ジーニー・メイらが出演「I LEND MY VOICE - 私の声を与えよう」キャンペーンを実施
被害者の声に息を吹込み、人身取引根絶のためにサバイバーと共に立ち上がろう
何らかの強制的な手段で、搾取の目的で弱い立場にある人々を、別の国や場所に移動させることを「人身取引」と言います。
人身取引被害者やそのサバイバーにとって、自ら声を上げることは安全上の理由などから簡単ではありません。
IOMは、テレビ司会者兼プロデューサーとして活躍するジーニー・メイとパートナーを組み、著名人が彼らの声を代読することで、私たちは人身取引被害者が直面する過酷な経験に光を当て、共感を呼び、そして撲滅へ向けた一歩を促す「I LEND MY VOICE - 私の声を与えよう」キャンペーンを立ち上げました。
ベトナム系アメリカ人であるジーニー・メイの他、自らも「移住」と関係の深いバックグラウンドを持つ下記の著名人が参加しています。
中南米にルーツを持つ俳優のディエゴ・ティノコ
アフリカ系アメリカ人で女優のシャノーラ・ハンプトン
ガイアナ出身の父を持つイギリス人歌手のレオナ・ルイス
【被害者らしき人をみつけたら、警察などに連絡を】
本キャンペーンを通じ人身取引の実態や兆候について学び、もし身の回りで被害者らしき人を見つけることがあったら、被害者に目撃者にとっても安全な方法で警察などに連絡してください。
■I Lend My Voiceキャンペーンの英語ページからは、IOMへのご寄付も受け付けています。
■IOMの人身取引対策について詳しくはこちら
https://japan.iom.int/trafficking
【IOMについて】
IOM は国連システムの関連機関であり、人道的かつ秩序ある、すべての人々の利益となる移住の促進を主導する政府間機関です。「正規のルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に利益をもたらす」 という基本理念に基づき、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進、移住に関する調査研究などを通じて、移住にまつわる課題の解決に努めています。1981年に駐日事務所を開設。
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