阪神淡路大震災取材映像アーカイブ「激震の記録1995」 学校等の防災授業で使いやすい「eラーニング機能」を無料公開
京都大学防災研究所との共同研究をもとに、「都市型震災のリアル」がわかる動画を抽出。児童・生徒同士のディスカッションを促し、「今できること」を強く意識できるサイトに。
朝日放送グループホールディングス株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:沖中 進)は、2020年1月より一般公開しているWEBサイト 阪神淡路大震災取材映像アーカイブ「激震の記録1995」(https:// www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/)に、学校等の防災授業で使えるeラーニング機能を追加、無料公開いたします。京都大学防災研究所との共同研究の成果に基づき、地震防災について効果的に学べる教材として、学校現場等で活用いただきやすくなりました。
- 【「大震災でどんなことが起こるか」eラーニングへの入り方】
https:// www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
- 【機能追加の背景】
- 【京都大学防災研究所との共同研究】
調査では「心の負担のわりに学びが少ない映像」を見つけて視聴対象から外せないかと考えましたが、有意にそう判断できる映像は見つかりませんでした。また、高速道路が倒れていたり、大きな火災が起こっていたりといった、教科書に載っているような写真とは異なる、若い世代にとって触れたことのない情報を含む映像のほうが、相対的に学びを感じるという傾向も明らかになりました。
兵庫県立大学での講義
調査対象期間:2022年5月〜2022年12月
調査対象:弊社社員が震災アーカイブを紹介する
講義を行った複数大学の学生
調査方法:抽出した映像クリップ30本の中から
10本程度を事前課題として視聴し、
学びと心の負担の程度を5段階で評価
回答者数:299名
回答数:2409
- 【「大震災でどんなことが起こるか」eラーニングの特徴】
- 【今後の展開】
- 【ご参考】阪神淡路大震災取材映像アーカイブ「激震の記録1995」とは
40時間分・2000クリップの膨大な映像公開は放送局として異例のことでした。個人や家庭、学校での視聴を通じて未来の「防災・減災」に直接役立てることはもちろん、弊社この活動をひとつのきっかけに、自然災害に関する映像が広く社会に還元され、持続的に利活用が図られる世の中になればと考えています。
【公開した総映像時間】約40時間
【公開クリップ数】2000クリップ
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