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