呉市の老舗公衆浴場がリニューアル、赤ビルの湯12月26日オープン

広島県初のリノベーション銭湯誕生

　広島県呉市の有限会社赤ビル３C＆Spa（以下：当社）は、同社が営む赤ビル温泉を改装し、「赤ビルの湯」として2024年12月26日新規オープンいたします。今回のリニューアルは、広島県内で老舗銭湯の現代風のデザイン改修による再生取組みとして、初の事例となります。

　1971年築のビル外観と3階の入浴施設を、港町らしい呉の「赤レンガ」のコンセプトを残しつつ、銭湯にあまり馴染みのなかった若者や女性まで気軽に立ち寄れるような現代的デザインに刷新いたしました。また、近年人気のサウナの拡充、夜12時までの深夜営業、化粧コーナー新設、無料アメニティ設置など、魅力を高める工夫を取り入れています。日々の疲れをリセットして心と体を整え、明日への活力を養う銭湯の魅力を再発見してもらうことを目指します。

　当社代表取締役　小島真帆は「様々な社会活動がデジタル空間へ移行していく殺伐とした今の時代にこそ、銭湯のような伝統的な社交場の復活が必要ではないでしょうか。また、同ビルには、24時間インターネットカフェや宿泊施設、飲食店もあるので、総合レジャースポットとして楽しんで頂きたい」と申しております。

赤ビルの湯の浴室完成イメージ。港町呉らしい赤レンガをコンセプトにしている

リニューアル後のドライサウナ。国産ヒノキを採用

受付＆休憩室。サロンのような落ち着く空間を意識

すっきりと使いやすい脱衣所

セルフケアができる新設の化粧コーナー

銭湯入口。明るい雰囲気で誰でも入りやすいイメージを演出

赤ビル外観リフォーム後。港町の赤レンガビンテージビルをイメージ

【施設概要】

施設名称：赤ビルの湯（旧屋号：赤ビル温泉）

住所：広島県呉市中通2-4-5赤ビル3階

営業許可：一般公衆浴場

営業時間：朝9時～夜12時

定休日：毎月第3水曜日

URL　https://www.akabirunoyu.com/

温浴設備：主浴槽（浅湯、深湯、電気湯）、水風呂、ドライサウナ、水風呂、鉄板浴（※女湯のみ）、休憩スペース、化粧コーナー、トイレ、洗面台、脱衣室ロッカー、無料のシャンプー・リンス・ボディーソープ・ヘアドライヤ設置

その他店内サービス：受付、休憩ロビー、有料レンタルタオル、売店（オリジナルグッズ、各種入浴製品、飲料、氷菓子の販売）、無料Wifiサービスあり

料金：入浴料金　大人：480円　中人：200円　小人：100円

サウナ：平日:200円、土日祝ピーク期：300円

※お得な回数券販売、会員システムあり

※入れ墨入浴制限あり

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【会社概要】

会社名：有限会社赤ビル３C＆Spa

本店：広島県呉市中通2-4-5

設立：1951年2月

資本金：300万円

代表者：代表取締役　小島真帆

事業内容：公衆浴場、飲食業、宿泊業、不動産業

【協力パートナー一覧】

企画コンサルティング

小林経営企画事務所　代表　小林慎一

大阪府東大阪市新庄4丁目9番5号

温浴施設デザインおよび施工管理

株式会社ＳＷＩＴＣＨ　代表　谷川智明

広島県広島市中区南千田東町1-6 大段ビル203

外観デザインおよび監修

株式会社インターデザイン　代表取締役社長 小寺源太郎

大阪市中央区南本町2-2-2 旧明治屋南本町ビル405号

建物改修施工および管理

株式会社アイリフォーム　代表取締役社長　井本成一

広島県呉市山手１丁目１番３３号

【関係者略歴】

小島真帆（こじま　まほ）

広島県呉市生まれ。慶大理工学部卒。米国ノースウエスタン大学大学院工学修士卒。ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー・アンド・カンパニー等の勤務を経て、2022年6月より有限会社赤ビル3C&Spa代表取締役に就任。東京からリモート社長として経営再建に取り組んでいる。自社所有の「赤ビル」にて、１階はテナント賃貸、２階インターネットコミックカフェ、３階は銭湯、４階では、2023年12月に開業した潜水艦をテーマにしたコンセプトゲストハウス RED SUBMARINEを経営している。

中原知穂（なかはら　かずほ）

呉市生まれの呉市育ち。幼少期から呉の色々な銭湯に連れて行って貰っていた影響で生粋の銭湯好きに。中学時代は週に２日は銭湯通い、高校生の頃に旧：赤ビル温泉でアルバイトを始めそのまま就職。2024年12月より赤ビルの湯の番頭に就任。工業高校と情報系専門学校の知識と経験を銭湯勤務に活かして頑張る、呉の銭湯業界では若手の店長。趣味は休日の風呂＆サウナ、バイク、釣り、キャンプ、ゲームなど幅広い趣味を持つ。

【赤ビル温泉について】

呉市中通2丁目堺川の五月橋近くに戦前からあった銭湯「月見湯」を、戦後1951年に現代表の曾祖父が継承。その後、1971年に祖父が現在の「赤ビル」への建替えをきっかけに、屋号を「赤ビル温泉」へ変更した。2019年の西日本豪雨で呉市に大規模な断水が発生時には、呉市民のべ1万の入浴難民を受け入れた。

【RED SUBMARINEについて】

呉市の名物、潜水艦をコンセプトにした宿泊施設。まるで乗組員の１人として生活するような宿泊体験を提供することを目指し開業。施設内には、円筒形の内殻をイメージした天井や、露出配管、赤色灯、士官寝室風のドミトリーなど、潜水艦の気分を感じられるデザインや装飾を採用。週末は元乗組員による潜水艦談話会を開催。

【コミックバスターREDCOM呉赤ビル店について】

呉市内唯一の24時間営業インターネットコミックカフェ。最新の新聞・雑誌・コミック約3万冊が読み放題。寛げるプライベートBOXはもちろん、景色が見渡せるオープンカウンター席もおすすめ。ソフトドリンク、ソフトクリーム、各種ティー、本格ドリップコーヒー等の充実のフリードリンクを提供。利用者特典として３階「赤ビルの湯」が割引価格で購入可能。

【呉市について】

広島県の南西部、瀬戸内海のほぼ中央部に位置。天然の良港として知られており、古くは村上水軍、現在は海上自衛隊の重要拠点。戦前は東洋一の軍港とも呼ばれ、戦艦大和などが開発・建造された。2016年には「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ～日本近代化の躍動を体感できるまち～」として日本遺産に認定。市内には、海上自衛隊呉地方総監部第一庁舎や海上保安大学校煉瓦ホール、昭和町れんが倉庫群など、レンガの建造物が多く残されている。