地域×アートの1年の成果展「UNMANNED EXBIHITION」が開幕!

春待つ集落と芸術の晴れの舞台。UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川 年間プロジェクト成果展が開幕。静岡県島田市抜里地区を中心に。12組のアーティストが参加。

NPO法人クロスメディアしまだ

静岡県大井川流域にて2018年より実施してきた「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川」開催エリアにおいて、2024年度に通年にて実施をした「地域×アート」プロジェクトの成果発表展を開催する。アーティストが3つの異なる視点(「地域農業と芸術」「国際関係と芸術」「企業活動と芸術」)から地域と混ざり合うAIR事業(アーティスト・イン・レジデンスプログラム)を展開した。3月16日(日)まで開催。

NPO法人クロスメディアしまだ(静岡県島田市日之出町4-1-1F)は、静岡県島田市において2024年度に展開してきたアーティスト・イン・レジデンスプログラム成果発表展、「UNMANNED EXBIHITION」を2025年2月15日(土)に開幕させる。会期は3月16日(日)までの30日間となり、鑑賞は無料。

本取組は、2018年より実施してきた「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川」開催エリアにおいて、2024年度に実施した「地域×アート」プロジェクトの成果発表展。3つの異なる視点によるAIR事業を展開した。

「大井川国際アーティスト・イン・レジデンス」では、国際的に活躍する3組のアーティストが滞在。韓国人アーティストであるパク・ソイは地域住民との作品制作を行いながら空き家を人生の無限の可能性が広がる空間「Milk way」に変容。東日本大震災をきっかけに発砲スチロールを素材にした自作の家を担いで歩く村上慧は、同プロジェクトを2月13日~20日において川根本町~島田市において展開。終了後は家や日記を展示。

越智良江は島田市内小学生9人と演劇作品を創作。3月16日に公演発表。

「地域におけるアートプロジェクトの推進によるアートと経済社会の好循環構築に係る実証事業(経済産業省)」では、木村健世、TAKAGIKAORUの2名のアーティストがそれぞれ市内2企業(酒造場と茶製造業)をリサーチした作品を展開。企業価値の向上につながる新たな提案を作品を通して実施する。

「半農半アーティスト・イン・レジデンス」では、公募により選定した日本に加えメキシコ、ポルトガルよりアーティストが滞在し、茶業に携わりながら独自の視点で作品制作を行った。都市と農村の対比、耕作放棄地を活用した「染め」を軸としたインスタレーションが展開。

また、「ぼいんぼいん山ART TRAIL」プロジェクトは、島田市川根町抜里地区の通称「ぼいんぼいん山」(寺山)のハイキングルートを集落住民が、ルートへの作品設置をアーティストが協働で行ったプロジェクト。年間を通して多くのハイカーが訪れるルート作りを行った。

集落の日常にアーティストが媒介し、ともに創作に汗を流し、アーティストと住民が互いを理解することで、集落は内発的に変化をしている。今後は、さらに濃度と深度を深めた新たな地域芸術祭の在り方を模索していく。


<大井川国際アーティスト・イン・レジデンス>

「移住を生活するin能登」2020年映像(15分45秒)撮影:Can Tamura

村上慧「移住を生活するin島田」

東日本大震災をきっかけに発砲スチロールを素材にした自作の家を担いで歩く村上慧は、同プロジェクトを2月13日~20日において川根本町~島田市において展開。終了後は家や日記を展示。

パク・ソイ

パク・ソイ「MilkWay:(波)」

韓国人アーティストであるパク・ソイは島田市に約1か月間の滞在制作を実施。地域住民との作品制作を行い、空き家空間を人生の無限の可能性が広がる空間「Milk way」に変容。


<地域におけるアートプロジェクトの推進によるアートと経済社会の好循環構築に係る実証事業(経済産業省)>

木村健世

木村健世「醸される酒/醸される人とまち」(協働パートナー:㈱大村屋酒造場

島田市内の居酒屋や酒店を取材し、㈱大村屋酒造場の酒にまつわる個人の記憶を収集し、文庫目録にまとめる。島田市唯一の酒蔵の日本酒が個人の人生にどのようによりそってきたかを可視化させる。

※飲食店や酒屋での回遊型作品。3月上旬公開予定

茶ノ木もぐり@抜里

TAKAGIKAORU「茶ノ木もぐりに招待します」(協働パートナー:杉本製茶㈱)

杉本製茶㈱へのリサーチにより、社員や地域の方々と対話をする空間(茶ノ木もぐり」を制作。そこで生まれる様々な化学反応を元に企業価値の向上につながる提案を実施。

※「茶ノ木もぐり@抜里」は常時公開

※「茶ノもぐり@金谷」は杉本製茶㈱敷地内にて公開制作(2月17日~)


<半農半アーティスト・イン・レジデンス>

Peixz(ぺーイシ)

Peixz「茶畑で泳ぐ」

川根町抜里での滞在を通じ、茶畑の波のような風景と川の音に触れ、地域とお茶の深いつながりを感じた。大井川の恵みと水の生命力をテーマにした作品。Peixzは魚の意味。

柏原瑚子

柏原瑚子「耕作放棄地茶葉を活用した「染め」を軸とした実験的インスタレーション」

耕作放棄地の茶樹による草木染めの布で言葉の交換を表現したインスタレーション制作に取り組む。


<ぼいんぼいん山ART TRAIL&パーマネントプロジェクト>

小山真徳「てのひら」
東弘一郎「茶畑のサイクリスト」
さとうりさ「本人」
西田秀巳「境界のあそび場Ⅳ/音の要塞」

[開催概要]

・タイトル:UNMANNED EXBIHITION(UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川年間プロジェクト成果展2024年度)

・会  期:2025年2月15日(土)~3月16日(日)30日間

・鑑賞時間:10:00~16:00(月・火休:屋内作品及びインフォメーションセンター)鑑賞無料

・会  場:島田市川根町抜里エリア及び島田市

・インフォメーション:「ゲストハウスヌクリハウス」(静岡県島田市川根町抜里930)

・公式URL:https://unmanned.jp

・参加作家:東弘一郎、越智良江、柏原瑚子、形狩りの衆、木村健世、小山真徳、さとうりさ、TAKAGIKAORU、パク・ソイ、西田秀己、村上慧、Peixz(マリアナ・クレメンテ、レネ・アバロア)

主催:NPO法人クロスメディアしまだ(静岡県島田市日之出町4-1-1F「C-BASE」内)

助成:静岡県「文化芸術による地域振興事業」、島田市「アートによる地域づくり推進事業」、経済産業省「地域におけるアートプロジェクトの推進によるアートと経済社会の好循環に係る実証事業」

[会期中のイベント](一部)

・2月22日(土)、3月8日(土):公式ガイドツアー

・2月23日(日):TAKAGIKAORUによる「茶ノ木もぐりに招待します」

・3月8日(土):木村健世による大村屋さんの日本酒探訪ツアー

・3月16日(日):越智良江と小学生9人による演劇公演「マイ・タウン マイ・デイ」

「マイ・タウン マイ・デイ」公演チラシ

越智良江による「マイ・タウン マイ・デイ」

島田市内小学生9名による演劇公演。

・日時:3月16日(日)11時~/14時30分~ 2回公演

・会場:抜里総合グラウンド場

・チケット:一般500円(高校生以下無料)

(申込は公式サイトより)

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会社概要

NPO法人クロスメディアしまだ

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URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
静岡県島田市旗指 74-1
電話番号
0547-39-3666
代表者名
大石歩真
上場
未上場
資本金
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設立
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