診療所から始める新たな町づくりの一歩
親子でつくるスポトレとハロウィン
【大多和医院】 https://otawa.org/
患者が講師へ
お菓子作り体験(1日目)
院内にあるキッチンを利用し、地域の子どもたち25名と共にハロウィンで配るお菓子を作りました。患者として通院していた元パティシエを、お菓子づくりのゲスト講師として招き、クッキーやスイートパンプキンの作り方を子ども達に伝授してもらいました。半数近くの子どもたちがお菓子を作ることが初めての体験で、目を輝かせてクッキーの型抜きやチョコペンでの飾りつけを行いました。難しいところは友達や保護者が手伝うなど、いつの間にか協力し合う関係ができ、楽しい時間をみんなで作りあげていくようでした。
理学療法士によるスポトレと
親御さんの声から生まれたハロウィン(2日目)
白子町立南白亀小学校( 〒299-4202 千葉県長生郡白子町牛込12)の協力のもと、校庭を貸し切ってスポトレ&ハロウィンイベントを開催。約40名の子どもが参加しました。
「スポトレ」とは、からだづくりに詳しい理学療法士 兼 アスレチックトレーナーの伊藤彰浩氏がコーチとして行っている取り組みで、子どもたちの体力・運動能力向上や心身の基礎づくりを目的とした活動で、様々なスポーツを安全に楽しく経験することができる教室です。ウォーミングアップ・リズムトレーニング・体幹トレーニング・スポーツ鬼ごっこなど、子どもの成長期に必要な動きを組み込んだ内容になっています。
大多和医院では定期的に町内でスポトレを開催しており、回を重ねるごとに参加人数も増えています。今回は開催前に地域の親御さん達から、季節のイベントも取り入れたいとのご要望をいただき、ハロウィンパーティを同時開催しました。当日は29日に子ども達が作ってくれたお菓子だけでなく、親御さんたちや地域のお菓子屋さんもお菓子を持ってきてくれました。ミニゲームや出し物、モノマネなどテーマをクリアすると、お菓子がもらえるルールで大盛り上がり。可愛いフォトスペースに大変身して、仮装して写真をとる子どもや友達と写真をとる子どももいてハロウィンの季節感をみんなで味わうことができました。
大多和医院 院長 森 徳郎より
今回2日間に渡るイベントでした。開催するたびに参加する子どもたちが増えてきています。子どもたちだけが楽しむだけではなく、保護者のみなさんや地域の方たちも楽しんでくれていて、こういった持続的な取り組みが地域の小さなつながりをうみ、頼り頼られる関係性を多く作っていけたらいいなと思います。また、こうして病気のことだけでなく、「何かをやりたい」という想いを相談してもらえるようになったことは、大多和医院として大きな一歩です。これからも、何でも相談してもらえる診療所を目指し、垣根なくみんなで町をつくっていけたらと思います。
大多和医院
スポトレについて(株式会社MEDI-TRAIN)
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