東京貿易メディシス株式会社を当社グループに迎え入れました

〜医用・科学機器事業のさらなる拡大を目的に〜

株式会社サカエ

株式会社サカエ(社長:松本 弘一、本社:東京都港区、資本金:9,300万円)は、医用・科学機器事業のさらなる拡大を目的に、東京貿易メディシス株式会社(社長:森山 重、本社:東京都日野市、資本金:2億円)(以下=東京貿易メディシス)の発行済全株式を取得し、2025年2月28日付けで同社を当社グループに迎え入れることとなりました。


当社は、2009年に糖尿病診断・治療の指標であるグリコヘモグロビン分析装置「A1c GEAR」と専用試薬「メディダス HbA1c」を国内で初めて開発しました。その後、次世代機を逐次投入し、特に2023年に投入したパック式臨床化学分析装置「アイギアプロ」は、従来の「ヘモグロビンA1c」に、炎症や細胞・組織破壊などの検査に用いられる「CRP」と、糖尿病(性)腎症の早期発見などに用いられる「ACR(尿アルブミン/クレアチニン比)」を加え、1台で3項目の測定が可能になっています。これら当社の分析装置は、株式会社三和化学研究所、キヤノンメディカルダイアグノスティックス株式会社の2社を通じて、糖尿病専門医の医院、中小病院、クリニックなどで幅広く導入されており、ヘモグロビンA1c検査のPOCT(Point Of Care Testing)市場において、先行独占していた海外大手メーカーに次ぐシェア25%超を獲得しています。


一方、東京貿易メディシスは、血液や尿をなどの体液成分を検体に、蛋白、脂質、酵素、電解質などを測定する生化学自動分析装置「ビオリス」シリーズを1999年から展開しており、世界80以上の国や地域で累計8000台以上の販売実績があります。現在の主力製品である「ビオリス30i」は、小型卓上サイズで、一般的な生化学項目だけではなく、免疫血清、凝固検査の一部の項目など幅広い分野の測定が可能であり、米国食品医薬品局(FDA)の認証を取得するなど、グローバルネットワークと販売力を生かしてさらなる拡大が期待されています。


今後は、当社と東京貿易メディシスの主力分野である卓上型化学分析装置の技術力を結集し、相乗効果による新たな製品開発を目指します。さらに、実績の高い東京貿易メディシスのグローバルネットワークを通じて、当社製品の海外販売強化を図り、さらなる成長戦略に結びつけていきます。また海外への輸出戦略においては、当社の試薬開発・製造力により「ビオリス30i」用試薬の開発に取り組み、現状の「ビオリス30i」単体での販売に加えて、専用試薬の同時展開も視野に入れています。


■東京貿易メディシス株式会社

・会社名 東京貿易メディシス株式会社

・設立 平成11年7月

・資本金 2億円

・代表者 代表取締役社長 森山 重

・事業所 本社:東京都日野市東豊田1-14-21

     営業所:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡

・社員数 65名(2024年9月30日時点)

・事業内容 1)生化学自動分析装置の開発・製造及び販売

        2)臨床検査用機器及び関連製品の販売

        3)臨床検査システムの開発、販売

・HP https://www.tb-medisys.co.jp/  

■株式会社サカエ

・会社名 株式会社サカエ

・設立 昭和27年7月

・資本金 9,300万円

・代表者 代表取締役社長 松本弘一

・事業所  本社:東京都港区新橋1-11-4 三栄ビル

      工場:鬼石工場(群馬県)、東平井工場(群馬県)

・社員数 143名(2024年10月1日時点)

・事業内容 1)糖尿病検査装置を含む各種臨床検査装置、体外診断用検査薬

      2)臨床検査装置のOEM受託

      3)ヒーター機器(民生用、産業用)

・HP https://www.sakaecorp.com/

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会社概要

株式会社サカエ

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URL
http://www.sakaecorp.com
業種
製造業
本社所在地
東京都港区新橋1-11-4
電話番号
03-3573-7360
代表者名
松本弘一
上場
未上場
資本金
9300万円
設立
1952年07月