【町として全国唯一】大津町が「Digi田(デジでん)甲子園2023」本戦出場!
インターネット投票は2月18日まで!「本当に」誰一人取り残さないデジタルデバイド対策で全国に
■大津町の取組内容
デジタルデバイド対策として、企業(ソフトバンク)と連携し、Maas型の車両と通信ネットワークを活用し、「本当に」どこにでも、だれでも、参加しやすいスマホ教室を開催しています。
車の定員が3人なので、3人参加できれば車が通れるところなら、どこでも開催することができます。講師は、4G通信を使ってオンラインで遠隔で説明。車にはドライバーと支援員が2人現地にいるので、突然の問い合わせや相談も対応することができます。
■2つのポイント!
このスマホ教室は1回1時間の講座で1日3回開催することができるので、短い期間で多くの回数を開催できます。
1・地域の高齢者のために地域で直接開催!
地域の人が聞きにくるのではなく、あらかじめ地域や関係機関と連携し、地区公民館の前などでピンポイントの開催を行います。「自分たちが行くより直接来てほしい」・・・そんな潜在的なニーズを把握して開催しています。
2・全国でも例を見ない障がい者に対するスマホ教室!
障がいのある人を対象にしたデジタルデバイド対策はあまり行われていません。身体障がいのある人や、一部、精神障がいのある人には開催されていましたが、大津町は知的に障がいのある人たちにも教室を開催しています。
施設に直接出向いて、支援者や当事者と相談しながら、講座内容や説明方法、空間環境の調整などを行い、開催しています。これは全国でも稀な取り組みです。
■取組の実績や効果
●スマホ教室の開催数・参加者数
【取組前(R3年)】2回開催(1回90分)36人参加(延べ)
【取組後(R4年)】831回開催(1回60分)539人参加(延べ)
●大津町LINE公式アカウントの登録者数
【取組前(R3年)】約2,000人
【取組後(R4年)】約7,000人(人口比:約14%増)
■大津町役場 総合政策課 担当者のコメント
DXを進めるためにスマートフォンは欠かせません。その使い方は興味がある人は、独学やスマホ教室などに参加し、自主的に学ばれるでしょうが、興味が無い人や情報弱者の人たちにはこの教室が開催されていることも伝わっていないかも知れません。「全ての人にデジタルの恩恵を受けてほしい」・・・。今までの経験を生かして考えたのがこの取り組みです。大きな取り組みでは無いのですが、こういった着実な取り組みが未来の地域をより良くしていくことにつながると考えています。
■ソフトバンク株式会社 コンシューマ事業統括 営業第二本部 第3営業統括部 今村 隼人統括部長のコメント
このたびは、「Digi田(デジでん)甲子園 2023」の本選出場おめでとうございます。
ソフトバンク株式会社は、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、「すべてのモノ、情報、心がつながる世の中を」目指し、社会課題の解決に取り組んでいます。
その一環として、大津町さまと共に「スマホなんでもサポート号」での移動型スマホ教室を開催しています。
私たちは「スマホを使いこなせない」という課題を解消することは、通信事業者としての責務であると考えており、スマホ教室はとても大事な取り組みだと位置付けています。
今後も、大津町の皆さまがデジタル化の恩恵を享受できる「誰一人として取り残さない」社会を実現できるよう、全力で取り組んでいきます。
■Digi田(デジでん)甲子園とは
地方公共団体、民間企業・団体などさまざまな主体がデジタルの力を活用して、地域課題の解決や地方創生に取り組む
事例を幅広く募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取り組みです。
※内閣官房のホームページはこちら▼
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/index.html#s1
■「Digi田(デジでん)甲子園2023」のインターネット投票は2月18日まで!
大津町の取り組みが分かる動画はこちらからご覧ください▼
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/honsen/2023/0020.html
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