日下部民藝館 特別公演 ”Koichi Omae Performance in Takayama with Yoichi Ochiai 大前光市in高山2023―相互接続された世界―” 開催のお知らせ

重要文化財日下部民藝館(岐阜県高山市)を会場に、国内外で活躍する「義足のダンサー」、大前光市と日本を代表するメディアアーティスト、落合陽一が初共演する舞台が実現

公益財団法人日下部民芸館

公益財団法人日下部民芸館(岐阜県高山市)は令和5年度特別公演
”Koichi Omae Performance in Takayama with Yoichi Ochiai/ 大前光市in高山2023―相互接続された世界―”
を令和5年10月8日(日) 午後7時より 岐阜県高山市 国指定重要文化財 日下部民藝館にて開催いたします。

岐阜県下呂市出身のダンサー大前光市。 交通事故で失った左足に義足をつけて踊る「義足のダンサー」として舞台に立つ大前光市は、片足というその「個性」を、彼のみが表すことのできる唯一無二の「アート」に磨き上げ、世界を舞台に活躍しています。2019年に日下部民藝館で開催し、好評を得た“Koichi Omae Performance in Takayama” から4年ぶりとなる本公演は、ダンサーとしてますますその技や表現の豊かさを増した大前光市が再び日下部民藝館を舞台に踊り、私たちの感性を刺激してくれるものとなるでしょう。

  

photo by Yoich Ochiaiphoto by Yoich Ochiai






















公演の見所

本公演の最大の見所は、大前光市とメディアアーティスト落合陽一とのコラボレーションが実現したことです。日下部民藝館で同時開催中の「落合陽一 ヌル即是計算機自然:符号化された永遠,オブジェクト指向本願」展の展示会場を舞台に、落合陽一がAI生成する音楽で踊るという、大前光市のパフォーマンスと落合陽一のメディアアートが相互接続するスーパーコンヴィヴィアルな共演です。落合陽一のデジタルな音楽と空間だからこそ際立つ大前光市の身体性、そして大前光市のパフォーマンスに、時に共鳴し、時に刺激する落合陽一のアート。 表現者としての二人の才能が響き合う、両者にとっても新たな試みとなる公演です。パフォーマンスの間には二人のスペシャル対談も行われ、この機会にしかご覧いただけない贅沢な公演となります。



「故郷の都、飛騨高山、日下部民藝館という場所でまたソロ公演ができて嬉しいです。お母さんもお姉ちゃんも、あの人もこの人も観に来てくれるんだろうなー。この4年間で変わっていった私の表現をこの一夜に凝縮します。前に公演した時とは全く別の踊りを披露し、皆さまを満足させてみせます、是非観に来てください!」 (大前光市)


また、本展は「日本の美と心」をテーマに全国で開催される「日本博2.0」にも参画しています。

日本の伝統的民家の最高峰と位置付けられる日下部家住宅を舞台に、世界一流のパフォーミングアートを体験いただきたいと思います。大前光市のパフォーマンスを通して、日本の文化財の魅力を世界の多くの方々にお伝えできる機会にしたいと思います。

photo by Yoichi Ochiaiphoto by Yoichi Ochiai










photo by 蜷川実花photo by 蜷川実花


【大前光市プロフィール】

岐阜県出身。小学生の頃から新聞配達を10年以上続け、18歳から産経新聞奨学生として大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コースに通い卒業。卒業後にNoism04の最終オーディション直前に車に引かれ左足の膝下を切断するも、その後10年かけて様々なダンスや身体操作などを習得し国内外のコンクールにて賞を受賞しはじめる。2016年リオデジャネイロ・パラリンピック閉会式のソロ出演を機に一躍脚光を浴び、世界がガラリと変わる。第68回紅白歌合戦で平井堅と共演しそれをNHKスペシャルで特集され大きな反響を呼ぶ。東京2020オリンピック聖火ランナーにも選ばれ、東京2020パラリンピック開会式にもメインキャストとして出演。その年に自伝『ぼくらしく踊る』を学研プラスから出版。2023年には日本舞踊英御流の名取となり英御流光市を襲名する。


【落合陽一 プロフィール】

メディアアーティスト. 1987年生まれ. 東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学図書館情報メディア准教授、デジタルハリウッド大学特任教授。デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。近年の展示として「おさなごころを、きみに(東京都現代美術館, 2020)」、「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs (北九州, 2021)」、「Ars Electronica(オーストリア,2021)」、「Study:大阪関西国際芸術祭(大阪, 2022)」、「遍在する身体,交錯する時空間(日下部民藝館,2022)」など多数。また「落合陽一×日本フィルプロジェクト」の演出など、さまざまな分野とのコラボレーションも手かげる。

【開催概要】

・Koichi Omae Performance in Takayama  with Yoichi Ochiai

大前光市in高山2023―相互接続された世界―

日時:2023年10月8日(日)開場午後6時30分 開演午後7時 

会場:日下部民藝館

入場料:大人:7000円 高校生以下 5000円

出演:  大前光市   音楽、映像 落合陽一

主催:公益財団法人日下部民藝館

*令和5年度日本博2.0(補助型)(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)





助成 公益財団法人岐阜県教育文化財団 


【関連プログラム】


日下部民藝館令和5年度特別展 

落合陽一「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願」

会場: 日下部民藝館

会期: 2023年9月17日(日)―11月5日(日) 午前10時~午後4時

休館日: 毎週火曜

観覧料: 一般1500円 高大生1000円 小中学生500円(未就学児無料)

    30名様以上の団体割引 一般1200円、高大生800円 小中学生400円 

主催: 公益財団法人日下部民芸館

   

 *令和5年度日本博2.0(補助型)(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)






助成:高山市文化芸術活動支援事業(この事業は、高山市の支援(高山市文化芸術活動支援事業補助金)を受けて実施しています)

協賛:カリモク家具株式会社

機材提供/技術協力:株式会社セイビ堂 

木材提供 : 株式会社井上工務店

協力:仲田順英(総本山醍醐寺・執行 真言宗醍醐派総務部長)

企画協力 : 朝倉圭一、CHAIRMAKER TAKAYAMA JAPAN他



l  チケット入手方法(公演、展覧会前売り)

オンライン販売  https://kusakabe-mingeikan.rezio.shop/ja-JP 

オンライン販売は2023年8月1日から

電話でのご予約、または当日のご購入も可能です。

電話:0577-32-0072


参考資料:2019年 Koichi Omae Performance in Takayama から











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会社概要

公益財団法人日下部民芸館

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URL
https://www.kusakabe-mingeikan.com
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
岐阜県高山市大新町1-52
電話番号
0577-32-0072
代表者名
日下部勝
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年07月