生成AIスタートアップKinkaku、資金調達を完了し、ゲーム・コンテンツ制作のための画像生成クラウド「Akuma.ai」を正式リリース
・Akumaホームページ:https://akuma.ai/
「Akuma」について
2022年から話題の画像生成AIですが、今となってはDALL-E、Midjouryney、Stable Diffusion、さらにはStable Diffusionをファインチューニングしたモデルが世の中に無数に存在しています。
クリエイティブな活動において、好みやユースケースは人それぞれです。画像生成モデルも、それを反映したロングテールにならざるを得ません。
「特定のアートスタイルやキャラ・モノの生成に特化したモデルを使いたい」といったニーズや、「自分のデータを使って独自のAIモデルをトレーニングしたい」などのニーズが増えています。
Akumaはこのようなニーズに応えるために、Stable Diffusionをベースにしたものであればどんなモデルでもクラウド上で動かすことができます。
「Akuma」の特徴
1. 簡単だけど、プロ仕様
従来、独自のモデルを使うなどこだわった画像生成をするには、環境構築やハイスペックなGPUが必要でした。Akumaを使えば、すべてがクラウド上で完結します。アカウント登録だけで、「Stable Diffusion web UI」などの上級者向けツールのように、設定を自由自在にコントロールできます。
2. どんなモデルにも対応
Stable Diffusionのモデルであれば、どんなモデルでもクラウド上にアップロードして、画像生成ができます。独自のモデルを使うためのセットアップは必要ありません。
3. 生成したアセットやプロンプトの管理
生成した画像素材データや、プロンプトなどの設定をワークスペースごとに管理。今後はチームでのコラボレーション機能も追加していく予定です。
料金体型
月額:$10(税込)〜
※詳細は、ホームページよりご覧ください。(https://akuma.ai/ja/pricing)
今後の展開
1. 一貫性のある生成を可能に
ControlNetやLoRAなど、Stable Diffusionの最新の手法を用いた出力のコントロールを、誰でも簡単に使えるように機能を拡充していきます。
2. 独自モデルのトレーニング
誰でも自分のデータを使って、独自モデルのトレーニングをクラウド上で行えるようにする予定です。ファインチューニングのインフラ基盤・ノウハウを提供していきたいと考えております。
3. 画像以外のメディア生成
画像以外にも、2Dアニメーションや3Dアセットなど、ゲーム・二次元コンテンツ制作に必要なメディアの生成に取り組んでいく予定です。
「Akuma」リリースの背景
日本の2大コンテンツであるゲーム・アニメは、世界で愛される人気コンテンツになっています。しかしながら、現場の話を聞くと、コンテンツ作りは常に予算との戦いです。
限られたリソースの中でも、業務によっては2週間かかっていたものを2時間でできるのが、生成AIならではの馬力の魅力です。
企業が画像生成AIを制作パイプラインに取り入れるには、まだ多くの課題があります。現状の生成AIの使いづらさを取り除き、業界のワークフローを深く理解することで、ワークフローをモデル化するシンプルなソフトウェアを多角的に生み出していきたいと考えています。
「人にできることを増やしたい」というのがわたしたちの率直な思いです。
詳細情報
Akuma公式Twitter:https://twitter.com/AkumaAI_JP
AkumaサービスURL:https://akuma.ai/
Kinkaku株式会社について
会社名:Kinkaku株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C
設立日:2020年07月15日
代表者名:福山 裕介
事業内容:インターネットサービスの企画・開発・運営
【本件に関するお問い合わせ先】
担当者:福山裕介
メールアドレス:yufukuyama@kinkaku.com
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