「ChatGPT活用による薬歴アプリ開発プロジェクト」のパートナー企業が決定
スタートアップと薬局の連携:技術と実務の融合を目指して
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パートナー企業の選定過程
先日のプレスリリース「薬局経営者が開発!ChatGPT活用による薬歴アプリ開発プロジェクトがスタート」では、想定を超える数の企業様からお問い合わせを頂きました。一社一社ご面談する中で、本プロジェクトへの期待とともに、現在の薬歴ソフトに対する課題感、生成AIが薬局業務や薬剤師の働き方にもたらすインパクトについて示唆に富む考えに触れる機会に恵まれました。その中でも、八王子薬剤センターは、電子薬歴の運用を日本において早期から取り組んできたパイオニアの一つであり、現在では薬歴を中心に薬局の基幹システムを自社開発していることから、この領域における豊富な経験、知見を持つ企業として評価しました。実務に関わる薬剤師が自社システムの要件定義に参加していること、薬局実務に対するテクノロジー活用の方向性や目線が弊社と一致していたこと、また将来的にはアプリケーションの導入効果を定量的に評価するために大学研究機関との連携していくことも期待できるとしてパートナー企業として選出しました。
「薬局経営者が開発!ChatGPT活用による薬歴アプリ開発プロジェクトがスタート」についてはこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000123307.html
薬歴が抱える制約とUXの両立
本プロジェクトの成功のため、実務上の制約条件を理解しつつ最新技術の社会実装していくには、スタートアップと薬局とがコラボレーションしていくことが効果的です。薬歴作成のプロセスや薬歴そのものが各種要件を満たすことと、効率性な性能と使い勝手を重視したUXデザインを設計することの両立は難しい課題ですが、UXや薬歴の適格性に関する部分で八王子薬剤センターの知見を最大限に取り入れ、弊社がプロトタイプの開発を主導してまいります。
株式会社八王子薬剤センター 取締役 本局業務部長 添石遼平先生のコメント
「薬歴の作成にかかる時間が薬剤師の大きな負担になっていることは、薬局業界の共通した課題だととらえています。ChatGPTを活用して薬歴作成にかける時間を短縮することは、薬剤師の生産性を大きく向上させるものだと認識しています。それはすなわち、対人業務にかける時間を、より多く確保することにつながります。目的は患者サービスの向上であり、そのための技術の活用です。生成AIの利用に関しては賛否両論ありますが、使ってみないことには適正な評価は下せません。株式会社ロジロジと協働して新たな知見を得ることによって、イノベーションを起こしていきたいと考えています。」
新市場の創造に挑戦
八王子薬剤センターとの連携により、新たなプロダクトを創造して薬局の生産性向上につなげていくことはもちろん、同時にChatGPTの社会実装を通じて積極的に発信して薬局業界全体のプレゼンスを高めること、さらには薬歴ソフトの新しい市場開拓、ビジネスモデルの構築に挑戦してまいります。
会社概要
株式会社ロジロジ
本店所在地:茨城県つくば市
オフィス:東京都千代田区
設立:2022年1月
事業内容:ITソリューション開発、医療ビッグデータ解析、薬局の経営
代表者:山口洋介
株式会社八王子薬剤センター
本店所在地:東京都八王子市
設立:1980年4月
事業内容:保険薬局
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