Cross Capitalは、第一号ファンド設立と同時に、事業会社向けオープンイノベーションインフラを運営開始します
日本初となる、世界のスタートアップへのアクセスと事業開発支援を両立させたFund of Funds
Cross Capitalは、日本企業のイノベーション実装支援を目的としてVC歴約40年の創業メンバーにより設立されました。「クロスボーダーイノベーションの力で、日本のポテンシャルを解放する。」をパーパスに掲げ、日本初となるFund of Funds(以下、FoF)の形態を活用した日本企業特化型のオープンイノベーションインフラを構築します。
参画する事業会社は、一般的に海外トップティアVC向けで求められる出資額の1/3~1/10の金額サイズで、その10倍以上の数のスタートアップにアクセスすることが出来ることに加え、人材強化を目的として出向者を送ることが可能です。また、Cross Capitalの伴走支援・ノウハウ移転を受けながら、その独自開発のプロセスに基づき、協業テーマの言語化、パートナー探索・選定、事業構想、スタートアップ巻込み、PoCおよび事業立上げをファンド期間10年に亘り繰り返す中で、各社の次世代を担う新規事業の創造と既存事業の変革に挑みます。
Cross Capitalは、こうした活動を通じ、クロスボーダー人材の育成や海外VCネットワークの内製化、スタートアップ協業の知見蓄積など、オープンイノベーションの基盤となる組織ケイパビリティを各社に獲得していただける、包括的な仕組みです。
■第一号LP 富士ソフト株式会社 坂下代表取締役社長からのメッセージ
この度はFund of Funds、Cross Capital I Limited Partnership(CC1)の設立おめでとうございます。当社は、企業価値向上に向けた検討を進める中で、新規事業開拓を重要なテーマのひとつと捉えており、日本で初めての取組みであるFund of Fundsを活用したオープンイノベーションインフラに第一号LPとして参画できることを、心より歓迎いたします。
今後、CC1によって社会に新しい選択肢が提示されることは日本の産業界にとって重要な意義のある取り組みだと確信し、日本の産業界の持つポテンシャルを解放していかれることを大いに期待しております。
■Cross Capital CEO 中村貴樹よりコメント
これまでに150社以上のオープンイノベーションに取組む事業会社様とお会いして、その現場を見てきました。業界を問わず共通していたのは、オープンイノベーションの必要性そのものは理解されている一方で、「実行が難しい」という課題でした。そこで、「実行」におけるチャレンジを、現場目線で、持続的に解決し、とことん伴走支援をするために、Fund of Fundsを活用した新しいインフラの構築に取り組んで参りました。創業間もない私たちを信じ応援して下さった富士ソフト様を始めとして、多くの事業会社様に賛同して頂き、こうして立上げを迎えられたことを嬉しく思います。私たちは、日本と世界のスタートアップエコシステムに橋を架け、クロスボーダーのイノベーションを生み出し、日本のポテンシャルを解放します。ご賛同頂ける事業会社様の更なる参画を、心より楽しみにしております。
■ファンド概要
ファンド名:Cross Capital I Limited Partnership
運用総額目標:US$100M超
運用期間:10年間
General Partner:Cross Capital Holdings I Limited
(代表者: 中村 貴樹、髙島 史)
■会社概要
社名:Cross Capital Pte. Ltd.
住所:20 Anson Road, #11-01 Twenty Anson One&Co
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