「結ぶ言葉 ライトハイク」10月10日10時オープン 今治から俳(HAI)を世界に
オープン記念として10月は今年の本屋大賞受賞作 凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)とのコラボ企画を実施。原作よりいただく1フレーズに皆さんからの言葉を結び、一編の詩を完成させます。
メダカを見ていると
すこし優しくなれる
#laiku
ライトハイク(#laiku)とは・・・
季語や定型(5・7・5)等のルールはない自由詩。
上下語数を揃えた「二句一連(Parallel uni-verse)」の詩が、ライトハイクです。
詩を音から解放して、「俳(HAI)」を掲げ、会話形式で言葉を結ぶライトハイクは、
世界中の誰もが気軽に参加できる短詩系文芸です。
俳(HAI)とは・・・
「人の心をくすぐる何か(Something bright)」
一般社団法人ライトハイク協会(本部:東京都台東区 代表理事:八塚慎一郎)は、愛媛県今治市の有志企業5社よりご協賛をいただき、2023年10月10日10時10分に、世界の人たちと言葉を交わして一編の詩をつくる公募サイト「結ぶ言葉 ライトハイク」(https://lighthaiku.com)をオープンいたします。
公募サイトの最終審査選者は、林家たい平(一般社団法人ライトハイク協会 理事)
毎月3回、今治市民が選んだ優秀句10句の中より最優秀句1句は、弊会理事でもある、林家たい平が選びます。お題が出されて、明るく回答するライトハイクは「大喜利」に通じるものがあり、毎週笑点でその技を研磨されている師匠は最適な選者と言えます。(※お題ゲストをお迎えした場合はゲストご本人が選をされる場合があります)
今治から俳(HAI)を世界に
スマホが一人一台の時代となり、かつて連歌・俳諧でおこなわれた「座の文芸」が世界規模で簡単におこなえる環境が整いました。さらには自動翻訳機能の進化により、手の中で瞬時に多言語に変換できます。チャット・アプリやSNSで日々行われている短い言葉のやりとりの中から常に「詩」は生まれます。
例えば
楽しみで眠れなかった
というつぶやきが、誰かからされたとします。
ライトハイクは、これを上の句と見立てて、下の句を別の誰かが付けるという古来より日本で楽しまれてきた問答(会話)形式を用います。ただし、唯一のルールがあります。
それは、上の句と同じ文字数(アルファベットなど音素文字の外国語では単語数)にすること。
季語や定型(5・7・5)等のルールはない自由詩ですが、ただひとつだけ、上と下、音数ではなく語数を揃えるルールを用います。付け句の例として
楽しみで眠れなかった
枕元は羊で溢れている
となります。 AIではなく人間同士が言葉を交わして詠む形からは、明るさ、軽みが自然に生まれます。これが、ライトハイクの醍醐味である「俳(HAI)」すなわち明るい詩の手軽な表現手段となります。同時に、音からの解放は、多言語変換を容易にします。詩ですから正確な文法に則して訳す必要はありません。なんとなくでも、伝わればいいのです。
(英語訳: 上と下、6単語で揃えます)
Have been too excited to sleep
The bedroom is a sheep farm
この上下語数を揃えた「二句一連」の詩が、ライトハイクです。
このライトハイクの詩形を「Parallel uni-verse(パラレル・ユニヴァース)」と名付けました。パラレル・ユニヴァースとは、いわゆるパラレル・ワールドと同義であり、この言葉の中に、詩作の極意が隠されていたのです。 並行した似て非なる世界を構成するVERSE(詩句)をUNI(ひとつに)する。これが詩のいちばんシンプルな構造であり、この大発見が、短詩系文芸の新たな世界線を切り拓くと信じています。
オープン記念 凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社) コラボレーション企画
凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた凪良ゆうが紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
今年の本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』作者である凪良ゆうさんが担当編集者さんとの打ち合わせを通じて題材を探っていく中、今作の担当である「小説現代」編集長・河北壮平さんが今治のご出身ということもあり、物語の舞台を瀬戸内海の島にすることが決まりました。作中、今治の風景がとても印象的に描かれています。
今治から物語が始まる『汝、星のごとく』と同じく、ライトハイクも今治から始まります。今治が結んでくれた縁で、サイトオープン記念としてコラボ企画を実施します。
凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社) ✖️ ライトハイク
期間: 2023年10月10日(サイトオープン) 〜 2023年10月31日
企画概要: 『汝、星のごとく」の作中より1フレーズをいただき、
上の句(お題)として発表します。
お題発表:2023年10月10日(火曜日)10時10分(サイトオープン時間)
・公募サイト「結ぶ言葉 ライトハイク」 https://lighthaiku.com
・公式X https://twitter.com/lighthaiku
上の句に結ぶ、下の句をXで募集します。
(上の句と同じ文字数の作品に 投句名 と #laiku を付けてXにポストください)
詳細は、公募サイト「結ぶ言葉 ライトハイク」応募要項をご参照ください。
優秀句(10句)発表
2023年11月21日 公募サイト「結ぶ言葉 ライトハイク」にて
最優秀句(3句)発表
2023年12月15日 公募サイト「結ぶ言葉 ライトハイク」にて
最優秀句賞品(3名)
地元限定で販売されている、今治タオル「ふわり」(今治タオル工業組合)
今治と言えば、やっぱり「今治タオル」
愛媛県今治市は120年間タオルづくりの産地として、「安心・安全・高品質」なタオルを製造し、産地として揺るぎない地位を確立してきました。現在、今治タオル工業組合には、80 社の組合員が所属し、「5 秒ルール」など独自の品質基準をクリアした高品質な今治タオルを製造しています。
「ふわり JSoft painting」
このシリーズは心と自然をテーマにデザイン致しました。今治市を流れる蒼社川の「名水晒」によって育まれた肌合いの良いタオルで、やわらかなタオルに、日本画で描かれた親しみある生き物が、和モダンなテイストで遊行します。優しい印象の「ふわり」シリーズの中でも、淡い色彩と、日本画調のにじんだモチーフがよりその柔らかさと温かみを引き立てます。生地は薄手ですが、毛足が長いため軽く柔らかいのが特徴で、普段使いにもおすすめの商品です。また、やさしい使居心地と落ち着いた印象が、幅広い年齢層の方々へご好評いただいております。
今治市長 応援メッセージ
一般社団法人ライトハイク協会設立の趣旨に賛同し、心からエールを送ります。
ライトハイクが広まることで、詩が特別なものではなく、身近にあるものと感じられる新たな文化芸術の風が今治から吹くことを期待しています。
今治市長 徳永 繁樹
協賛 および 後援
「結ぶ言葉 ライトハイク」は以下の企業様よりご協賛をいただきオープンいたします。(50音順)
今治造船株式会社/今治タオル工業組合/株式会社しまなみ/第一印刷株式会社/株式会社母恵夢本舗
後援
角川「俳句」/ 川柳マガジン / 短歌研究社 / 滑稽俳句協会 / 川柳公論社 / ありがとうサービス / 今治市
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