世界初の完全自律型AIペネトレーションテストプラットフォーム「TANUKI」の日本における独占的なリセラー契約をEzoTechと締結
新時代のペネトレーションテストツール「TANUKI」で、企業のサイバーセキュリティ対策に革新をもたらす
企業向けITソリューションを提供する東洋システム開発株式会社(以下「TSK」、本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松本博之)は、この度、世界初の自律型AI搭載ペネトレーションテストプラットフォーム「TANUKI」の開発元であるEzoTech Inc.
(以下「EzoTech」、本社:カナダ、代表取締役社長兼CEO:Xristos Silaidis)と、日本における独占的なリセラー契約を締結しました。「TANUKI」は、EzoTechをライセンサーとする、アメリカで特許取得済みのペネトレーションテストプラットフォームです。このリセラー契約により、TSKは日本全国のお客様に、「TANUKI」の強固なセキュリティソリューションを提供します。
「TANUKIとは」
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「世界初」のエージェントレスで完全自律型のAI搭載ペネトレーションテストプラットフォームです。
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NIST(National Institute of Standards and Technology:米国国立標準技術研究所)のガイドラインに準拠したペネトレーションテストを実施し、企業のサイバーセキュリティリスクを正確に評価します。
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脅威、脆弱性を悪用した攻撃に関する総合的な知識を備え、常に最先端のハッキング技術を使用します。
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ボタンをクリックするだけで、頻繁かつ包括的なテストを実施し、一貫した品質と基準を保証します。
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脆弱性をアラートレベルごとに分析・特定します。
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自動的にテストを実施し、報告書作成までの時間は従来から大幅に短縮。その結果、コスト削減も実現できます。
■TANUKIの利点
「TANUKI」は、従来のペネトレーションテストに比べて以下の利点を提供します。
【使いやすさ】 |
専門的な知識の保有者がいなくても利用が可能。 直感的なインターフェース。 |
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【自動化】 |
多くのタスクを自動化することで、時間とコストを削減。 継続的なセキュリティ評価を実現。 |
【精度】 |
高精度な診断結果を提供。 誤検知率の大幅な低減。 |
【拡張性】 |
システムの規模に合わせて拡張可能。 さまざまな規模の組織に対応。 |
■サイバーセキュリティの現状
近年、インターネット回線の高速化・システムの複雑化・利用サービスの多様化によって脆弱性が増加の一途を辿っております。さらに、脆弱性を放置している企業が多く見受けられます。
一方で、サイバー攻撃は巧妙化・高度化しています。ランサムウェアによる被害、サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃、内部不正による情報漏えいなど、その攻撃手法は多岐に渡ります。
こうした中、脆弱性診断と比較して、ペネトレーションテストを実施する企業は非常に少ない状況にあります。海外では約4割であるのに対し、日本国内では約2割と言われています。さらに、定期的に実施する企業は非常に少ない上、大半の実施頻度は年一回にとどまります。ペネトレーションテストでは、単に脆弱性を特定するだけでなく、攻撃者の手法を模倣し、攻撃が成功するか、どのような被害が発生するかを検証することができます。このようなテストを定期的に行うことで、企業はセキュリティ対策を最新の状態に保ち、未知の脅威にも迅速に対応できます。また、政府も企業に対し、セキュリティ対策を義務付ける規制を強化しています。例えば、「情報セキュリティサービス審査登録制度」にペネトレーションテストサービスが追加されました。これにより、企業は定期的にペネトレーションテストを実施して、脆弱性を特定し、対策を講じることが推奨されています。
■従来のペネトレーションテストが抱える課題
従来のペネトレーションテストにはさまざまな課題があります。高度な技術的・専門的な知識を持つペネトレーションテスター(ホワイトハッカー)を確保することが難しいこと、テストに多くの時間と工数がかかること、テスト結果から報告書が作成されるまでに数週間を要することなどが挙げられます。さらに、セキュリティ業界全体で人材不足が顕著であり、多くの企業がホワイトハッカーの育成や確保に苦労しています。また、企業の事業形態や組織が柔軟に変化する中、システムやネットワークの脆弱性が放置されていることも珍しくありません。
■これらの課題を解決するために
AIを搭載した完全自律型の「TANUKI」は、これらの課題を解決するための強力なツールです。テストの実行やレポート作成は自動で行われます。担当者に依存しないため、高品質かつ均一化を実現します。また、高度なスキルを必要とせず、短期間でテストが完了することで、低コストを実現でき、企業はビジネスの成長に集中することができます。
TSKは「TANUKI」を通じて、自己完結型のAIペネトレーションテストを提供し、多くの企業が直面するサイバーセキュリティを強化・向上させるための最適なソリューションを提供します。
本契約の締結について、両社CEOのコメント:
■TSK代表取締役社長兼CEO松本博之氏
Ezo Techとの契約は、 EzoTechのテクノロジーを活用することで、TSKが持つサイバーセキュリティ製品を拡大し、顧客への既存のサービスを補完するとともに、新規顧客を誘致するという当社の戦略における重要な一歩です。TSKとEzoTechの戦略的パートナーシップを通じて、より多くのお客様に日本で突出したサイバーセキュリティビジネスを構築するための素晴らしいプラットフォームを提供します。
TSKは、国内外の企業、政府機関、全国の小売業者など、多様なお取引先を有しています。サイバーセキュリティの脆弱性の特定は、世界中のIT部門で最優先事項となっています。このような背景から、あらゆる規模の組織向けに設計されたAIを活用した自動ペネトレーションテスト「TANUKI」は、TSKのサイバーセキュリティ事業の拡大に大きく寄与すると考えます。(参照:Cyber Security東洋システム開発株式会社 - (tskcyber.com))
■EzoTech社長兼CEO Silaidis 氏
"We are very pleased to be working with the team at TSK.
Our fully autonomous, Patented, AI-driven penetration testing platform is licensed and deployable
in a number of ways. Our goal is to provide an
automated and continuous cyber security reporting
solution that not only is best-in-class for large organizations
but also fits the IT budgets for the mass market of small-to-mid-size businesses and
government entities."
TSKのチームと一緒に仕事ができることは非常にうれしいです。当社の完全自律型で特許取得済みの AI 主導のペネトレーションテストプラットフォームは、ライセンス化されており、さまざまな方法で展開が可能です。私たちの目標は、自動化された継続的なサイバーセキュリティレポートソリューションを提供することであり、それは大規模組織にとって最高のものであるのはもちろん、中小企業や政府機関のマスマーケット向けの IT 予算にも適合するでしょう。
会社概要
■TSKについて
東洋システム開発株式会社は、“共創の精神”を経営理念に掲げ、50年以上に渡って金融、製造、公共部門といった業界に対し、先進のITソリューションを提供してきました。特に、セキュリティが極めて重要視される金融業界や公共部門での経験を活かし、各種システム開発、アプリケーション開発、システム基盤構築、クラウド環境構築といった技術サービスを提供しております。
さらに、サイバーセキュリティに関する教育も提供しております。技術サービスとサイバーセキュリティ教育によって、社会の安心・安全を実現していきたいと考えております。
今後も様々なステークホルダーとの強固なパートナーシップを通じ、革新的な技術と価値創造を追求し、お客様に最適なソリューションを提供することで、ビジネスの発展をサポートしてまいります。(https://www.tsknet.co.jp/)
■EzoTechについて
EzoTechは、世界初のエージェントレスで完全自律型のAI搭載ペネトレーションテストプラットフォーム「TANUKI」を提供しています。このプラットフォームは、組織のネットワーク全体を強化するための継続的なペネトレーションテストを実行することが可能です。世界中のセキュリティ専門家、そして大企業から中堅市場までの幅広い顧客がTANUKIを活用しています。EzoTechの技術は、組織のサイバーセキュリティを強化し、ビジネスの安全性と信頼性を向上させるための強力なツールとなっています。 (https://www.ezotech.net)
なお、サービス提供日程については現在調整中であり、決定次第改めてお知らせいたします。この件に関するお問い合わせは、担当者までご連絡ください。
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