INFINIDAT JAPAN合同会社 2024年 年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
振り返ってみますと、2023年は引き続きランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃による被害が頻繁に報告された1年だったと思います。日本の海運の要衝のひとつで港湾コンテナターミナルの管理システムがランサムウェア攻撃を受けて停止したことは記憶に新しいことだと思います。サイバー攻撃は、受けるか受けないかではなく、「いつ受けるか」「何度受けるか」という問題になっています。自社が攻撃を受けるということを前提に置いて、適切なテクノロジーやツールを使って、いかに被害をゼロに食い止めるか、いかに素早くビジネスを復旧させるか、という視点で対策を立てることが肝要です。
当社は昨年、サイバーストレージレジリエンスとリカバリを強化する検知機能を新たに提供開始しました。これはファイルの拡張子とヘッダーの整合性や、メタデータに加えてヘッダーやフルコンテンツを解析することで高精度の脅威検知を行います。
さらにハイブリッドクラウド環境の管理をより効率化するOSのアップデートなどを行ったほか、企業内データの集約性をより高めるために、さらに大容量(6PB)のオールフラッシュストレージソリューションを市場投入しました。三重冗長性やデータ保存場所の分散化など、当社のストレージが基本として持っているデータの可用性を支える特性はそのままに、レジリエンスをさらに強化しました。
取り出しやすくデータを保存し、外敵の攻撃から守り、万一の際にも喪失を防ぐエンタープライズストレージは、AIをはじめとする最新テクノロジー導入のためのゆりかごと言えるかもしれません。新たなテクノロジーの導入には予算がかかることもまた事実ですが、私の経験から申しますと、ストレージというものは多くの企業で事業部がばらばらに導入していることが多く、異なるシステムをメンテナンスしていくだけでも相当のITスタッフリソースとコストがかかっていることが多いです。これの統合を図るだけでも相当の予算が浮く可能性があることを示唆して、新年のご挨拶にしたいと思います。
大地震や飛行機事故が相次ぎ、不安な日々が続きますが、ストレージの最新技術と製品を通じて社会に貢献してまいりたいと考えております。
2024年が皆様にとって躍進の1年となりますことを心よりご祈念申し上げます。
本年もInfinidatをよろしくお願いいたします。
INFINIDAT JAPAN合同会社 社長 山田 秀樹
Infinidatについて
Infinidatは、エンタープライズのお客様やサービスプロバイダーに、データ駆動型の大規模ストレージを提供しています。Infinidatのソフトウェア・ディファインド・ストレージアーキテクチャは、マイクロ秒のレイテンシ、100%の可用性、サイバーストレージレジリエンスおよびスケーラビリティを、競合ストレージと比べ大幅にTCOを抑えて提供しています。エンタープライズのお客様向けに、プライマリストレージからセカンダリストレージまで、受賞歴のあるストレージ製品ポートフォリオを取り揃えています。イスラエルのヘルズリヤに本社を構え、米国本社はマサチューセッツ州ウォルサムにあります。詳細は www.infinidat.com をご参照ください。
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