林業会社が大学生と森林の課題に挑戦!東京・檜原村の森で木のおもちゃづくりが始動
〜「子どもの好木心『発見・発掘』プロジェクト」〜
子どもの好木心『発見・発掘』プロジェクト」が目指す3つのゴール
子どもが感じる木の素材への“ワクワク”を起点としたおもちゃを開発し、地域産業の活性に貢献すること
開発されたおもちゃで遊ぶことで、子どもたちの好奇心が「好木心」へと昇華すること
おもちゃを通じた子どもたちの“好き”が親や先生など周囲の大人に伝播することで、森と人とのつながりが広がっていくこと
■プロジェクト特設サイト >> https://tokyo-chainsaws.jp/koukishin/
■プロジェクトの進捗はこちらから >> https://note.com/koukishin_23
【協定式のご案内】
2023年6月5日に桜美林大学にて檜原村長、学校法人桜美林学園理事長、東京チェンソーズ代表取締役 三者による協定式を執り行います。取材にお越しいただける報道関係の方はプレスリリース問い合わせ先までご一報ください。
日 時: 2023年6月5日(月) 10:00~11:00
場 所: 桜美林大学町田キャンパス(東京都町田市常盤町3758)崇貞館6階
出席者(敬称略):
吉本 昴二 檜原村 村長
小池 一夫 学校法人桜美林学園 理事長
青木 亮輔 株式会社東京チェンソーズ 代表取締役
■プロジェクトの背景
近年のウッドショック等で国産材への需要は高まる一方で、依然として林業自体は「儲からない」「危険」「担い手不足」といった様々な課題を抱えています。東京チェンソーズでは2006年の創業当初より“補助金のみに頼らない林業”を標榜し、六次産業化や森林サービス等に挑戦してきました。その中で、これまで捨てられていた枝葉や根株といった規格化できない素材に着目し、「1本まるごと販売」としてその魅力を最大限活かしたものづくりに取り組んでいます。
(1本まるごと販売について詳細はこちらから >> https://tokyo-chainsaws.jp/ippon/material/ )
また、森林は50年、100年という長い時間軸で守り育てていく必要があり、弊社では特に将来を担う子どもたちに森林の価値を伝えることが重要だと考え、「森デリバリー*」という出張型ワークショップ事業や林業体験イベント等を行なってきました。(*2022年ウッドデザイン賞林野庁長官賞受賞)
今回、桜美林大学ビジュアル・アーツ専修でプロダクトデザインを学ぶ学生との協働により、学生ならではの視点から木の素材の魅力や個性を活かしたおもちゃを開発し、製品を通じて普段木や森に触れる機会が少ない子どもたちやその親へ地域の森林への興味を喚起し、森と人とのつながりを広げていきたいと考えています。
添付資料:「子どもの好木心『発見・発掘』プロジェクト」ちらし
https://prtimes.jp/a/?f=d121915-2-c7e2c49dd7c6aac632677e755a33070d.pdf
■「檜原村トイビレッジ構想」について
東京都本土唯一の村である檜原村は総面積の93%が森林であり、かつては広葉樹の炭焼きが、戦後は林業が栄えたものの、現在は高齢化が進み、毎年人口減少が続いています。そのような中、自然が豊かで都心にも近い地理的条件を活かし、多世代が親しみやすい「木のおもちゃ」をキーとする「檜原村トイビレッジ構想」を掲げ、産業と観光の両軸について、おもちゃ工房の設立(2019年11月)、檜原森のおもちゃ美術館の設立(2021年11月)と取り組みを進めてきました。今回のプロジェクトは同構想のセカンドステージとして、メイドイン東京の木のおもちゃの新ブランドを創出して檜原村の魅力を高めること、また、地域の林業・木材産業の活性化により、村の豊かな自然環境が持続可能な形で次の世代へとつながっていくことを目指します。
【株式会社 東京チェンソーズ概要】
代表者:青木亮輔 所在地:東京都西多摩郡檜原村654番地
設 立:2006年7月1日創業、2011年2月25日法人化
事業内容:
1)造林・育林・木材伐出等、森林の整備及び管理
2)根株、枝葉、板、丸太等の1本まるごと素材販売
3)現場直送の木材を使用した木のおもちゃ、什器、日用品等の企画・製造・販売
4)森林空間を活用した体験サービス提供
WEBサイト:https://tokyo-chainsaws.jp
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