現代の人間像に迫る新たな企画展シリーズ「Being」がスタート!第一弾は女性アーティストにフォーカスしたグループ展「Being – Mom is a Woman –」
4月29日より神楽坂・√K Contemporaryにて開催
【√K Contemporaryの新たな企画展シリーズ「Being」】
√K Contemporaryでは、今のアートシーンを次世代につなげ、人類の痕跡を芸術という形で未来に残すというコンセプトの元、様々なアーティストの個展やグループ展を開催してきました。
この度始動する企画展「Being」は、そのようなギャラリーの根幹にある思想を基軸に各回ユニークなキュレーションをしていく企画展シリーズとして、様々なアーティスト達の作品群を通して私たちの「今」を「未来」につなげていきます。ご期待ください!
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「Being」
今に残る優れた美術作品により歴史を紐解き叡智を持つことがある様に、今に生きる私達の在り方が先の未来をつくるのだとしたら、目の前に在る「もの」「こと」は思う以上に尊いものなのかもしれません。
私達の存在はこの星の時間軸の一瞬間の一場面にしかすぎません。
その場面を他者と共有することで発するシナジーが未来を生むのであれば、芸術作品はその場面の証と言えるのかもしれません。
人類は様々な文化や思想を共有しながら文明を築き、全てが飽和状態に思える現代においても、その後の世界を想像し、常に新しい発想で今を芸術に昇華する事で、史上に価値ある産物を残していく。そして、それこそが人類の努めだとしたら、今この場面に私達が存在することの重みを感じさせられます。
「もの」が存在し「こと」が語られていく以上、私達の存在には確かな意味がある。
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【第一弾は女性アーティストが集結する「Being – Mom is a Woman –」】
本企画展シリーズの記念すべき第1回目は「Mom is a Woman」として、戦中・戦後から若手、国内外の女性アーティスト約18名のグループ展を開催いたします。
出展アーティスト達は、ジャンルや時代、国、文化を超え、生物学的な女性という性を認識しつつも社会的な性に捉われることなく、自由な発想と創造性をもって個々のアイデンティティをカタチにし、自分の存在を個として発信する姿勢を作品に昇華させています。そこには内省し、自己を洞察する高い意識とともに、常に個に戦いを挑む強さや、作風や表現は異なりつつも、表層にとらわれない女性作家達の美しく尊い姿勢が内在するのです。世代や文化の違う彼女たちがこの時代において、居合わせた一つの場を共有するとき、どういったシナジーを起こし、何が生まれるのか。
是非、本展にてこの事柄を五感で感じ、現代、そして未来に、私たちの存在を伝える証人となってみてください。
【本展の見どころ】
1.世代、ジャンル、国境、文化を超えた多様な女性作家たちが集結
本展は、√K Contemporaryの姿勢に基づいた企画展シリーズ「Being」のコンセプトの元に時代や世代、ジャンルを超越した戦中・戦後から若手、国内外の女性作家たち、約18名をキュレーションしたグループ展となります。
日本国内だけでなく、ドイツやブラジル、台湾、韓国といった海外のアーティスト達まで多種多様な背景、ジャンルの作家たちの作品が3フロアにわたって展示されます。
出展作家(予定)
芥川(間所)紗織、内田江美、桂ゆき、田口るり子、田部光子、張静雯(チャン・ジンウェン)、洞山舞、堀えりぜ、松本陽子、三上晴子、峰村リツ子、八木夕菜、山田彩七光、渡辺志桜里、Carol Chediak、Cornelia Thomsen、Ha Haengeun、Sohyun Park ほか *出展作家は変更になる可能性がございます。
2.インスタレーションや映像作品から写真、彫刻や絵画まで、多様なジャンルの作品展示
本展では、√K Contemporaryの地下から2Fにかけて、絵画作品やインスタレーション、写真、立体作品等、幅広いジャンルの作品群を展示し、様々な作家たちの多様な表現をお楽しみいただけます。
3.三上晴子のインタラクティブアート作品「Eye-Tracking Informatics」特別展示
本展では、2015年に53歳という若さで惜しくも急逝したメディアアーティスト、三上晴子の「Eye-Tracking Informatics」を特別展示いたします。2011年に山口情報芸術センター[YCAM](Webサイト : https://www.ycam.jp/)で制作・発表された本作品は2019年のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]での展示以降、東京で初の展示となります。「視ることそのものを視る」というコンセプトの元に制作された本作は、鑑賞者の視線の軌跡を三次元仮想空間内に可視化していくインスタレーション作品です。本作は、5月中旬より展示予定です。
三上晴子(Seiko Mikami/1961年 - 2015年)
アーティスト。1984年から情報社会と身体をテーマとした大規模なインスタレーション作品を発表。1992年から2000年までニューヨークを拠点に主にヨーロッパとアメリカで数多くの作品を発表する。1995年からは知覚によるインターフェイスを中心としたインタラクティヴ作品を発表。視線入力による作品,聴覚と身体内音による作品,触覚による三次元認識の作品,重力を第6の知覚ととらえた作品などがある。ミロ美術館,ウィーン・クンストラハウス,ナント美術館,メディア・アート・チャイナ,トランスメディアーレ,オランダ・DEAF,アルス・エレクトロニカ,YCAM,ICCなど国内外の美術館,メディア・アート・フェスティヴァルに出品参加。多摩美術大学にて教鞭をとる。2015年没。(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]Webサイト[https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/participants/mikami-seiko/]より抜粋。)
<三上晴子「Eye-Tracking Informatics」特別展示 2023年5月13日(土)以降開始予定>
*詳細は本展Webサイト及び当ギャラリーSNSにて配信いたします。
【Events|日本酒とアートのコラボイベント開催!】
会期中、日本酒スタイリスト・食文化研究家としてご活躍の手島 麻記子氏(株式会社彩食絢美 代表取締役社長)をコーディネーターとしてお迎えし、日本酒とアートを融合したイベントを開催いたします。出展作品や作家にインスパイアされた日本酒や現在活躍する女性杜氏の醸す日本酒をはじめとしたセレクションをテイスティングをしながら、本展出展作家たちの作品とストーリーをお楽しみいただくイベントとなる予定です。日時その他詳細につきましては、本展Webサイト及び√K Contemporaryの各種SNSにてお知らせいたします。
コーディネーター|手島 麻記子(てじま まきこ)
株式会社彩食絢美 代表取締役社長
食文化研究家 / 日本酒造組合中央会認証・日本酒スタイリスト/ 日本酒蔵ツーリズム推進協議会運営委員 / 日本醸造協会理事「日本酒のある豊かな暮らし」をテーマに、国内外における日本酒と日本食文化の発信活動、ならびにガストロノミーツーリズムのコンテンツプランニングを通じ、全国各地の地域の魅力開発に取り組んでいる。
株式会社彩食絢美について
日本酒をはじめとした、日本の伝統的な食文化の国内外でのPR・コンサルタント事業を通じ、魅力溢れる日本の地域社会の豊かな未来創造に向けて取り組んでいる。
株式会社彩食絢美 Website: https://www.saishokukenbi.com/
【 Featured Works】
【 Exhibition Information】
企画展名|「Being – Mom is a Woman –」
会期| 2023年4月29日(土・祝)~ 5月27日(土)*GW期間中は無休
会場| √K Contemporary(東京都新宿区南町6)
出展作家|芥川(間所)紗織、内田江美、桂ゆき、田口るり子、田部光子、張静雯(チャン・ジンウェン)、洞山舞、堀えりぜ、松本陽子、三上晴子、峰村リツ子、八木夕菜、山田彩七光、渡辺志桜里、Carol Chediak、Cornelia Thomsen、Ha Haengeun、Sohyun Park ほか *出展作家は変更になる可能性がございます。
主催| √K Contemporary
協力| 山口情報芸術センター[YCAM]、井上雅也氏(株式会社TODOROKI)、平川紀道氏、馬定延氏、ギャラリー川船、株式会社彩食絢美、Gallery COLORBEAT
本展Web|https://root-k.jp/exhibitions/being-mom-is-a-woman/
【√K Contemporaryについて】
√K Contemporary は、次世代を担う優れたアーティストを広く紹介していく場として、 2020 年 3 月神楽坂にオープンしました。 先人達の芸術思考を学び、その審美眼を以って主に戦後から現代、そしてコンテンポラリーアートを幅広く紹介する このギャラリーには、時空や国境を越えて芸術の本質に触れる場を作りたい、という想いが込められています。
Web サイト https://root k.jp
TW : @rk_contemporary | FB : @rootkcontemporary | IG : @rk_contemporary
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