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株式会社メドミライ
会社概要

メドミライ累計調達額が約9.4億円に到達。小野デジタルヘルス投資合同会社、ARKRAY & PARTNERSが新たに参画し、追加の資本調達を実施。

株式会社メドミライ

東京大学の医工連携の枠組みから生まれた株式会社メドミライ(本社:東京都文京区、代表取締役:小野寺達也、以下メドミライ)は、小野デジタルヘルス投資合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者/社長:伊藤雅樹)、ARKRAY & PARTNERS Pte. Ltd.(本社:シンガポール、職務執行者:鬼形洋平)を新規投資家としてお迎えし、既存株主である東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:植田浩輔、以下東大IPC)、i-nest capital株式会社(本社:東京都目黒区、代表:山中卓)をあわせて追加の資金調達を実施いたしました。本調達によりメドミライの累計調達額は総額約9億4千万円)になりました。なお、各社の出資金額および出資比率は非公開としております。

■メドミライが解決する社会的課題と目指す世界

少子高齢化が世界に先駆けて急速に進む日本において、「自分の健康は自分で守るための情報インフラ」と「医療者不足や偏在に対応した医療システム」を両立し、社会保障としての医療をしっかりと守りながら、新しい健康産業を創出することが急務です。

メドミライは、「世界の人々に、明るく健やかな“ミライ”を」を理念に、テクノロジーとサイエンスの融合で、個人に寄りそう新しい医療を創造し提供することを目指しています。誰にとっても身近な国民病メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、以下「メタボ」)に着目し、あらゆる健康情報(日常生活)と医療情報(診察・処方)を生活者の手元に繋げるデジタルヘルスを基盤に、生活者と医療者をつなぐプラットフォームを構築していきます。


■メタボを取り巻く課題と臨床的ニーズ

メタボは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が複合的に組み合わさる病態で生活習慣病の入口とされ、メタボの重症度合いと当該患者一人当たりの年間総医療費は比例することも分かっています。さらに、メタボが起点となる動脈硬化や冠動脈疾患の患者数も年々増加し、心疾患や脳血管疾患は日本人の死因2位、3位であり1)、循環器系疾患の医療費は6兆円を超え、その割合は医科診療医療費のうち1位の19.8%を占めています2)。私たちの生涯にわたるQOL維持のためにも、また医療費抑制(含む健保組合の財政改善)の観点からも、メタボ対策は大きな社会的課題です。

一方で、メタボ患者の方々は複数の疾患を併発していることが多いにも関わらず、一般的な薬剤や医療機器プログラムが単一疾患対応であるため、患者にとっては生活習慣全体の改善という根本解決まで届きにくく、医師にとっては複合的かつ個別化された行動療法の負担が大きいなど、医療現場での課題も山積しているのが現状です。


■資金調達の目的と背景

Personal medical care in your hand をミッションとするメドミライは、メタボ治療補助用医療機器プログラム「MED MIRAI」の開発や健康診断データ等の解析から数年後のメタボリスクを予測及び可視化し行動変容につなげるアプリ「MIRAMED」を活用した遠隔特定保健指導を展開しており、今回の調達を通じて事業開発を加速していきます。



MED MIRAIは年度内の治験に向けて準備を進めてまいります。また、2022年より開始した遠隔特定保健指導は、すでに5健康保険組合への導入が決まっており、初年度は保健指導離脱率ゼロを実現しました。今後は健診センター等と連携し、健診と特定保健指導をトータルに提供するためのシステム構築を進めてまいります。中長期的には、個人に寄り添う「オンライン家庭医」を目指し、メタボの予防や保健指導、診断並びに服薬指導、そしてアフターケアまで、全て在宅で完結できる遠隔での総合的な保健医療サービスを開発・提供していきます。

メドミライは、複合的な疾患であるメタボのリスク等を可視化する技術を基盤に、生活習慣を改善したい患者と患者に伴走する医療者の双方をサポートすることで、予防から早期治療までメタボ対策全体の質向上、健康医療DXに貢献します。


■投資家からのコメント(敬称略・五十音順)

□ARKRAY & PARTNERS Pte. Ltd.  ゼネラルマネージャー 鬼形 洋平

アークレイは現在、遠隔コミュニケーションや接続システムなどのデジタルツールを駆使することで、糖尿病治療や指導における医療現場の問題解決や、患者様の糖尿病管理のソリューション提供に注力しております。メドミライが取り組む「デジタルヘルスを通じて、メタボおよび生活習慣病の予防から治療」が普及し、より多くの生活習慣病患者のQOLが改善されることを期待しております。出資のみならず、弊社が持つ事業資産の活用を通じ、メドミライの成長の側面支援をさせて頂ければと考えております。


□i-nest capital株式会社 パートナー 本蔵俊彦

弊社は、メドミライが東京大学COIと連携したチーム力を強みとし、最先端IT技術とヘルスケア知見を統合した新たなアプローチにより、複合的な疾患であるメタボ治療領域におけるリーディングカンパニーとなり得る将来性を評価し、追加出資に至りました。i-nest capitalは今回の資金提供に加え、外部取締役の派遣、各パートナーの豊富な実績および広範なネットワークを活かして、メドミライの企業価値向上に貢献してまいります。


□小野デジタルヘルス投資合同会社 シニアインベストメントディレクター 藤田真弥

メドミライは、メタボリックシンドローム(以下、メタボ)に対して、 デジタルを使った予防と治療支援ツールの提供を目指しています。 メドミライのプロダクトは、メタボに起因されるいくつかの疾患に対して個別対応するのではなく、包括的に取り組むユニークなアプローチをとっており、その意義は、今後ますます高まると考えます。私たち小野デジタルヘルス投資は、同社への投資を通じて健康寿命の延伸と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


□東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 パートナー 河原三紀郎

今回、新しい株主として小野デジタルヘルス投資さん、ARKRAY & PARTNERSさんという素晴らしいパートナーを得たことを心から嬉しく思います。東京大学での研究が始まってから10年、小野寺CEOによりメドミライが設立されて2年が経ち、世界初のメタボ治療補助用医療機器プログラム開発や特定保健指導の遠隔DX化など、具体的な社会実装が着実に進んでいることを実感しております。メタボリックシンドロームという古くて大きな社会課題に対し、医学的エビデンスに基づき取り組むメドミライの挑戦がより加速されていくと期待しており、東大IPCとしても継続支援していきます。


<参考資料等>

1) 厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/index.html

2) 厚生労働省「平成30年度(2018)国民医療費の概況」傷病分類別医科診療医療費

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/18/index.html


■株式会社メドミライについて

概要 医療機器プログラムの開発、特定保健指導サービスの提供

設立 2021年5月

所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 アントレプレナーラボ

代表者 代表取締役 小野寺達也

HP https://www.medmirai.co.jp/


【お問い合わせ】

株式会社メドミライ

東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ

Email: onodera@medmirai.co.jp

担当:小野寺達也

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会社概要

株式会社メドミライ

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ354
電話番号
-
代表者名
小野寺達也
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年05月
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