早稲田大学ビジネススクールのチーム、日本ビジネススクール・ケース・コンペティションで優勝 文部科学大臣賞受賞
■日本ビジネススクール・ケース・コンペティション(JBCC)について
JBCCは、国内のビジネススクールを対象にした「MBAの甲子園」とも言われる大会です。与えられた課題から経営戦略を競うもので、14回目の今年は27校から152チーム、約700人がエントリー。予選、セミファイナル、グランドファイナルを経て優勝が決まりました。
■今年の課題と評価のポイントについて
課題は愛媛県の空港民営化を契機に、地方の鉄道会社(小売・ホテルの複合企業)が長期の経営戦略を策定する想定。経営企画室長の立場で戦略を社長に報告することが求められました。
WBSのチームはグランドファイナル進出者の中で唯一「空港コンセッション不参加」を提案しました。対象企業に労働力と資金面の制約があるなかで、成長事業を支えるヒトや金をどう捻出するかを考え抜き、大胆かつ実行可能性の高い変革を提案できたことが高く評価されたものです。
優勝チーム
▲優勝チーム 左から 平本信敬、青木達也、小野寺友基、佐々木夏瑞
今回の結果に関して、優勝チーム代表の平本信敬氏は次のようにコメントしています。
『JBCC2023において優勝し、文部科学大臣賞、地方創生賞、視聴者賞を頂き大変ありがたく思っております。3ヶ月間の大会を通じ、学内はもとより他大学のチームからも多くを学びました。日本が抱える難問に共に挑んだ全国のMBA生に心からの敬意を表し、御礼を申し上げます。
WBSとして悲願の初優勝を果たせたことはとても嬉しく思います。学生や先生方をはじめ多くの方に応援とお祝いの言葉をいただき、ラーニング・コミュニティの素晴らしさを実感しております。
育児や仕事に授業、さらに修士論文も佳境で時間が限られるなか、対象企業や地域の将来を粘り強く考え抜いたメンバーを誇りに思います。得た学びをそれぞれの持ち場で生かして参ります。
最後になりましたが、大会を運営された実行委員と審査員の皆様、そして実践的な学びをご支援いただいたすべての皆様に感謝を申し上げます。』
「日本ビジネススクール・ケース・コンペティション2023」概要 |
早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール、WBS)について
https://www.waseda.jp/fcom/wbs/
ビジネス社会において専門的能力と的確な判断力を備え、世界的視野で活躍できる高度専門職業人を育成するための国内屈指のMBAスクールです。MBAとファイナンス修士(専門職):Master of Science in Finance(MScF)の2つの学位プログラムがあります。
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