神宮前を拠点とするギャラリーGalerie Supermarktにてビクター・タケルによる個展「Reminiscence」が7月14日(金)から8月12日(土)まで開催
パリと日本のバックグランドを持つビクターの記憶や日常の出来事をポップで鮮やかに描き、文化的多様性の美しさを表現
神宮前を拠点とするギャラリー、Galerie Supermarktは、パリ出身のアーティスト、ビクター・タケル(Victor Takeru)による個展「Reminiscence」を7月14日(金)から8月12日(土)まで開催します。フランスと日本のバックグラウンドを持つビクターは本展で、親密な人物との記憶や日常の出来事をポップで鮮やかに描き、文化的多様性の美しさを鑑賞者に提示します。
ビクターは近年、渋谷・TRUNK(HOTEL)にて個展「EVERYTHING HAPPENS FOR A REASON」や、渋谷PARCOで「SHIBUYA PARCO ART WEEK」期間中に開催されたグループ展「A group exhibition ‘’ DONOKO? ‘’ Portrait series」に参加しました。また、昨年はGalerie Supermarkt企画のグループ展「Stride」、本年度はイタリアC+N Gallery CANEPANERI で開催中の二人展「Same Day Service」に参加するなど国内外問わず活躍し、若者やコレクターから注目を集めています。
■展覧会詳細
ビクターの絵画に登場する人物は、しばしば目を閉じ、視線を逸らすことで平穏さと安寧を表現し、多様性の美しさを鑑賞者に伝えます。また、ビクターの作品に頻繁に現れる猫は、ビクター自身ともいえ、その陽気な姿は作品に遊び心を加えるシンボルです。
パリで⽣まれ育ち、⽇本とフランスの⾎を引くアーティスト ビクター・タケルは、多⽂化的な⽇常、そして彼の周りに溢れるコミックや⾳楽の鮮やかな世界にインスパイアされています。
1998年⽣まれのビクターは、21歳で初めて東京に移住してから⽇本特有の⽂化を⾃⾝の作品に取り込み、フランスと⽇本のカルチャーを融合させたユニークな作品を⽣み出しています。カラフルで鮮やかな⾊使いとシンプルな構図を駆使することで、ポップで鮮やかで、エネルギーに満ち溢れた雰囲気を作り出します。⽣き⽣きとした⽇常の瞬間を描き、「思い出」が作品において重要な役割を果たします。幼少期の思い出を象徴し、ビクター⾃⾝とも⾔える猫を絵画に登場させることで、⽂化が衝突する際に⽣じる緊張感を、安らぎや安⼼感、ユーモアに変換し、個人的な出来事を普遍的な感覚に昇華します。
ビクターは、⽂化的アイデンティティの複雑さや様々な⽂化的視点に対する理解への重要性を絵画を通して実践します。伝統と現代、フランスと⽇本、個⼈的なものと普遍的なものを対⽴的に融合させ、アートの表現⼒が⼈々を結びつける⼒を⽰しています。多様な⽂化的要素を組み合わせ、新しい世界を作り出すことで、鑑賞者に⽂化交流や創造的なコラボレーションによって⽣み出される美しさを想起させます。彼の作品は、鑑賞者⾃⾝の⽂化的アイデンティティや⽂化交流が、世界の理解を形作る上で果たす役割について、思考を促します。
ぜひ本展「Reminiscenc」でビクターの記憶の旅を通じて、異なる文化が交差する際に生まれる美と豊かさをご覧ください。
■作品
■アーティスト
ビクター・タケル Victor Takeru
1998年生まれのビクターはフランスと日本の血を引き、フランスのパリで育ちました。まだ物心つく前、鉛筆を握れる頃には絵を描き始め、フランスと日本のコミックや音楽からインスピレーションを得ています。21歳で拠点をパリから日本に移したビクターは、日本文化を作品に取り入れ、フランスと日本の美学をシームレスに融合します。そして鑑賞者自身の文化的アイデンティティと対峙させることで、文化的交流が私たちの世界で異文化間の共通理解を形作る上で果たす役割を考えさせます。
■開催概要
「Reminiscence」
会期: 7月14日(金) - 8月12日(土)
開廊時間: 11:00 – 18:00
会場: Galerie Supermarkt
住所: 東京都渋谷区神宮前3丁目7番12号
Instagram: https://instagram.com/galerie_supermarkt
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