保育園チェーン運営の株式会社タスク・フォースは、男性保育士がより働きやすい環境を整備するため「タスク パタニティ」を導入
保育業界全体で増えつつある「男性保育士」のキャリアを応援する第一歩として、「追加有給付与&最大4分割取得可能」な育児休暇制度を整備しました。
保育施設の運営やベビーシッター事業を行う株式会社タスク・フォース(代表取締役社長:早瀬京鋳、本社::大阪府大阪市)(以下、タスク・フォース)は、男性保育士の割合が増えつつある保育業界において、男性保育士、ひいてはすべての保育士が生涯を通じてキャリアを構築しやすい環境を整えるため、このたび、新たな「育児休暇制度(通称:タスク パタニティ)」を導入しました。
※「パタニティ(paternity)」とは、男性向けの育児休暇制度もさす言葉。
■新制度を導入した背景
いまだジェンダー格差が大きく、保育士全体の96%を女性が占めている保育業界。男性保育士が占める割合は、2023年度時点でわずか4%に過ぎませんが、2010年の2.15%、2000年の1.29%という数字と比較すると、着実に増えていると言えます*。
タスク・フォースの運営する保育園における男性保育士の登用数は、5年前の2019年と比べ、2024年現在、2.5倍となっており、男性保育士の活躍が顕著になっています。また業界全体でも、「男性保護者とのコミュニケーションが円滑になる」「体力を活かすなど、男性保育士ならではの保育活動が可能になる」などの理由から、男性保育士を必要としている施設は25.6%あるとの調査データも発表されています**。
タスク・フォースでは、こうした保育業界全体の変化を踏まえ、男性保育士の生涯を通じたキャリア構築を応援する第一歩として「育児休暇制度(通称:タスク パタニティ)」を導入することにいたしました。今後も制度の改善し続けることで、性別を問わずすべての保育士が、自身の育児中も順調にキャリアを継続できる職場環境を全園で実現してまいります。
*厚生労働省による調査
*社会福祉法人日本保育協会による調査
■新制度のポイント
このたび導入した「育児休暇制度(通称:タスク パタニティ)」には次の3つのポイントがあります。いずれも、法定の育児休暇や、2022年の育児・介護休業法の改正で新たに導入された「産後パパ育休」と併用することで、家庭環境に合わせてより柔軟に育児に関わることができるよう盛り込んだポイントです。
性別を問わず、すべての保育士が真に働き続けやすい環境を実現するには、まだまだ改善・追加すべきポイントがあることは認識しておりますが、この小さな一歩が保育業界全体の「キャリアと家庭生活の両立」に資することを願っています。
ポイント❶:取得可能期間は出生予定日~満1歳になるまで
誕生から1年を迎えるまでの育児の超初期に、父親が育児(抱っこ、おむつ替え、沐浴、授乳など)を行うことは親としての自覚を芽生えさせる上で非常に重要な期間です。子どもが誕生した夫婦にとっては、役割分担を構築する期間でもあり、密なコミュニケーションをとれる環境が必要とされます。この時期に親子・夫婦の間で良好な関係が築かれることが、その後、キャリアとプライベートの両面にポジティブな影響を及ぼします。そのため、本制度ではまず子どもが1歳を迎えるまでの育児の超初期にフォーカスしました。
ポイント❷:連続5日間、追加有給付与可能
2022年の育児・介護休業法の改正で新たに導入された「産後パパ育休」では、雇用保険から育児休業給付金が支給されますが、本制度では、これに加えて連続5日間の有給取得が可能になります。「もっと育休を取って育児に取り組みたいが、収入減が気になり休めない」「収入が減るから働いて欲しいと妻から要望されてしまう」という男性保育士の声を反映し、少しでも育児中の収入減を回避できるよう設計しています。
ポイント❸:最大4分割まで取得可能
法定の「産後パパ育休」も2回まで分割取得可能ですが、誕生から1歳になるまでの期間は、里帰り出産に伴う移動、母親の体調の不安定、頻繁にある予防接種や検診のための病院が通いなど、休暇を取得する事由が頻繁に起こります。できるだけ細かく分割して取得可能とすることで、慣れない超初期の育児に柔軟に対応できる仕組みにしました。
法令との比較図①
法令との比較図②
■想定している活用方法
▶️制度の利用を予定している男性保育士のコメント
妻が第一子を里帰り出産したので、約5か月間は、関東にある妻の実家と大阪を行ったり来たりなのですが、子どもや家庭のことに割ける時間を作れるようになると思います。
仕事の調整がしやすくなることで、夜中の子どものケアも率先してやれるようになりますし、夫婦の体調に気を遣う時間も取りやすくなる考えています。
10月には、妻と子どもが大阪に戻ってくるので、そのタイミングで、この制度を活用する予定です。4分割取得が可能なため、子ども関連の大事なイベントや家族行事などのタイミングも逃さずに済みます。プライベートも充実し、よいメリハリが生まれれそうです。社会では、育児休暇を取得しようとする男性へのパタハラ(パタニティハラスメント)が問題視されていますが、取得が一部義務化されているなど、会社として後押ししてくれていると感じられ、不安なく取得できそうです。
全社員のやりがいと働きやすさを追求し、弊社の人事理念である「一生涯、保育に携われる」を実現することで、子どもの安全管理や保育従事者の職場環境など、保育業界を取り巻く様々な問題の解決に努めて参ります。
■タスク・フォースグループについて
株式会社タスク・フォース及びグループ会社の株式会社タスク・フォース ミテラは、サービスメーカーとしてオリジナルサービスを生み出す5つの事業を展開しています。タスク・フォースは、直営認可外保育事業(企業主導型等)を中心とした「都市型保育園ポポラー」、派遣型子育て支援事業の「ベビーシッターサービスのラビットクラブ」、法人向けコンサルティング事業を、株式会社タスク・フォース ミテラは直営認可保育事業の「認可保育園ポポラー」、企業・事業所内保育所の受託事業「事業所内保育所プロペラ」を運営しています。社会が必要としている子育てのカタチを追求し、総合子育て支援サービスのパイオニアとして新たな取り組みに挑戦し続けています。
≪公式SNS≫
Instagram:https://www.instagram.com/rabi__popo/?igsh=ZTJkcHk4b2dzaG85&utm_source=qr
Youtube:https://www.youtube.com/@rabi__popo
Tiktok:https://www.tiktok.com/@rabi__popo?_t=8j6IMikchFK&_r=1
【株式会社タスク・フォース 会社概要】
設 立 :1989年3月17日(保育サービス事業開始:1990年3月)
資本金 :9,000万円
代表取締役社長 :早瀬 京鋳(はやせ けいじゅ)
本社所在地 :〒530-0003大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル9F
事業内容 :
・ベビーシッター事業「ベビーシッターサービスの ラビットクラブ」
・直営保育施設「都市型保育園ポポラー」
・事業所内・院内保育施設「プロペラ」の委託運営業務・スタッフの派遣
・保育施設の企画・開業指導・経営指導
ホームページ :https://www.taskforce-pr.co.jp/
【株式会社タスク・フォース ミテラ 会社概要】
設 立 :2018年2月26日
資本金 :2,000万円
代表取締役社長 :早瀬 京鋳(はやせ けいじゅ)
本社所在地 :〒530-0003大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル9F
事業内容 :
・委託型保育施設運営事業「都市型保育園ポポラー」(認可、行政指定)
・事業所内・院内保育施設「プロペラ」の委託運営業務・スタッフの派遣
ホームページ :https://taskforce-mitera.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像