夜の社交場を次世代に。株式会社水中が老舗ミュージックバーをスナック&ミュージックバーとして第三者承継
〜老舗スナック承継に続く2件目の承継に挑戦〜
株式会社水中は、「これからの街の社交場を作る」をミッションに掲げ、スナック・バーに特化した事業承継を行っています。後継者不足に悩まれているオーナーの方々に寄り添い、オーナーが重視してきた場所の価値を守り続け、事業を承継します。
承継は第三者承継で行います。第三者承継とは事業承継を親族や従業員ではなく第三者に行う承継方法です。2022年の帝国データバンクの調査では、後継候補「非同族」が初めてトップになるなど、中小企業の承継を支えるものとして近年注目されている承継方法になります。
■1店舗目「スナック水中」老舗スナックの事業承継
株式会社水中は、東京都国立市にある老舗の「すなっくせつこ」の承継(M&A)を行い、2022年4月に「スナック水中」としてリニューアルオープンいたしました。これまでテレビや新聞など36媒体に取材いただき、1年間で5000名を超える方にご来店いただきました。
継承店に通っていた既存の顧客をベースにしながら、新規の顧客をミックスさせ、売上を承継前の1.5倍とするモデルで営業しております。承継することで、開店の初期投資を抑え、顧客のベースを作ることができます。さらに、一部スナック業務のDX化・スタッフの教育・新規顧客獲得をして売上向上・利益率向上を行ってきました。
■2店舗目、老舗ジャズ・バーの事業承継
今回受け継がせていただくNO TRUNKSは、東京都・国立市にある21年続く老舗のミュージックバー。小劇場用のスピーカーが店内に鎮座し、家では再現できない音質で音楽が楽しめること、またオーナー様の音楽、特にジャズへの造詣の深さにファンが多いです。オーナー様のミュージシャンとのご人脈も広く、週末にはライヴが開催されます。
株式会社水中は、NO TRUNKSがこれまで守ってきた文化を守り、第二の創業として、今後の展開に携わっていきます。
具体的な成長戦略として、
1.ミュージック&スナックバーへの形態変更による利益率改善
2.店舗の業務効率化によるオペレーションの改善
3.新規顧客に訴求した企画と発信による顧客層拡充
上記3点を軸におき、更なる発展を目指していきます。
1980年代以降ミュージックバーは衰退傾向が続きますが、これからも街にリアルで生の音楽と社交の場が残るために、尽力して参ります。
株式会社水中に関して
スナック・バーといった夜の社交場を継承し、社交場ー特に女性も立ち寄れる社交場ーがこれからもまち中に残ることを目指しています。特にスナックは、コロナを機に少なく見積もっても1割以上閉業しており、一つの産業セクターとしては壊滅的な事態です。全国のスナック・バーを引き継ぎ、100店舗の店を承継することを目標としています。
スナック水中
東京都国立市富士見台1-17-12 エスアンドエスビル1F
Instargam:https://www.instagram.com/snack_suichu/
【プロフィール】 坂根千里(さかねちさと) 1998年生まれ。一橋大学社会学部卒。学生時代からスナックを愛し、卒業と同時に東京・国立市の半地下にある9坪のスナック「すなっく・せつこ」を事業承継。クラウドファンディングで387万円の支援を受け、2022年3月に「スナック水中」として同店舗をリニューアルオープン。お店ではママを務め、「ちり」のニックネームで親しまれる。 |
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